J160(アルテッツァ6MT)の可能性を探る 後編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
シフト周り大改造―
部品作ります(あくまで素人製作ですよ)。
材料は12mm厚アルミ板、カローラの失敗インマニアダプターの残材を活用します。
活用ですよ?
用意しました、80Φホールソーです。
真っ当なメーカー品買ったら、余裕で万単位でしょうが、送料込で3000でお釣りがきました。
良い時代になりました。
2
ホールソーは穴を開ける工具、切り取るのが仕事・・・
されど、今回は切り取った側が目的です。
切り取った大盤の中に、穴を開けます。
3
・・・コレが大変、順序は『まず小穴を開けてから切り取る』でした。
切り取った大盤、とはいえ、80Φからホールソーの厚み分減らした、実質外径75Φの円板を押さえながら、小穴を彫るホールソーを掛ける・・・
丸型でなければ、何も問題ないのですが・・・
苦労して彫り上げました、グラインダーとフラップホイールでバリを落とします。
4
続いて、シフトレバーと土台との高さを合わせるスペーサーも加工します。
元々は、シフトレバーからボルトを通し、このスペーサーを貫通して、ネジ穴を彫った土台に締め付ける形にしていたのですが、シフトレバーはこのスペーサーに、スペーサーは土台に、それぞれ個々に固定しようと考えました。
今にして思えば、なぜこんな面倒くさいことをしたのか・・・
多分、『ミッションオイル交換の際は、シフトレバー単体を外せば、オイルが注入しやすい』的な発想だったと思います。
別に、スペーサーもろとも外してもやりやすい筈なのに?
5
とりあえず装着してみると・・・
コレの固定、どうするの?
6
ど・・・
使用するシフトレバーの高さから、スペーサー40mm、土台12mm、さらに12mmくらいの高さが必要になります。
つまりもう一枚、シフトレバー土台とミッション側土台との間に挟むスペーサーを製作します。
その前に、位置の確認・・・
んーーー・・・
ちょっと手前過ぎるかな・・・?
7
シフトレバー作用点の上下左右の動きに干渉しないよう、円板内部の穴を、シフトレバー土台の穴より大きめにしま・・・
固定ネジ穴、どうするの?
・・・M4くらいじゃ、ダメぇ?
作り直すも、根本的な解決が見いだせない?
8
「主、それは失敗ですにゃ」
「ナァ」
-GAME OVER-
9
丸くなるより、角張って生きろ!
廃材ではなく、ちゃんと注文しました。
70mm✕75mm✕12mm厚を2枚、土台とスペーサー分です。
本当は25mm厚の塊を、穴開けたり彫ったりして作った方が良かったのですが・・・
今回、急ぎで注文した店には、25mm厚の設定が無く、また、製作的には2枚重ねの方が簡単と考えました。
今回重きを置いたのは、これらの板自体の固定です。
シフトレバーを通す穴・・・の前に、四隅に固定ボルトを通す穴を優先的に開けました。
せめてM6くらいのボルトを通します。
え、絵柄が卑猥?
Hahaha…
10
中央の穴開けも、最適な位置を探ります。
シフトレバー土台〜ミッション間のスペーサーは、オーバル形にします。
11
シフトレバーのボルト穴に従って、土台の穴位置を決めます。
先に2箇所、穴開け、タップ掛けして、ボルトで仮固定したら・・・
12
それをガイド代わりに、残り2箇所も穴開け、タップ掛けをします。
13
いよいよ、ミッション側土台に、シフトレバー土台セットを固定するボルト穴を彫ります。
当初、ミッション側に元々あるボルト穴を活かす算段だったのですが(昔作った、カローラ用の6速は、コレを固定ボルト穴にしていました)、シフトレバー土台セットの固定ボルト穴位置は、ずいぶん内側に来ます。
・・・後に、コレが革新的な?作りとなります。
この時点では、まだ気付いていません・・・
14
さて、搭載車両の窮屈な隙間に収めるには、可能な限りコンパクトに、が鉄則です。
余計な突起など、もっての外。
その余計な突起が、アル6にはあります。
・・・いや、本来は重要な突起なのですが。
シフトセレクトバーの後ろ端が、この改造においては邪魔にしかなりません。
切断、あるのみです。
ただし!後ろ端のオイルシールより、僅かに外までは残さなければなりませんよ。
15
切断箇所の処理(バリ取りと、微かにテーパー化)をし、アルミ粉を吹き飛ばし洗浄します。
・・・ん?
パーツクリーナーが噴き出す、僅かに貫通しました・・・(TT)
まあ、ボルト穴なので、ボルト先端に液体ガスケットでも塗布してねじ込めば、酷い漏れにはならないでしょう。
たぶん。
16
洗浄、また洗浄、今宵、俺は洗浄の狼・・・
外していた部品も取り付けます。
17
そして、いよいよオイルシールも新調します。
こんな時にやらなければ損です。
今回も、SSTが良い仕事をしてくれました。
サァー、装着だ!
18
工場長と営業部長の監視のもと、ミッション側の外していた部品も装着し、いざエクステンション(ミッションケースの最後部)装着〜
・・・まだ仮組みですョ。
19
テンショナーを仮付けすると、シフトセレクトバーに節度が持たれます。
ただ・・・
つい先程、シフトセレクトバーの後端部を切断したばかり、となると、操作ができるのは、このシフトレバーホールからのアクセスのみ・・・
しかも、シフトレバーハウジングのボルト固定ができていません。
超ムリヤリ!
ドライバーを突っ込んで、仮固定とします。
20
あまり上下左右ガシガシし過ぎると、ネジ山を潰しかねないので、慎重に動かします。
シフトレバーハウジングのボルト固定穴が、なるべく外を向くように傾けて固定させます(つまり、ギヤに入れます)。
21
どうだ!?
入るか!?
入るか!?
入る・・・!?
入〜・・・
ダメでした。
ここはもっと広く穴を開けるべきだったかな・・・
そこで、『固定ボルト装着用溝』を彫ることにします。
22
結局、また粉まみれかよ・・・
ー洗浄の狼は割愛しますー
もうすっかりトップリ、日没もずいぶん早くなりました。
な〜つのおほ〜わは〜りひ〜〜
23
さあ、件のボルト穴、リベンジだ!
入るか!?
入るのか!?
入ったーーー!
村神様ーーー!
ドラゴンズ戦では、打たないでー!
でも三冠王+60本超えめざせー!
24
とりあえず仮シフトレバー?で作動させてみます。
まずまずでしょう。
スレスレでした。
25
ではでは、シフトレバーを完成させていきます。
実際に装着して、恐らく、まだ僅かな厚みながら高さ調整のスペーサーが必要になるのではと見ています。
そこも含めて・・・
えっ?25頁!?
まだかなり長いよ!?
これ後編だよ!?
後編の次って・・・
どうするの?
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク