
お疲れ様です。(疲れていない方はすみません。)
11/27に行われた東北660選手権 特別戦SUGO改めてお疲れ様でした。
軽自動車関係のレースは過去に仙台ハイランド軽耐久、リンクサーキットのNK8、東北660選手権併催の模擬レースでクラス優勝などでしたが、この度ようやく東北660選手権に出場する事ができました。
51台出走、5クラス3位で初出場初表彰台、今の仕様になって初のSUGOで2分0秒7というなかなかのスタートを切ることができました。
皆さんのおかげです本当にありがとうございます。
で、今回書きたいのは
「660出るにあたっていくらお金かかったの?」
です。
出ようかな〜と思ってる人や、自分の振り返り的な意味で書いてみようと思います。
まず前提として自分のアルトHA25Sは既にジムカーナや走行会など基本的なスポーツ走行はできるようになっている状態から660仕様にチェンジしたので、ゼロからのスタートではありません。ご了承ください。
あとは東北660選手権のレギュレーションに合わせた人間側の装備など。
今回はわかりやすいドライバー側の装備から。車は次回以降の記事で。
↑東北660選手権のレギュレーション
難燃素材のレーシングスーツ、ドライビングスーツが必要です(※FIA規格は問いません)。俗にNOMEXとか言われてるものですね。
レーシングスーツはすでに持っていたのですが、カート用なので660のレギュレーションには合致しないのでNGです。
↑抱っこされている筆者。カート用スーツです。
カート用のレーシングスーツなら3万4万ほどで買えますが、NOMEXの4輪用となるとなかなかお高くなります。
自分が買ったのはこちら。アルパインスターズの物です。FIA8856-2018規格のもの。
使う写真がこれかよ!(?)
お値段約8万円。数年前はNOMEXとなると普通に10万オーバー、めっちゃ高くて手が出ない物でした。東北660選手権になかなか出れなかった理由のひとつです。
今なら入門モデルで5万6万、アウトレット品などうまくタイミング合わせて買えば安く済ませることができます。あとヤフオクなんかも覗いてみるといいですよ。

↑NOMEXならこうなっても大丈夫!?
有名なラーマン山田の人体実験ですが、まぁこうなる事はないんでしょうけど、燃えにくい素材でできているのでもしもの事があっても守ってくれます。
自分のはこんな感じ。161cm体重46キロほどの細身なのでサイズは44。受注生産になっちゃって届くまでけっこうかかっちゃいました。
で、あとはレーシンググローブやシューズなども必要になりますが、これらはNOMEXである必要はないのでカート用でもレギュレーション上は問題ありません。自分はレーシンググローブとシューズはもう持っているのでノーカン。
カート用ならシューズが2万半ば、グローブが1万切りますね。
↑自分の使用しているものです。
できればNOMEXの物を使用する事をオススメしますが、ここはあなたにお任せします。お財布事情、将来JAF戦に出たいとかね。(あとインナーとかフェイスマスクとかも。)
あと今回660に出るにあたって買ったのが4輪用ヘルメットGP-6Sとhans、及びhansアンカーです。
↑左:Arai GP-6S (FM-Vのミラーシールドのバイザーに変えてます。ライトスモークベースのグリーン)
右:バイク用HJC CL-ST(こちらもミラーシールドに変更)
今までずっと1万くらいのバイク用ヘルメットを使っていたのですが、レースに出るならhansが欲しいなということで急遽購入しました。"10年"東北660選手権というイベントに関わってきて、色んなクラッシュを見てきました。hansあったから助かったんだろうなぁという事例が多々あったので。
自分の出場した5クラスは義務化されていませんが、使用を推奨したいです。(※フルフェイスではなくジェットヘルメットを使用する場合は必ずhans着用が義務になります)
もちろんあなたのお財布事情とご相談だと思いますがこれはさっきと同文。あとバイザー変えようとするとこれも正規品だと1万こえますのでオシャレしたい方向け…w
もっと安いヘルメットもありますのでお金ないよー!という方は探してみてください。とりあえずhansは手が出ないからヘルメットだけ!レース出れれば…!という方、もっと安く済まそうと思えば1万2万くらいで済みます。心配なさらず。
hansⅢ (20°Mサイズ)です
幸い、ヘルメット・hans・hansアンカー3つを知り合いから購入したのでちょっとだけお安く済みました。自分の場合は3つ合計10万7000円。
スーツとヘルメット関係だけで合計約19万!?てなりますよね…w(バイザーは別)
手が出ない気持ちは非常によくわかります。でもあなたの命を守る物です。高いのは仕方ないよと言えばそれまでですが、あなたと、一緒にレースをするみんなも守るものでもあるのです。
何かが起こってはレースをするみんな、友達、お店、主催者、サーキット側etc色んなところに影響がでてしまいます。
てな感じでまずは装備編でした!次回をお楽しみに!
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2022/12/07 19:04:02