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新型車のスクープ記事と言えばマガジンＸ誌を思い浮かべますが、
老舗自動車雑誌の43年前（自分の生まれた年ｗ）のスクープ記事の一部を紹介します。






見出し文字のデザインが時代を感じますねぇ…（＾＾；）



発売目前だった日産チェリーのテスト走行ですね。
既にX-1の名称が付いてるのと関係者の証言記事とか見ると、何か宣伝を兼ねたヤラセのスクープ記事（この当時は許された？）だと思ってしまうのは自分だけでしょうか？

仕事でヨタハチことトヨタスポーツ800に試乗？しましたが、自分の今までの想像（ヨタハチに乗るのは初めて）を超える軽快な走りに驚いてしまいました…

エンジンは現在の水準では頼りない？スペック（空冷水平対向２気筒790cc、45馬力）ですが車両重量は580㎏（ちなみにベース車のパブリカが620㎏、当時のライバル車のホンダS600は715㎏、ビートは760㎏）と超軽量。燃費もメーカー公表値でリッターあたり31㌔（！）と経済的にも優れてるのが特徴です。

おいらの体格だと少々狭い（苦笑）車内に乗り込むと、細身のステアリングと超ショートなフロアシフト（４速でローギア以外はシンクロだけどダブルクラッチは必需です…）のヤレ具合が40数年もの月日を物語ってる様に思えて（←良い意味で…）何とも感慨深い気持ちになってしまいます…

いざ走り出すと、独特なエンジン音を発しながらもぐいぐい加速して行くフィーリングに「凄い！」と思わず叫んでしまいました…普通のクルマでは当たり前の事なのに特別な「軽快感」という付加価値（なのか？）が加わるとクルマが面白く感じる「愉しみ」を40数年前にこの小さいスポーツカーは創世してたのですなぁ…

今回ヨタハチに乗った事で、「スポーツカーの軽快感」は、単に軽さやパワーで決まる訳では無くて「軽さやパワーのバランス」が重要なのが良く理解出来たと思う。それと同時にトヨタ製スポーツカーの呪縛は2000GTではなくてヨタハチが起因してるのに気付いたりして…（＾＾；）