
小学生の娘が「レジが欲しい」と言っています。
オモチャじゃなくて本物の「レジスター」です。
オモチャのレジなら数年前に買ってやったことがあります。
僕らの時代と違って良くできていて、ちゃんと計算もできるし、バーコードスキャナーも付いていて電子音と共に金額が表示されたりします。
でも、
・本物は数字だけではなく、他にもボタンが沢山付いている。
・レシートが印刷できる。
・表示される数字自体が光ってとてもハッキリ見える。
などなど、本物が本物たる所以を彼女なりに主張しております。
子供に本物のレジ。
普通ならば一笑に付すところですが、僕には彼女の気持ちがわからないでもありません。
幼稚園の頃、僕は電車が好きでした。
でも同年代の子がよく遊んでいた「プラレール」を、僕は決して欲しいとは思いませんでした。
プラレール特有の青いレール。本物とは全然違うこのレールを見て、
「なんとオモチャっぽいのだろう。」
と幼稚園児のくせに、幼い心にずっと思ってました。
まったく、かわいげのないガキでごわす。
それから数年たった、たしか小学5年生くらいの頃だったでしょうか。
世にNゲージなるものがあることを知りました。
枕木に乗った金属レール、精巧な造りの車両。
もちろんとても高価で買うことは出来ませんでしたが、自分が小さい頃に求めていたものが確かに世に存在していたことに感激し、欲しくてたまらなかった記憶があります。
レジって何十万円もするものだと思ってましたが、実は簡単な物だと1万5千円くらいからあります。
娘と話しているうちに最近は僕もなんだか興味が出てきて、カシオやらTECやらのホームページを見て楽しんでいます。家にレジがあるのも、何やらおもしろいかもしれません。
やばい。
ピンチ。
なんと危険な発想でしょう。
冷静に考えれば無駄遣いそのものなのに。中学生になって娘がまだレジごっこしてるワケがないのに。
誰か僕のアホな衝動を止めて下さい。
今なら間に合う皆様お願い助けてプリーズ。
Posted at 2009/11/16 21:02:16 | |
趣味 | 日記