LSD化作業
1
分解前画像 8,273km
2
今回装着する予定の
・BNR34GT-R純正ヘリカルLSD
・R200系、C200系デファレンシャル用サイドベアリング×2
・M13→M12変換ボルト ニスモ製
上にあるCリング、元々はサイドシャフトを抜けないように
していたものですからC200系デフでは必要ありません
これを取るには一緒に写っている粗めのタッピングボルトを
隙間にねじ込んで行くと簡単に(^^b
ちなみに2Lガソリン車はデフ本体が異なるようです
こちらはBNR32前期メカデフやS15、R34GT-Tのヘリカルが
合いそうな感じ(ラルゴに入れてた純正LSDはおそらくそのまま入った?)
2.5L系はBNR32後期、BCNR33標準車、BNR34標準車の純正が
合うんじゃないかと私が調べた現時点での見解
2.5系のみ今後その検証がこちらに掲載されますが
すべての車両に適合するとは限りません
また、分解に当たりブレーキをバラす必要があり
きちんとした整備工場で点検確認をする必要があります。
他にも空車であっても意外に重いE26、いい加減な
ジャッキアップ等では大変危険です
こちらを参考にして作業を行って発生した不具合について
当方ではいっさい関知いたしませんのでお願いいたします。
一応、私は整備士資格持っています。
3
31山φ32
一度GTSのデフに組んだらサイドフランジ空回り
この時初めて純正ヘリカルに2種類在ったことを知りました
で、一旦鉄くず行きになったこのデフですがキャラバン購入で
もしかしたら合う?ってことで救出。(少し錆びちゃった)
この後、確認が必要な事柄
C200系デフではスラストブロックなるモノが入っている場合が
ありますがE26キャラバンでは入っていません
今回装着予定のヘリカルは中央部に左右のスプライン穴を
隔てる形でヘリカル機構のパーツが入っています。
挿入部深さが左右共73mm、全長が166mmということで
こちらの厚みが20mm
なので純正デフを撤去した後サイドシャフトを一旦差し込んで
中央部に20mm以上スペースが存在しないと再びノーマルを
組まないといけなくなっちゃいます。
4
約28mm
とりあえず行けそう
しかし、後で問題が・・・
5
摘出デフ玉とヘリカルの比較
あ~、重さは量っていません
6
装着
幸いバックラッシュはほぼ変化無し
良かったぁ~
しかぁ~し、ドライブシャフトを組み始めてみたら・・・
左はOK
右を入れてハブを固定するナットを締めると
デフロックになります(;-;)
原因はバックラッシュ調整のシムが左に沢山入っていたこと
そのためデフ玉が右に寄っています。
つまり28mmあった左右ドラシャの隙間
デフ玉の内部部品の厚さが20mm
オフセット量が4mm以上あると当たっちゃう計算
今更オープンデフに戻す気にはなれないので
最後の一締めでロックすることからシャフトの先端を
削れば入るんじゃね?ってことで
サンダーで
純正メカLSDだと確か貫通しているから
この問題は無いかもしれません
7
で、無事に組み上がり
後はオイル入れて
ブレーキエア抜きすれば完成
異音や漏れが出なければ完了となります。
8
追記 2014.2.11
試乗してみました。
オープンデフ状態で比較していませんので
明確な違いとしては検証出来ていませんが
ヘリカルらしい差動制限です。
デファレンシャルギヤ(差動歯車)としての機能は
全く損なわれていないと思います。
ガンガン効かせたい人はメカデフがおすすめ
ただ、へたりとか気にしないとならないからなぁ
そうそう、デフロックになってしまうために
削って全長を詰めた部分
現状では問題なさそうですが
雪が消えてドライ状態で左コーナーを
攻めてみたときにロック状態にならないか
判断するしかないですね
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( キャラバン の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク