
予告編の通り、土曜日に茨城・千葉へ行ってきたのですが、やっと写真を整理して茨城編(と言ってもサーキットの狼ミュージアムだけ)をアップします(^^;
そんな訳で、土曜日 前から行きたかった「サーキットの狼ミュージアム」へ行ってきました。 この漫画は小学生の頃に一生懸命お小遣いをためて(笑)買って一生懸命読んだもんです・・・
朝寝坊して 9:30 に自宅を出発。 首都高は案の定大渋滞でしたが、京葉道路より先はスイスイきて、11:30に博物館到着♪
中に入る前にまずは記念撮影(^^;
中に入ると、まずは風吹裕矢仕様のロータス・ヨーロッパSPがお出迎え。
沖田のフェラーリ・ディノ と 早瀬左近のポルシェ・カレラRSと並んでるとこが「分かってらっしゃる」って感じで(^^
そして、飛鳥ミノルが乗っていた ランボルギーニ・ミウラ! ん~やっぱりカッコイイですね♪
カウンタック・ミウラ・フェラーリ512BBi(と何故かその隣にはロータスF1 107C(ジョニー・ハーバート仕様)も)が並ぶ景色は夢のようです♪
ちなみにこの博物館、展示車両の周りには柵がありません♪
なので近づいてじっくり観察できます。 逆にカメラとか腕時計とかクルマにぶつけてしまわないか、こっちが気を使います(^^;
・・・とここで、いきなり博物館の方から声をかけられ。
「512BBの運転席、座って良いですよ♪」
との嬉しいお言葉! 気が付けば館内の観客は自分ひとり。
「い、い、い、いいんですかぁっ!?」 ・・と思わず声も上ずってしまい(^^;
座ってみると「狭い・・・」自分の背丈だと天井ギリギリな感じ。
でも、ほとばしる「只者ではない感」が昔のスーパーカー少年だった頃の気持ちを高ぶらせてくれます。
じっくり堪能し、お礼を述べると
「ミウラも乗っていいですよ(^^」
と!(感激)
緊張のあまり引きつる顔を一生懸命ほぐし、いそいそと運転席に収まり。
・・・そういえば小学生の頃、近所のスーパーのイベントでミウラに座らせてもらった(店でスーパーカーグッズを買うと座らせてもらえました)記憶が甦り。
あのとき無茶苦茶大きいクルマだと思っていたミウラも、こうやって再び座るとかなりタイトな設計なんですね・・・でもサイズ的には現行ジュリエッタとたいして変わらないんですよね。
やっぱり、自分はフェラーリよりランボの方がなんとなく「しっくり」来ます。
再びお礼を述べ、よくお顔をみたら博物館のオーナーさん(=このコレクション車両全部のオーナーさん)でした(驚)
で、「おたくのアルファ壊れない?」と言われ(^^;
なんでもオーナーさんはアルファが好きなんだそうで、155、159と乗り継いだんだけど セレスピードがよく壊れるので耐えられず、今はアウディA4にしたんだとか。
「現行ジュリエッタも興味あるんだけど、A4買ったばかりなんでね」
なんて仰ってました。
少しお話したのですが、やはりクルマが好きでしょうがないんだとか。
写真のアルファ1750(レース仕様)もかなり手を入れてレストアしたものの、やはりサーキットで走らせるのは難しいとの事。
この博物館のクルマの殆どはナンバー付きで公道走行可能な状態に整備されてるそうで。 筑波サーキット借り切って走行会やったけど、博物館からサーキットまで自走で行ったとか。
オーナーさんのお兄さんはベンツ派、その息子さんはBMW派、オーナーさんの息子さんはロータス派とポルシェ派と分かれてるんだなんて話も(笑)
で、そのお兄さんの所有物と言う ベンツSLS AMGも座っていいですよと言われ、座らせてもらいました(^^; (後姿がオーナーさんです)
4桁万円のクルマなんて初めて座るに等しいので、無茶苦茶緊張しました(^^;
他に館内にはこんなレースカーが・・・日産R382です。
日本車で初めてポルシェをぶち抜いたクルマだと仰ってました。
バラバラの部品状態だったものを組み上げ、足りない部品をワンオフで作成し、当時の設計スタッフ協力を得ながら1週間くらい前に完成したそうです。
外板は当時ぶつけた状態のまま、直さずレストアしたそうで。
あとはこーんなクルマが飾ってありました(^^
ランチア・ストラトス、本物です。 隣にはストラトス レプリカが並べてありました。
まだまだ紹介したいクルマもあるのですが(トヨタ2000GTとかフェラーリ308GTBとか)ちょっと割愛して、いくつか写真を。
デ・トマソ・パンテーラはやはりケツのデザインがカッコイイ♪
何でも先の震災で天井が落ちてきてパンテーラの屋根を直撃・・・で、パンテーラを買い替えたなんて話も(^^; 凡人には理解できないスケール感の話でした。
あとは展示車両の色々なトリビアを教えて貰ったりしてました。
ミウラとカウンタックの給油口はどこにあるか? とか
フェラーリ・ディノに唯一 跳馬が描かれている場所はどこか? とか・・・
でも一番面白かったのは下のクルマ、マセラティ・カムジン。
これ、ガンディーニのデザインなんですね・・・初めて実車見ました(^^;;
問題はスペアタイヤはどこに収納されているか? でした。
正解はエンジンの下。 写真のように、アンダーグリル部を開けるとテンパータイヤが引っ張り出せる構造になってました。 これは流石に知らない・・・
・・・とまぁ、小さな博物館なので1時間もいれば十分と思っていたら2時間半も居ました(笑)
客が少なかったので、スタッフが色々相手してくれたのもありますが。
やはり4年半前のオープン時に比べたら、全然人が来ないそうです。
自分がいた2時間半の間にきた客も4人でしたし・・・
聞けば運営スタッフは基本ボランティアの方で成り立ってるらしく、運よくスタッフの人数がいるときは展示車両を外に出して、敷地内の試走路を同乗走行なんてこともあるそうです。
いや、しかし・・・濃すぎました(^^; 思わず息切れ。
ここは近いうちに再訪したいと思っています。
博物館は駐車場が広いので、オフ会とかにも使えそうです。
茨城編はこれにて終了。 千葉(成田)編は後日書きます(^^;
長々とお付き合いいただき、有難うございました♪