DiscoV L462 MY2018以前のユーザーなら一度は考えたはず
「DRL」を点灯することはできないのか?
自分は納車して数週間経過して気づいた。
「あれ?もしかしてDRLってつかないの?」
世は令和である。
道交法も改正されDRLは欧州並みの輝度で点灯してよいのである。
最新型の車で且つ欧州車、気にする必要もない。
そう「つかねーはずがない」と思っていた。
色々調べたが、「やっぱつかねー」
そして、Q5で行ったようにVCDSでコーディングできねーのかと真っ先に考える。
LRはVCDSではない。
次に考えたのは「んじゃLRはLRでコーディングの仕方があるぢゃねーの?」と考え
グーグル先生にあれやこれやと聞いてみる。
まったく情報がない。
次に考えたのは「なんかキットあんぢゃねーの?」とグーグルさんに聞いてみる。
そして出てくるのはLRユーザーご用達「コーディングなしdeDRL」だ。
適合車種を見てみる。。。
「おぉう、Disco5ねーじゃねーか」
そっこーでSmart Divisionさんに問い合わせしてみる。
メールの感じはとってもフレンドリーで好感を持てる返信でしたが
「現状では未定です」
「どこかチャレンジしてくれるショップがあればいいのですがね・・・・・」
おぅ。
ではではと思い、日本全国コーディングなしdeDRLをイヴォークやRangeRoverなどに取り付けているショップに片っ端からメールで問い合わせてみる。
大阪の某有名店
「店舗に来ていただければメーカーの方とデイライト化の可否判断をする事は可能です。」
「施工できた場合の価格ですが、XXです」
うーん、金額は何とかなるにしても中部地方に住む共働き1歳児と5歳児を持つ自分としては
大阪まで行く時間が取れない。
(この頃はまだコロナは話題にも挙がっていない2019年の年末)
横浜の某店
適合しません。
その他、いろんなショップ
適合しません
涙
ちょうど1カ月点検があるのでDLRで相談してみた。
・情報1:コーディングというか、ソフトウェアの変更は、本国のサーバーとよーいどんで同期をとらないと変更できない
・情報2:MY2019年からは標準でDRLがつく(代車がMY2019で確かに点灯していた。が、輝度はおとなしい)
・情報3:DiscoVのMY2018以前でDRLを点灯するようにした人はいない
・情報4:岐阜の方でコーディングするところがあると聞いたことがある(ググったが見つからず)
・情報5:コーディングは保証対象外となる可能性が高い
うーん、情報すくねーw
所詮はLED。電流流せば点灯するはず。(実はここが大間違いだった)
方向性は2択
・ソフトウェア的に調査を進める
・電気的(物理的)に調査を進める
コーディングは情報がすくない。
少なくとも日本には情報が皆無と言っていい。
んじゃ本国に情報ねーのかよ、と思い本国の掲示板に聞いてみる。
「DRLをアクティブにするやり方知らない?」
「ディーラーでやってもらえば?」
んんー、つらい返事。
改めてコーディングなしdeDRLを装着したみんからユーザーの情報を
モニターがぶっ壊れるんじゃないかというくらい見まくる。
基本的にイヴォークやRangeのチョイ前とカプラーは同じ。
現行Rangeも配線加工が必要だけど、電気的理屈は同じなはず。
要はLEDに欧州と同じ輝度で光る電流を流してあげればよい。
リレーを使ってEG ON、ライトOFFのみON、ウインカーON時も含めそれ以外はOFFにすればよい。
きっとコーディングなしdeDRLも同じことをやっているはず。
ということで、電気的に調査を始めることとした。
まずは車両側コネクタの裏側から「マチ針」をぶっさし、テスターをつないで電圧測定する。
本国掲示板経由でイタリア語のワークショップマニュアルを入手。
ライト周辺と思われる配線図を見ながら、想定表を作り電圧を測定
(この時、配線の数が合わないのは日本仕様との仕様差orMY差だと思っていた)
拙者の想定としては、スモールONとOFFでどれかの電圧or電流が変化すると思っていた。
そこがポジション/DRLのLEDで、DRL化するには必要な電流を流せばよいと。
ところがどすこい、これがDRLの線だろうと想定していた「緑白」が12Vと変化しない。
そして何の線か想定がつかない「茶/黄」も7V周辺をうろちょろしている。
さらにEGやライトの状態に関係なく、ずっと通電しているのだ。
「????」
もうよくわからん。
ほかにヒントがないかワークショップマニュアルを一生懸命見てみる。
イタリア語でよくわからんが「LUCI=ライト」というのはもう一生忘れないだろうw
すると、これまで見ていたところとは違うページに
ドンピシャ、ヘッドライトのコネクタと同じ配線があった。
これによると、DRLだと思っていた「緑/白」は電源
不明だった「茶/黄」が「LED LIN」となっている
キター!
きっとこの線を何かすりゃDRLがつくんじゃねーの??
しかし、ここで疑問がわく。
ポジションがONでもOFFでも常時7V流れてたよ??
またもよくわからんくなってきた。
色々調べていくと、LEDの調光というものは電圧や電流のような電気的な強弱ではなく
PWMというパルス信号によって制御するが一般的らしい。
ほー、そうか。
じゃあきっと「茶/黄」(以下、茶線)のDuty比をあげてやりゃーいんだな。
よっしゃ、んじゃまずは現状調査じゃ。
会社の後輩に頼みオシロを借りて計測。
・・・まったく波形が安定しない。
なんじゃこりゃー
このオシロぶっ壊れてんのか?
オシロの正常確認のため、秋月のPWMユニットきっとを買ってきて
組立、オシロで計測。(なにやってんだか と自分でも思う)
ちょー綺麗な波形がでる♪
これがそのユニット
てことは、茶線はPWMじゃねーな。
きっとほかに何かある。
取り合えず、肝は「緑/白」「茶/黄」線であることは間違いない。
コネクタとヘッドライトをワニ口クリップで結線。
茶線をバイパスし、可変抵抗で0Vから徐々に電圧を流してみることにした。
ところがどっこい、Earthと「緑/白」に結線しただけで
LEDがスモール点灯した。
下の写真は車両側スモールONだが
運転席側は上記のようにワニ口で結線し
茶線だけ結線してない。
だけどLEDが点灯してしまった。
試しにウインカーを付けると、
オレンジ→消灯→オレンジ→たまにLED点灯
となる。本来ウインカー作動中にLEDは点灯してはいけない。
どうやら、茶線がINされないで、緑/白に12V入れると
ウインカー制御なしで点灯するらしい。
茶線を入れると「しっかりと オレンジ→消灯 となる」
うーん、と思い配線図をじっと見つめる。
じっと。じーーーっと。
「LED LIN」・・・
・・・「LIN??」
ずっと「LINE」だと思い込んでた。
「LIN??」
調べてみるとLocal Interconnect Networkの略で
要は車から制御信号を送って、送られたほうはその信号を受けて制御しているらしい。
ということは、ヘッドライト内にマイコンがあり、LINの制御信号を受けてLEDを制御してるってことか。
DRLを有効にするにはやはりコーディングするか、LINの制御信号を解読して100%でLEDが光るような信号を送らなければならないと思う。
んじゃボチボチそっちで考えるかな。
ちきしょー
平日は夜まで残業
早く帰ってきても子供を風呂入れたり。
週末は週末で家族サービス。
自分の時間は家族が寝静まった夜だけ。
去年からコツコツ今日までやって、結局これかー。
備忘録としてブログに残しておきます。
道のりなげーなー。
光らせたいDRL。絶対もっとかっこよくなる。ニヤニヤしたい。
(嫁のパンダはバッテリー充電中)
上記は自分の推測です。
正直、この推測はすげー頓珍漢で、ちがうよ、こーだよ、こうすれば行けるよ
みたいな情報あればほしいです。
そしてSmart Divisionさん。
これ見てたらお願いします。
車持ってくから適合してもらえませんか?(懇願
嫁に内緒で時間は会社さぼって・・・
でもコロナか。。
じゃあ作業は自分がするので、指示してもらえませんか?(笑