一部の方だけにお届けする(笑)、1ヶ月ぶり、「灯り」四方山話の続きです。
今回は工事なしで手軽にできる灯りを。
ではさっそく。
照明のカタログには「色温度」という言葉が出てきます。
単位はK(ケルビン)といい、小難しいハナシは抜きにして、数値の小さい方が白熱球のような黄色い光、大きい方が蛍光灯のような白い光だと思ってもらえれば結構です。
普通電球でだいたい2800K、一般的な蛍光灯で5000Kくらいかな。
勉強や仕事など、作業メインの場所には色温度の高いもの、リラックス感を求めるリビングなどには低いものを選ぶのが基本。
最近は電球色の蛍光灯がありますから、手始めにリビングのランプをこれに替えてみる。
暗く感じますが、リラックス感は上がるはず。
次にフロアライトか、スタンドを足してみる。テーブルの上に小さなスタンドを置いてみる。
シーンによってはシーリングを消して、周りの灯りだけにしたりして。
「Happy Birthday」を歌う時は蝋燭だけにするでしょう。そんな感じ。
灯りの高低差がもたらす暖かい雰囲気を感じて頂けます。
子供達が寝た後、ソファでゆっくりお酒を飲みながら、スタンドの光でお気に入りの小説の続きを読む。
おおー、オトナの週末だ・・・。
なかなか日常で「シーンに合わせて灯りを変える」ってのはやりませんが、このように補助照明器具があれば簡単に出来てしまいます。見慣れた部屋の雰囲気も手軽に変えられますよ。
さらに物陰にフロアライト(床置き)を置いてみる。光源が直接目に入りません。イッツ、ムーディー!
ただし熱を持つ器具も多いので、設置場所は取説に従って決めて下さい。
ここでは色温度は高くても低くてもOK。フロア間接照明の白い光ってのはカッコイイですよ。都会的な感じが出ます。アーバンライフ24時(意味不明)。
間接照明に味をしめたら、スポットスタンドあたりを、壁を照らす目的で置くのもいいですね。
壁を照らす灯り。ダウンライトにその名を持ったものがあり、本来はもう少し広い範囲で壁を照らす手法を指しますが、「ウォールウォッシャー」といいます。
壁を光で洗う、なんて美しい言葉だと思いませんか? また私だけ・・・かな?
明るすぎる光に慣れてしまった私たちの生活。
今こそ「陰翳」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Posted at 2006/05/16 23:18:42 | |
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