さてさて、Ⅲ乗りならいずれは通る道と言われている天井剥がれですが
ついに、自分の車にも来てしまったという事で
これからなってしまうかもしれない人、DIYで直そうと考えてる人の参考に少しでもなればと
修理の過程なんかを書いていきたいと思います
コンセプトは、「お金をかけない、なるべく再利用」です(いつものことですねー・・・笑)
ただ、断っておきますが「このブログを見てやったら壊れてしまった」とかの責任は持てませんので
あくまで、参考だけにして下さい
全ては、自己責任で行うようお願いします ( ゚д゚)ノ
最初の剥がれて垂れ下がってる状況から撮影しようかと思ってたのですが
カメラにSDカードが入ってない!
加えて、部屋の模様替え(大型書架取り付け)中だったの為、どこにしまったのかも分からずで
垂れ下がり状況とかピラー取り外しとかの工程は写してません
あらかた取り外した後に、新しいSDカードを買ってきて撮影したのでそこからの画像になります
ただですなぁ・・・
新しいSDカード買ってきて、いざ入れようとしたら・・・
カメラに元々のSDカードが入ってました(爆)
薄暗い状況で確認した為、入ってないように見えてしまった・・・(アホ)
まぁ、元々のは1GBだったので、4GBにグレードアップしたという事で納得しましょう
値段も798円とお安く買えましたし・・・(汗)
さて、天井の状況ですが
内張りが完全に全部がはがれてしまい、サンバイザーとかルームランプで押さえられている状態でした
とりあえず、ピラーから取り外し、ドア上の取っ手?とルームランプ外した後
最期にサンバイザーを外したとたん張地が落ちてきて頭からかぶってしまった(笑)
で、天井内材のウレタンを引き出しました
天井の内張りを外すとこんな感じになります
サンバイザーやクリップ、取っ手等のネジで止めてある部品と、ピラーさえ外してしまえば
ウレタン材は、うしろに引き出すだけで簡単に外れます
外す時の注意点は、先に張地が剥がれてしまっていると、引き出す際にシートのヘッドレスト等に
接着剤やスポンジのカスがこびりついてしまうので、ゴミ袋などでマスキングしておくと良いでしょう
後は、引っかかったりしても無理やり外さない事です
極端に言うと、ウレタン材はソフトクリームのコーンくらい脆いと考え、無理な力をかけないことです
サンバイザーは、爪で引っ掛けた後ネジ止めされています
サンバイザーのクリップは、写真上の穴に縦に入れた後、90度ひねりネジ止めされてます
いずれも、ネジを外しただけでは取れてきませんので、無理やり煽ったりはしないで下さい
ピラーの外し方を詳しく知りたい方は、メール頂ければそれなりになりますが説明はします
で、実は数年前の冬に、屋根から落ちてきた氷の塊で、屋根の一部が凹んでたのですが
天井内張りを外したついでに、内側から叩いて少しでも直しておこうと思ってたのです
しかし、ここ数日の暑さで伸びたのか縮んだのか、何が起きたかは知りませんが
ほぼ、目立たない状態まで勝手に直っておりました(笑)
まぁ、それはさて置き
外した天井のウレタン材です
ウレタンに貼られている張地はビニールのようですが、ウレタン材と張地の間にスポンジを挟んで
糊付けされています
欧州と日本の気候の違いにより接着剤が劣化して剥がれてくるとよく言われています
これは、VWだけではな古いタイプのBMWもメルセデスも同じようです
まぁ、どんなに良い車でも古くなればそれなりに色んな故障やらが起きるのは同じって事ですね
自分の感想としては、接着剤の劣化と言うよりはスポンジの劣化が原因では?と思いました
で、外したウレタンから張地をはがすと(実際は剥がれたですが)上の画像の状態になります
ウレタンに、スポンジと接着剤が残ってますので、これを落とします
最初は、タオルでゴシゴシやってみました
取れます・・・取れるには取れるのですが、タオルは目詰まりするし、手はべたべたになるしで
あまり良い感じではありません
ウレタンにも、擦った際に接着剤が残ったりしてます
これは良くないという事で、もう一度検索してみると「たわしが良い」との記事を発見
そのまま100円ショップへGO
2個入りで105円です
で、早速たわしでやってみたら・・・タオルよりは全然良い・・・けど・・・
なんか違うなぁ・・・
そこで、ハッと思い出す
タオルでやった後、手を洗ったのですが、普通に水洗いだけでネバネバが落ちたのですよ
もしかしてと思いこれを使ってみたら・・・
ジェット水流をあてるだけで面白いように取れました
しかもかなり綺麗です
仕上げに取りきれていない付着物に水をかけながら、たわしで擦ればきれーいに取れます
こんな感じです、綺麗になりました
ただ、最初にタオルで擦った時の接着剤痕が少し残ってしまいましたが
色がついてるだけの状態まで落ちたのでOKでしょう
注意点は、たわしで擦る時は(たわしに限りませんが)やさしく擦ってください
ウレタン材がかなり薄く割れやすいので、力を加減しないと破損の元になると思います
実際、ジェット水流を当てただけで、こんな感じで剥がれてしまった場所が何箇所かありました
割れたわけではないので、このまま使用しますけどね
その後、綺麗にすすいだら乾燥させます
ウレタン側は水も染み込まないので、すぐ乾きますが
裏側のベース材は紙?の様な物なので水が染み込みます
裏表をきっちり乾燥させます
次は、張地です
ネット検索すると、大体の人が新しい張地に張り替えていますが
コンセプト通り、張地も再利用します
まぁ、状態と状況によっては新しいのに張り替えるしかないかもなのですが・・・
幸い、自分のゴルフの張地はビニールのような感じでしたので問題なさそうです
で、やはりと言うか当然の事ながら、剥がした部分にはウレタン材同様に接着剤やらが残っています
ウレタン材の時は、地面に(アスファルト)に直置きしてやってましたが
内装部に傷がついてしまったら、再利用する意味が無くなるので
ブルーシートを敷き、その上で作業しました
これも、ウレタンの時と同じくジェット水流とたわしの併用で綺麗に取れました
綺麗にした後の写真は撮り忘れです・・・(汗)
内装側も同じく洗い上げます
綺麗になったら物干しにかけて乾燥させます
と、ここで遅くから始めたせいもあり、結構な時間になってしまったので作業を終わり後片付け
水で取れるのはいいのですが、剥がれたスポンジカスなんかがそこらじゅうに溜まったりしてるので
これも綺麗に掃除しておかないと・・・いろんな意味で後が怖いです(笑)
一連の流れは、大体こんな感じですかね
張地は、気分転換に新しい柄や色に変えるのもありだとも思います
ただ、再利用できるなら再利用したほうが綺麗に貼れると思いますよ(まだ貼ってませんが)
張地の再利用の利点は、まず材料費がかからないのと
張地自体に元々の形がついているので、凹凸も伸ばしたりする事なく綺麗に貼れるという点でしょうね
では、次回は貼り直しの作業工程から載せて行きたいと思います