
先日、家の電球が切れていましたので、近所の家電量販店に向かいました。
店に着いてみると、なんとほとんど商品がない。
一瞬たじろぎましたが、どうやら売り尽くしセールをやっている様子。
よく名ばかりの店じまいセールがありますが、ここのは本気で展示品・在庫品を売り尽くす気でいるようで、朝からでほとんど商品がなくなってしまっているようです。
そんな中、ふと見ると、ブルーレイレコーダーがいくつか残ってました。
去年から欲しい欲しいとは思ってましたが、なんせ高いものですから、情報は仕入れるものの結局本気で買いに出掛けたことがないままになっていました。
我が家のテレビは1年半ほど前に買ったソニー製です。
もういろいろ覚えるのがメンドクサイ年頃になっていますので、ブルーレイを買うなら操作の似通った同じメーカーのものがいいとは思っていました。
そこにあった唯一のソニー製は、X-95というモデル。
同社は昨秋ごろラインアップを一新しましたが、このX-95、夏まではほぼフラッグシップモデルで、量販店価格で
20万近い値が付いていたスゴイやつです。普及品にはないソニー自慢の高画質回路を内蔵。憧れの逸品。
それが値札を見ると、展示品とはいえ85000円。
安い。
いや85000円という値段そのものは決して安くはありませんが、この値段だと今のラインアップでは下から2番目くらいのしか買えません。
一瞬心が躍りましたが、でも85000円は85000円。
一万円札が8枚と5千円札が要ることには変わりはないのです。
だいたい、僕はそもそも電球を買いに来たのです。
「う~ん。」と迷っていると、店員さんが静かに寄ってきて、頼みもしないのに
「最後だから80000円でいいですよ。」
などと、いらんことを言う。
テレビなら、展示品は朝から晩まで点けっぱなしだから、ある意味中古よりタチが悪いですが、レコーダーなんて展示品で十分。小キズなんかどーでもいいですし、もともとデザインは旧モデルの方が好きでしたし。
それで4ヶ月ほど前までとても手が出なかったのが、下から二番目くらいと同じ値段でいいんですか。
ホントにいいんですね。
というわけで結局買ってきてしまったわけですが、うれしがって意味もなくサザエさんとか録画してみたりして
「やっぱりキレーだな」とか思ってたんですよ。(←ぜんぜんブルーレイ関係ない。)
で、しばらくいじってる時にふと思いましたけど、コレって汚れた服を綺麗にする機能もなく、冷めたピザを温める機能もなく、ただただテレビ番組を観るためだけの機械ですよね。
ちゃんとテレビなど観ずに本を読んだり、人と会ったり、他に有意義に時間を使ったにもかかわらず、わざわざ改めてテレビを観させる機会を増やす機能しか持たないメカですよね。
時間を無駄にする上に、さらに8万も使ったかと思うと急に醒めちゃいました。
世の中、便利になるのはいいけれど、ホントに必要なのかな、録画機て。
テレビなんかその時どんなに観たい番組でも、観なければ観ないで時間が経ったら忘れちゃうもんだしな。
ブルーレイのソフトはまだまだ少ないし・・・。
う~ん、ちょっと後悔。
Posted at 2010/01/25 22:32:35 | |
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