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明石暇夫のブログ一覧

2016年12月19日 イイね!

栃木に転勤して3週間が過ぎた

名古屋から栃木への転勤にともなって刈谷から小山に引っ越して3週間が過ぎた。この間、車を運転していて気づいた点を書き留めておくことにする。

1.何といっても寒い
今まで、瀬戸内海沿いの暖かい地域で人生の大半をすごし、直近も東海地方の比較的海に近い場所にいた者からすると、北関東の冬はなんとも寒い。人間は暖房器具や着る物を工夫すればOKだが、車の方がそうはいかない。現実に、通勤距離が片道8kmと短くなったこともあって、ヒーターから温風が出始めるのは経路の半分を走ったあたりである。水温が低いと燃料を余分に噴くので、当然ながら燃費も悪い。具体的には、名古屋でならリッター20kmは行けそうな走行パターンなのに、実際には16kmくらいしか伸びない。もともと発熱量の小さい660ccのNAエンジンだから止むを得ない面もあるが、サーモスタットを標準の82℃から88℃に替え、ラジエターの前をプラダンのマスクで半分近く塞いでいるのにである。いっそのこと平日だけ全部塞いでしまおうか、と考えているほどである。日本にはもっと寒い地域もあるのに、皆さんどうしているのでしょうか。つきましては、何か他の対策を実践している方がおられたら、是非ともご教示ください。

2.前進駐車
コンビニはよほどの街中を除くとたいていは広大な敷地にあるので、前進駐車が基本のようだ。今まで住んだ地域ではあまり見かけなかったもので、最初、ここは本当に日本か、と思ってしまった。

3.海だけでなく山も遠い
栃木は海なし県であるのは当然知っていたが、県南部は山も遠いというのは知らなかった。実際、見通しが利く範囲はずっと関東平野が続いている。刈谷にいた頃、休日にちょっと気分転換したくなったら、迷わず車かバイクに乗って幡豆や蒲郡の方に海を見に行くか、岡崎の奥にいっぱいある峠道を走りに行くかしていたが、ここではそのどちらも簡単にはできない。なので、これらに代わる気晴らしを早く考えないといけない。

他の気晴らしといってもすぐには見つからないので、とりあえず、昨日の日曜日はヴィヴィオに乗って、埼玉県の北部にある東武動物公園にイルミネーションを見に行ってきた。距離は意外と近く、片道約40kmだった。結論としては、ひとりで行ったいい年したオヤジにも多いに楽しめたので、行ってよかった。



ところで、なぜこんな物をわざわざ見に行ったかは、下記の画像にあるとおりです。



ありていにいうと、ももクロが今度出す冬ベストアルバムの曲をイルミネーションに合わせて流したり、ライブの映像を巨大なLEDビジョンに映したりしていたという話です。







ただ、イメージソングに選ばれた「僕等のセンチュリー」という曲が、明るいメロディー、おとぎ話のような歌詞、華やかな金管の響きや素晴らしいキレのギターが印象的な厚みのあるサウンド、そして何より5人のコーラスで、ひいき目を除外しても、この遊園地の雰囲気にピタリと嵌っていたように思います。そして何より、あちこちに飾られたイルミネーション自体が、たいへん素晴らしい。なので、ももクロに興味があるかないかにかかわらず見に行く価値があると思うので、関東地方の方には是非にとおススメしておきます。なお、遊園地が運営する駐車場(1日1000円)が西ゲート前にあるようですが、私は東ゲート付近にある民間駐車場(1日500円)に置きました。

Posted at 2016/12/19 23:47:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年12月11日 イイね!

ここ1ヵ月半の出来事

最後にブログを更新してから2ヶ月近くが過ぎてしまった。また、ドイツ出張の時に寄ったメルセデスベンツ博物館のことも書かずじまいになっている。これには理由があって、その辺の事情と、先回から今までの出来事を書き留めておくことにする。

10月24日(月)
職場で定例のミーティングにて。
上司「このたび、うちの部署は名古屋の事務所を閉鎖して栃木に統合することが決まりました。したがって、われわれは全員12月1日付けで栃木に転勤することになります。」
私「何??担当する業務が全く変わらないのに名古屋から栃木に転勤?会社は社員を舐めとるのと違うか???アタマに来たから今日から3日間休ませてもらう。」
上司「分かりました、しっかり休んでください。」

その日の昼から翌日いっぱいまで刈谷の自宅でふて寝。自宅にこもり切りだと気分が沈むので、その翌日はヴィヴィオで少しドライブ。いろいろ考えたが、仕方がないので、とりあえず木曜から出勤することにした。

10月27日(木)
朝刈谷を出て栃木へ出張。とりあえず転勤することを決めたので、どこに住むかを検討した。交通の利便性を考えると小山市内の一択だった。

10月30日(日)
出張が土曜日までだったのでその晩は東京に泊まり、翌日お台場で開催された、フジテレビ主催のT-SPOOKのパレードを見学し、ももクロのミニライブに参戦した。朝の10時半に会場に付いたら、すでにLinkLinkSmileのメンバーが10人近くも来ていた。昼前に始まったパレードでは、ほんのわずかな時間だったが、柵越しに2m先を通過するももクロのメンバーを見ることができた。5人の中でもリーダーの百田さんの仮装はかなり突き抜けていて、ここまでやるかとびっくりした。



それから、女装した、いかつい男が私らの並んでいる方に寄ってきて、行きがかり上?ハイタッチすることとなった。LADYBABYのレディビアードだった。ちなみに、LADYBABYをなぜ知っていたかというと、「日本のコンビニ」をテーマとした「セシボン・キブン」という曲をこのグループが歌っていて、その作詞がももクロの曲も多数手がけている只野菜摘氏というつながりである。この曲なかなか面白いと思う。

ももクロのミニライブは5曲という短いものだったが、1曲目から最高の盛り上がりで大いに楽しめた。この日のセットリストを考えたのは、ももクロのファンとしても有名な三宅正治アナウンサーとのことで、ファンの期待にばっちり応えてくれたと思う。転勤話でさえない気分が続いていたが、この日のパレードとミニライブでかなり気分転換になった。

11月4日(金)
転勤先で住む場所を決めるために日帰りで栃木の小山市に行ってきた。あらかじめ情報をもらっていた2件を見せてもらい、そのうちのひとつに即決。

11月5日(土)
静岡県袋井市にあるヤマハのテストコースで開催された「歴史車両デモ走行見学会 2016」というイベントを見学してきた。20歳で二輪免許の限定解除(今でいう大型二輪免許)をしてすぐにXJ750Eを買い、就職してFJ1200に乗り換え、29歳で初めての4輪を買うまでどこに行くにもヤマハのバイクと一緒だった私が、こんなイベントを見逃すわけにはいかない。まして、幻のスーパーカーOX99-11の走る姿が8年ぶりに公開されるのだからなおさらである。

今回のイベント、8年前と比べてはるかに多くの観客が押し寄せたらしく、駐車場への誘導やシャトルバスの運行が全然追いついてなくて大渋滞になり、途中であきらめて帰った人もかなりいたようだ。実際、私が会場のテストコースに着いたのは、デモ走行の終わる時間の午後3時を過ぎていた。しかし、残り物には福があるというか、もう一回、短縮版のデモ走行をやってくれることになった。あきらめずに待った甲斐があった!短縮版とはいうものの、距離が短くなっただけのようで、バイクは10数台と、4輪はトヨタ2000GT、OX99-11、レクサスLFAが走った。

初めて実物を見るOX99-11の姿は、ものすごい存在感を放っていた。由良拓也氏のデザインは20何年後の今見てもさすがと思わせるものがあり、センターステアリングの1+1というレイアウトを含めたコンセプトも他の何にも似ておらず、ヤマハらしさを感じた。また、間近にみると、各部の作りこみも本当にすばらしかった。



ただ、それ以上に、当時のF1用をベースにしたはずの3.5リッターV12エンジンのサウンドが本当に素晴らしく、長い待ち時間の疲れが一気に吹き飛んだ思いだった。観客の輸送ではたいへんな混乱があったが、日が暮れる頃までデモ走行を続けてくれたヤマハの人達には本当に感謝の気持ちしかなかった。



11月12日(土)
転勤の前に運転免許の更新を済ませるために、3ヶ月ぶりに明石に戻った。朝帰ってすぐにポルシェのエンジンオイル交換をDIYで行った。銘柄はシェルのヒリックスウルトラで、先代オーナーの時からこれ一筋である。作業が終わった後、20歳になった長男に空いた道で運転させてみた。最初はちょっと心配したが、普通に転がす分には問題はないレベルで運転できたので、大いに安心した。クラッチと据え切りでのステアリングの重さには閉口していたようだが、レガシィB4に1年乗った経験はムダではなかったようだ。



まあ、本人はBMWのM4やフェラーリ458が理想の車らしいので、将来930を譲ることはなさそうだが、いざという時の交替要員ができたのは心強い。午後は長男のBMW325i(E90)に横乗りしたり、江井ヶ島の海岸でぼんやり過ごしたりして、夕方は大蔵海岸にある龍の湯に行った。



この日は海の近くで長い時間を過ごしたが、今考えると、栃木は海無し県なので、今のうちに少しでもという思いがあったようだ。

11月13日(日)
朝はポルシェに乗って、とある有料道路の展望台を目指した。ここに来るのは何ヶ月ぶりだろう?この日、空冷ポルシェ911は私のを除いてたしか3台だった。



みん友さんに転勤のことを話し、再会を期して別れた。午後からは明石の運転免許試験場で更新の手続きをして講習を受けた。なぜか講習は2時間もかかるコースだったが仕方がない。

11月24日(木)
通いなれた名古屋の事務所もこの日が最後となった。ここには7年間もいたが、大阪から転勤してきたのがつい先日のような気がしてならなかった。

11月25日(金)~27日(日)
25日は休みを取って荷造りと掃除に着手した。結果としては、自分にとって15回目、親元のを入れると23回目となる今回の引っ越しは、今までで最も大変で、準備に丸3日半を要した。もし25日に休みを取っていなかったら、間違いなく間に合わないところだった。原因はまず、同じところに5年間も住んでいたのに物をあまり捨てていなかったこと。次に、作業を手伝う人がおらず、全部自分でやったこと。ところで、引っ越し荷物には運送会社が通し番号を振ったが、その最後が95番だったのはかなり驚いた。いつか断捨離に取り組まなくてはいけない。そういえば、「捨てるのが下手な人は、捨てられやすい」というのをどこかで聞いたが、これは本当なんだろうか??

11月28日(月)
9時前から始めた荷物の運び出しが終わったのは11時を回っていた。休む暇もなく掃除の仕上げに取り組み、管理会社の立ち会いに臨み、ヴィヴィオで刈谷を出たのは午後2時前になった。刈谷から小山までは約430kmで、5時間20分ほどで行けた。このうち、蒲郡で高速に乗ってから佐野藤岡で降りるまでは4時間で、圏央道が全通して本当に楽になった。この間、ももクロのアルバム4枚を順番に聴きながら走っていたらいつの間にか着いたような感じだった。長距離ドライブで聴く音楽の定番としては、ドボルザークの交響曲7番→8番→9番もお気に入りだが、元気を出したい時、出さないといけない時は、やはりももクロに限ると思った。そういえば、この道中で、ヴィヴィオのオドメーターが18万kmを超えた。



11月29日(火)
朝から引っ越し荷物の受け取り。当然ながら段ボールの山に囲まれることになったが、送り出しの時と違って、開梱には時間制限は無いので気が楽だ。とは言っても、照明器具の数が足らないと気づいた時には日が暮れていて、懐中電灯を頼りに物を探したりとか、持ってきた電子レンジは60Hz専用で関東地方では使えないとか、落とし穴がいくつもあった。やれやれである。やはり引っ越しは何回やっても面倒だ。

12月4日(土)
引っ越し後の最初の週末だったが、無理をして、清里で開催されたヴィヴィオのオフ会(クリスマス会兼忘年会)に参加。この日のことは別に書きます。

という訳で、一部のみん友さんには挨拶もお知らせもしないままに名古屋を離れることになってしまいましたが、ご寛恕ください。みんカラのブログもどうにも書く気がしなかったのです。ここに来てようやく普段の暮らしを取り戻しつつあるので、今回、今までの出来事を振り返ってみた次第です。また、栃木方面にお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。ってそんな機会がある人はいるのだろうか。。
Posted at 2016/12/11 09:42:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年10月17日 イイね!

ドイツ出張

夏からずっと仕事が忙しいのに、9月一杯で優秀な部下が出向元へ帰ってしまい、その前後からてんてこ舞いの日々を送っていた。悪いことは重なるもので、そんな折りに大急ぎで解決しないといけない問題が欧州で突然発生したので、対応のため、先週、3泊5日の日程で、ドイツ中部のケルンの近くに出張してきた。

間際に決まったので、フランクフルトへの直行便は既に満席、仕方なく、仁川空港経由の大韓航空便で飛ぶことにした。


韓国に足を踏み入れるのは、乗り継ぎも含めても今回が初めてだったので、昼食には本場のプルコギビビンバを試してみた。


味は意外にも、大阪に勤めていた頃に会社近くの韓国料理店で何度か食べたのと、ほぼ同じと思えた。どうやら大阪も韓国料理は本場だったようだ??

刈谷の自宅を出てから19時間後にようやっとフランクフルトに到着


ここからICEに乗ってケルンの近郊に向かった。切符は券売機で割りと簡単に買えたものの、


何号車がホームのどの位置に停まるかはこの掲示物に書いてあるがすごく分かりづらく、発車直前にホームを走り回る羽目になった


写真は自分が乗ったのとは別の列車


フランクフルト~ケルンの区間では330km/h出すと聞いていたが、その写真は撮りそこなった


さすがにICEは速く、1時間足らずで目的地に着いた。でも、ホテルに荷物を置いて、夕食のために外に出てみたものの、8時頃だというのに商店は軒並み閉まっているし、カフェ兼レストランのような店が2軒営業しているだけである。



その1軒で、ピザなら当たり外れはなかろうと思って注文してみた。味は結構良かったが、サイズは35cmくらいあり、日本人にはちょっと大きすぎ。


この翌日はドイツ料理店に行ったが、お客さんと一緒だったので写真は撮っていない。牛肉のマリネの何とかという料理を頼んだが、正直、ちょっと微妙な味だった。招待してくれたドイツ人の手前、「ブンダバー!」を連発しておいたが、次は別なものを注文しようと思った。

出張先へはバスで向かった。バスの席は前向きと後ろ向きが無造作に並んでいて、後ろ向きの席に座ったが何となく落ち着かない。そういえば、ICEの座席も回転しない構造のようで、後ろ向きに座ることが多いが、こっちの人はあまり気にしないのだろうか?



肝心の仕事の方は、出張先のドイツ人スタッフの頑張りのおかげでほぼ目的を達成できた。ドイツ人はあまり融通が利かないことも多いが、私が日本から、お客さんが欧州の別の国から、それだけのために来るということで、限られた時間で最大限の成果を出してくれたようだ。これがフランス人だと、自分の仕事がヘボいのを棚に上げて、「お客を教育するのがお前の役目である」などと居直る輩もいるのとはえらい違いだ。

あと、この街で2日間をすごしている間、欧州にいるのに、あまり身構える必要がないのに気づいた。仕事は日本人と同じかそれ以上のスピードでキッチリやって、街に出ても夜はあまり遅くまで遊ばず、さっさと家に帰る。普段食べるものはどちらかというと質素で、ごちそうも含めてどれも味が濃い。お金はそこそこ持っているはずなのに、男女問わずファッションのセンスは微妙。でも車はおしなべて新しくて立派なのに乗っている。これって、私が今働いている名古屋とほとんど同じじゃないか?と思った次第である。(注:これは個人の感想で感じ方には個人差があります。)

といいつつ、その街からフランクフルトに帰る時は、欧州の別の拠点から来ていた担当者が空港で借りた、最新型のシトロエンC4ピカソ(当然フランス製)のレンタカーに便乗させてもらった。そしたらこれがすごく良くて、とっても気に入ってしまった。




エンジンは2.0Lのディーゼルだが、とってもスムーズ、アイドリングストップも結構マメに作動するが、再始動のショックもごく小さい。ギヤボックスはスムーズそのもので、後で調べたら、アイシン製の6速ATのようだ。

シトロエンの名前から想像するよりシートは固めだったが、座り心地は極上だった。乗り心地はこれまた極上で、細かい振動がない、ゆったりした動きが、昔乗っていたZXを思い出させてくれた。有名なハイドロニューマチック(エアサスの一種)でなく金属スプリングだが、低速でコツコツする感じがない分、私はこっちの方が好みである。また、インパネやドアトリムの仕上げが秀逸で、素材感はプラスチックそのものなのに、シボの模様や色の使い方によるのか、上質な感じがする。このへんのセンスはフランスならではと思った。また、ゼニスウィンドウで前方の視界が開けていて、大げさにいうと、観光バスの最前列に座っているような開放感があるのだ。つい最近旧型になったC3でいいので、このフロントガラスを持ったシトロエンが欲しくなってしまった。

無事に仕事を終えた翌日は、フランクフルトを出るフライトが夜の8時前ということで、半日まるまる時間が空くことになった。(自分でそのような日程を組んだのでは決してありません。)仕方がないので、空いた時間を利用してシュツットガルトまで足を伸ばし、メルセデスベンツ博物館を見学してきた。



その時の模様を書こうと思ったものの、何から書いていいのかというくらい驚きの連続で、撮った写真を数えたら800枚を超えていたくらいだったので、少し頭の中を整理して、週末に書くことにします。
Posted at 2016/10/17 22:08:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年07月09日 イイね!

イタリア出張

ひとつ前のブログに書いたとおり、6月下旬にイタリアの南チロル地方に出張で行ってきた。

ミュンヘン中心部
空港からミュンヘン中央駅へは電車で45分で、その近くのホテルに投宿した。乗る機会は無かったが、駅で客待ちをしているタクシーは、1つ前か2つ前のベンツEクラスが主流で、ちょっと変わったところでは、ベンツのVito、Bクラス、BMWの5シリーズ、アウディA6、それから、意外なことに、トヨタのプリウスαを何台か見かけた。





食べ物に関しては、ホテルの朝食で出たハム、ソーセージ、チーズ、パンなどがたいへん美味で、さすが本場という味だった。



BMW Welt
BMWの本社のすぐ近くにある施設で、直訳すると「BMWワールド」となるが、要は、最新のBMW車を展示している場所である。



BMWの2輪と4輪、さらにはロールスロイスとミニの最新型がゆったりとした空間に並べられていて、多くの車両では室内に乗り込むこともできる。また、2輪は全車またがれる状態になっていた。







4輪で何か1台選ぶとしたら、2シリーズグランツアラーだと思った。

2輪だと、断然K1600GTが欲しい。これは、メーカーを問わず欲しいバイクのリストの筆頭に来ているが、理由は何といっても、今買える唯一の直列6気筒エンジン車であること。新車は300万円もするが、最近中古の値がこなれて来たので、数年中には何とかしたい。



インターシティ
BMW博物館、BMW Weltを見学した日の午後、インターシティという電車で、目的地であるイタリアの南チロル地方に向かった。




客車は壁とガラス戸で仕切られたコンパートメントになっていて、3つのシートが向かい合う6人席だった。これは、以前に乗ったTGVやICEにも無かった。馬車で引く客車から発展した名残りだと思うが、一人旅にはちょっと向いていないかも、というのが率直な感想である。特に、今回のような、他の一人旅の人と乗り合わせて2人きりの場合はなおさらである。まして、そのもう一人が、クッションを引き出して向かいの席とつなげてそこに寝てしまい、入リ口をふさいでしまった日にはなおさらである。(ちなみに、体重が推定で0.1トン強の、登山装備のオバサンでした。)そんなこともあって、同じルートを帰る時は、1等車にした。1等は2つのシートが向かいあう形の4人席で、一緒になったのは、上品な感じの初老の夫婦らしき人たちだった。まあ、コンパートメントはなじめなかったが、乗り心地はかなり良く、窓に広がるすばらしい景色と相まって、とっても快適な旅だった。



南チロル地方
仕事中はボルツァーノという町に滞在し、ここを起点に何回か移動した。結局、南チロル地方には8日間滞在したが、はっきり言って、「ここは天国?」と思った。何と言っても、風光明媚のひとことで、おまけに気候も良い。あと、8日間で休みは1日も無かったが、日没が夜の9時くらいなので、かなり遅くまで明るく、夕食の頃でも景色を楽しむことができた。





食事はもちろんイタリア料理で、何を食べても、まさに本場の味だった。おまけに、ピザやパスタはだいたい10ユーロ弱、メイン料理でも15~25ユーロといったところで、値段もお手頃である。どちらもイギリスとはえらい違いだ。あと、ビーフシュニッツェルなどのドイツ料理もあり、こちらもなかなかのものだった。また、パンもドイツ風らしく、キャラウェイシード入りのライ麦パンがクセになる味だった。



市の中心部の歴史的な街並みも、絵に描いたようなお洒落さで、それがしかも、地元の人の普段の暮らしに溶け込んでいるように見えた。また、ファッション関係の店がいくつも並んでいたが、さすがイタリアと唸るようなセンスの良さだった。






あと、電車やバスが、ほぼ定刻どおりに来るのだ。(駅の表示板で5分遅れが表示されていることに注目されたし。ふつう、欧州では5分なんて遅れと見なさないと思う。)これはドイツ系の人が人口の過半数を占めているからかも。



大きな道路では自転車レーンが整備されているのもマルだった。意外というか、ロードバイクの比率はごく少なかった。



ひとつ困ったのは、言葉はドイツ語とイタリア語が使われていること。(どっちも苦手なのです。)駅の案内からレストランのメニューに至るまで、すべてそうである。パトカーまで、ご丁寧に2か国語併記になっていた。さいわい、ホテルでは英語が通じたが。



いちおう車についても触れておくと、当たり前かもしれないが、見かける乗用車の大半はドイツ、イタリア、フランス製を中心とする欧州車で、VWとフィアットの比率が高かった。ただ、意外なことに、日本車もかなり見かけた(ほとんどは欧州製であるが)。ちなみに、タクシーは3回乗ったが、2回はトヨタのヴァーソ(欧州専用車で、スパシオの後継)だったし、他にもアイゴ、ヤリス(ヴィッツ)、オーリス、アベンシスを見かけたし、RAV4は結構多かった。あとは日産、ホンダ、マツダ、スズキも、かなりの数を見かけた。



出張期間中は、VWのシャランに乗る機会が何度かあったが、これはかなり良かった。助手席、2列目、3列目のどこに座っても乗り心地がしっかりしていたし、広さも私の体格だと3列目でも問題なかった。また、アウトストラーダに乗った時、100キロくらいかと思ったら、実際は160キロくらい出ていて驚いた。安定性が良いのと、騒音が低く抑えられていたので実際よりも大幅に遅く感じたようだ。



そんなこんなで、仕事はかなり大変だったが、期間中の滞在は本当に快適で楽しめた。帰るのが名残惜しいと思ったくらいで、そんな海外出張は本当に久しぶりだった。住むのは現実的でないとしても、1か月くらい滞在して、ここを中心にバイクであちこち走り回ってみたいと思った。何しろ、ドロミテ、ステルヴィオ峠、グロスグロックナー山岳道路といった名所が周辺にたくさんあるのだ。いつになるか分からないが、いつが実現させたい。

ただ、ひとつだけ足りないものがあるとずっと感じていた。それはバスタブである。今回は結構いいホテルを手配してくれていたし、同じホテルでもバスタブ有りの部屋もあったようだが、私のところは無かった。結局、ミュンヘンも含めて2週間近くシャワーだけで過ごした。帰国して、とあるスーパー銭湯で、寝そべってつかる露天風呂に入ったり、畳のスペースに素っ裸で横になって空を見ていたら、疲れを取ってリラックスするにはこれがいちばん、やっぱり住むなら日本がイイね、と思った次第。

Posted at 2016/07/09 16:59:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年06月19日 イイね!

最近の出来事

ゴールデンウィーク以来どうにも仕事が大変で、神経をすり減らす日々が続いている。部下というか指示を出す相手に日本人が一人もいないのは以前からであるが、レベルが低いのに独自の判断で指示と反対のことを黙って行い、失敗したら泣きついてくるとか、本当に勘弁してほしい。そんな中でストレスを溜めないように、週末は気分転換に努めてはいたものの、ブログに書くまでの力が出なかった。そうしているうちに、明日から10日ほど海外出張に出ることになったので、最近の出来事を簡単に書きとめておくことにする。

5月21日(土)は、自転車(スペシャライズド・シラス)に乗って、知多半島の南端の師崎まで行ってきた。往復90kmという距離が遠すぎもせず、近すぎもせず、私にはちょうどよかった。



その日の晩は、名駅近くの居酒屋にてモノノフ仲間の宴会に。



次の週末は、久しぶりにポルシェを動かすために明石に帰った。3ヶ月ぶりだったが、いつもどおり、ガソリンとタイヤの空気を入れるだけでOKだったのは本当にありがたい。28日(土)は、次男を乗せて近くを一回り、29日(日)は、とある有料道路のとある展望台へ。



6月4日(土)は、清里で開催されたヴィヴィオのオフ会に日帰りで参加した。1年ぶりに会う人たち、初めて会う人たちといろいろな話をして楽しい時間を過ごさせてもらったが、V@mは本当に濃い人が多い。20万km以上走っている車が珍しくないし、エンジンオーバーホールや箱替えといった単語がごく普通に飛び交っているし。また、筑波を1分4秒台で走ったヴィヴィオの話は本当に驚いた。そんなこんなで、たいへん刺激を受けた一日だった。私のヴィヴィオはこの日オドメーターが17万kmを超えたが、まだまだお楽しみはこれからだ、と思った。


Posted at 2016/06/19 23:08:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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「最近手に入れた遊び道具、外装はイマイチだが機関は好調だし、電装を6Vから12Vに変更する改造が無事に済んだのでご機嫌😄」
何シテル?   01/27 17:38
兵庫県明石市住みの暇人=明石暇夫です。理屈っぽいヤツだと思われがちですが、実際はそれほどのことはないと思ってます。(*^^*) Hello, my ni...

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