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明石暇夫のブログ一覧

2014年10月12日 イイね!

ももいろクローバーZのこと(2)

先回のエントリーで、ももクロの楽曲がなぜ好きかを書いたが、昨日と今日、国立競技場のライブのBDを見ていて、聴くのを飛ばしたいと思うハズレの曲というものは無かった。もちろん人によって好みは分かれるだろうけれど、これは得難いことだと思う。

次に、パフォーマンスも、私にとっては、楽曲と同じかそれ以上に魅力的であるのは間違いない。

・笑顔と歌声とダンス
5人とも声質や歌い方が個性的で、注意深くパート割りされたソロの部分を聴くだけでも楽しいが、5人の声が合わさった部分がもっと良く、ソロと全く違う魅力があると思う。声質は、良いか悪いかの基準は無くて好きか嫌いかで語るものと思っているが、私は5人とも好きで、だからこそずっと聴いていたいと思うのだろう。これは、YouTubeに投稿されているボーカル抽出版を聴いて、ますますそう思うようになった。また、今あるももクロの曲は、メンバー5人が同じメロディーを歌うのがほとんどであるが(バックコーラスがハモっているのは結構ある)、新曲のMoon Prideではハーモニーにも挑戦しているので、今後がますます楽しみである。

ダンスについても5人とも個性的で、全力で踊る姿は見飽きることがない。また、以前の曲を今踊っているのを見ると、表現力が上がっていて別な魅力があるのも嬉しい。

そして、素晴らしい曲を全力で歌って踊るメンバーが見せてくれる笑顔は、ファンには何ものにも替えがたいもので、この魅力を語るには、どんな言葉を持ってきても足らない。あの笑顔に「魂を抜かれた」と表現する人が多いが、その気持ち、よく分かる。

・全力パフォーマンス
ももクロの魅力として全力さがよく語られるが、私にとっても例外ではない。それをもっとも実感したのは、7月に日産スタジアムで行われたライブ「桃神祭」の2日目だった。この日は、初日の現場に続いて、地元の安城でのライブビューイングでの参戦だったが、大雨で1時間遅れとなった開演を待つ間、予定通り行うのはうれしいけど、衣装が濡れたり床が滑ったりしないだろうか、と心配していた。けれど実際は、1曲目の天手力男のイントロが流れた次の瞬間、雨を気にする様子などこれっぽっちも見せず、満開の笑顔で力いっぱい踊り始めたメンバーの姿がスクリーンに大写しになった。その時、「やばい、こいつら(失礼)本当の本気だ!」と思って、全力でコールを始めたのは、昨日のことのように覚えている。結局、雨はほどなくして止んだが、この滑り出しも、ライブ2日目の成功の大きなカギだったんじゃないだろうか。

後日、メンバーのひとりが「雨対策に懸命に取り組んでいるスタッフの姿を見て、やるしかないと思った」という意味のことを語っていたインタビュー記事を読んだが、そのスタッフの全力の元はももクロのはずで、普段から、全力が周囲の全力を呼んですごい物が出来上がっていくところに惹かれていたんだと気付いた。

・パフォーマンスとファンの関係
今回購入したBDは初回限定版で、初日のライブ録音CDが特典として付いてきたが、これを聴いた後で、スタジオ録音の普通のCDを聴いたら、何か物足らなかった。やはり、バラードのような曲は別にして、ももクロの曲は、コールと口上と歓声が入って初めて完成だと思った。

また、極端な話、もし仮に、今のももクロのコンサートを、観客を1人も入れずにライブビューイングだけで行ったとしたら、演出自体が全く成立しないだろう。それ以前の問題として、観客が目の前にいない状況だと、パフォーマンス自体があのようなものには絶対ならないと思う。そういえば、国立でのライブの2日目最後の挨拶でリーダーが語った「アイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもなく、笑顔を届けるという部分で天下を取りたい」という言葉は、ももクロが今後目指す目標をはっきり宣言したものと理解されているが、これは、当日、「ピンキージョーンズ」の歌詞を変えて歌ったときの観客の反応が発端だったとのことで、ファンもももクロの一部、というのは間違いなく本当だと思う。それくらい、ライブの会場にはステージと客席に一体感のような特別な雰囲気があり、あの感じは、行ってみるまでは全く分からない部分だった。こういった関係性も、今まで他のアーティストで経験したことがないもので、いつまでもファンでいたい、と思う理由のひとつになっている。


ここまでですっかり時間を使ってしまったので、メンバー5人のキャラクターと人柄、それ以外の部分については、明日以降、日を改めて書くことにします。
Posted at 2014/10/12 22:20:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | MCZ | 日記
2014年10月12日 イイね!

ももいろクローバーZのこと(1)

ももいろクローバーZのこと(1)ももいろクローバーZが3月に国立競技場で行ったライブのBDが金曜の晩に届いたので、昨日はずっとこれを見ていた。

たまにももクロについてブログの記事を書くと、「おとなしくて真面目そうな明石さんとももクロが結び付かない」というコメントをもらうので、自分の考えを整理する意味を込めて、今までアイドルに熱中したことのないオヤジが、なぜファンクラブに加入するまで入れ込むに至ったかをまとめてみることにした。

なぜももクロなのか、の答えを一言でいうと「聴くと元気が出るから」で、それをブレークダウンすると、楽曲、パフォーマンス、メンバーのキャラクターや人柄などになるが、まずは楽曲について…

・歌詞
ラブソング、自己紹介系といった曲の種類を問わず、どれも真っ直ぐな気持ちが綴られていて、その内容に共感を感じる。このため、聞き流そうとしても意味を持った言葉として届いて来て、繰り返して聴きたくなってしまう。特に、「信じる道ならば手を抜いてちゃダメさ」「今日しかない気持ちで勇気をためそう」(CONTRADICTION)、「自分の出した答えなら信じようぜ」(天手力男)のような前向きなメッセージに、心が折れそうな時にどれだけ励まされてきたか分からない。このような曲の私にとってのナンバーワンは「DNA狂詩曲」で、これは本当に心に刺さる。
また、ネガティブな感情をポジティブな言葉に包んで表現しているような、「吐くだけ毒を吐いて 泥に埋めたあとは 私の中の 弱さよ 去りな」(黒い週末)とか、「昨日の失敗は お茶の中に入れて飲んでしまおう」(空のカーテン)など、額に入れて飾ってもいいんじゃないかと思う。この「空のカーテン」、一語一語意味を噛み締めたいような素晴らしい歌詞が続き、「夢を見ろ 現実を見ろ どっちなの先生?信じてほしいよ」なんて、本当にギクリとさせられる。もし我が子にこのように聞かれたら何と答えようか?
ここ2年間くらいの曲には、輪廻転生、次元上昇、仏教でいう五蘊などといった難しいテーマに踏み込んでいるものもあるが、私にはどれもうなずける内容になっていると思える。それでいて、一方では「ワニとシャンプー」、「サンタさん」、「ココ☆ナツ」など、メッセージ性がゼロな曲のはじけっぷりもハンパでなく、こういった様々な曲を全部まとめて引き受けてくれるのは得がたい存在だと思う。今から考えると、歌詞のある音楽を体というか心が受け付けない時期が長く続いたのが最近になって解消されてきて、何か聴きたいと思った心のスキマにピタリと嵌まったのがももクロの曲だった、という気がする。

・曲
音楽の理論や歴史には全く疎いので、これについて語れることはあまりないが…
ももクロを初めて知った頃は、「怪盗少女」のような、転調が多く、テンポの速い、にぎやかな曲にまず興味を持った。これらの曲はもちろん今でも好きであるが、その後、作曲家の顔ぶれも曲想も多彩で変化に富んでいて、いずれも良い曲ばかりであるのを知り、初期までさかのぼって聞くという楽しみも増えた。また、アレンジも相当念入りに行われているようで、繰り返して聴くうちに新しい発見があったりする。いつか良いオーディオでじっくり聴き込んでみたい。

・振り付け
ももクロの曲の振り付けは、デビュー前から全て石川ゆみ氏が担当して直接指導しているとのことであるが、どれも曲に合っているのはもちろんとして、見たことがないような奇天烈さで、見ていて本当に楽しい。最近は他のJ-POPを聴くことがほぼないので、ももクロの振り付けとダンスが普通のような感覚があるが、カバー曲である「Believe」をオリジナルと見比べたら、あまりの違いにビックリした。
また、最初はダイナミックな動きばかりに目が行っていたが、DVDを何度も見ていると、手先というか指先の動きとか、真顔から一瞬で笑顔に変わるタイミングのような細かい点にも見どころがあることが分かり、今後の楽しみが増えた。
目まぐるしく立ち位置が変わる複雑なフォーメーションも、見ていて飽きない。そういえば、斜め後ろに下がる時でも、一瞬も振り返らずにスパッと動いているが、メンバー同士がぶつかったのは見たことがない。どれだけ練習したらあれだけ出来るんだろうか。


と、簡単に書くつもりだったのが、文章も長くなったし時間もかなり使ったので、続きは後で書くことにしよう。
Posted at 2014/10/12 13:42:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | MCZ | 日記

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