
横浜のマツダR&Dで行われた、MAZDA THANKS DAY in JAPAN 2nd
ここで、ロードスターとの関わりを再認識した自分に気が付きました!
そんなに大袈裟なことではなくって、あぁ、これ嵌ってるな。という実感です。
どんなこと?会場を後にして、先っぽを目指しながら考えてみます!
三浦半島の先っぽ。三崎港を目的地に。
《見られる》
オープンカーの幌(実際には樹脂トップなのですが)を開けて、横浜の都会を走ることは結構な勇気が要ります。田舎者の僕は、郊外の道を流すときには感じないのですが、こういう都会を走っていると渋滞や信号で停まる頻度が多くて軽快に走れないのです。必然的に歩道を歩く人からも丸見えですし、横に並ぶおっきな車からも中を覗かれます。これ、恥ずかしいんですよね。でも、商品企画の方が言われていた、「見られる、振り返られる」ということが起きているんですよね。先頭を走っていると気が付きにくいのですが、2番手以降を走っているとよくわかります。
スポーツカーであり、オープンカーです。見る人が振り返る。乗る人が開放的になる。つまり、それが楽しさとなる。とも仰っていました。
「見られる」
ロードスターが交差点を右折するとき、中心部分まで入っていき、ノーズをクッと入れて曲がっていく。ドライバーが支点となっているかのような動き。あの光景はカッコイイですよね。僕も自分で見た光景が残っているので、ああやって曲がったらカッコイイだろうな!と思って、たまぁにやります(。^^。)
《におう》
これはダイレクトに入ってきます!ラーメン屋さんの前、焼肉屋さんの半径50メートル圏内!鼻がヒクヒクしてしまします。
《見つける》
停車中にきょろきょろする癖は変わりません。行列ができていれば、「美味しいに違いない!」と思いますし、次に来たい店リストにも入ります。これはどんな車からでも見えることなのですが、屋根を下していると、近い場合、直接会話が入ってきて面白いです!
活気のある商店街を抜けていきます。
《磯の香り》
海が近づくと、磯の香りがします。お魚が美味しいんだろうなぁ。と、腹の虫も騒ぎ出します。
《見上げる》
鳥はいつも空から獲物を狙っています。僕の帽子も取られないように気をつけなきゃデス。
二人とも限界をとうに超しているところで、活魚料理の看板がありました!
速攻のピットインです!
にゃん!天丼
初めてこんなに黒い天丼を見たものでして、一瞬、「えっ?」ってなりました^^
店員さんが、そこは見逃されなかったのですね。
「たまり醤油で、たれを作っております。ですから、このような黒い濃い色のなっています。」ニコリ
濃い味が好きなので、とても美味しくいただきました。
三浦市 三崎港に到着です!
「あ、猫。」
ひでまろさんが近づいてくる猫に気づきました。
こいつは、ご飯をもってるかにゃ!!
スリスリ
「ごめーん、持ってないよぉ」
どこかへ歩いて去っていきました。
お魚センターがありまして、入ってみますと。
まぐろのカマとか、鰻とか、いろいろな海産物が並んでいます。
「はぁ~~、もう帰りたくないな~~」
やっぱりそうですよね♪
こんな先っぽまで走らせた夕方。美味しいものを見たら、温泉入って、ビールでも飲んでぐっすり寝たいよね。
いろんな理由をつけることを、ご提案(コレ悪魔の囁きなり)させていただき、承諾を得ない方法の、メールという超近代ツールを駆使されたのでした。
結局。
想像を超えたホテルに、おののきながらチェックインです。
電気代も結構かかってます。
《クルマが好き、車に乗っていない時間》
ここも、マツダの方がプレゼンで言われていたことです。
クルマを運転することが元々好きで、そんな共通の趣味を持った仲間とクルマで遠出をする、また、近くでも共に走る。これはクルマがあります。でも、実際には仲間とはクルマから離れて、食事だったり飲み会だったり、ミーティングだったり。運転していない時間もあります。このクルマを降りても充実していることが実は楽しい時間なのかもしれません。
一緒に露天風呂につかったり、ビールを飲んだりしながら、今までのことや将来のこと、ツーリングの計画や思い出など。語り合いながらお互いを高めていくところが充実した時間で大好きです。
《濃密な時間を過ごす》
この考え方、というか行動は今まで感じてはいましたが、今回のプレゼンではっきりと納得できるものでした。
うまく言い表せるかな?
例えば僕の場合はロードスターと過ごす時間が楽しかったり、皆さんと遊んでいる時間が充実していて、次の会が待ち遠しくなっています。これは、趣味がゴルフの方だったり、絵画だったり、楽器だったりと、人によっていろいろです。
その、ともに遊ぶ仲間とは過ごさない時間、仕事中や、自宅にいる時間など。この時も充実した時間が送ることができる。輝いていられる!と言われるのです。
マツダ NDロードスターを開発するにあたり、企画されたことに、この濃密な時間とは何なのか?また、どうやったらユーザーがその時間を持つことができるか?ということに対して徹底的に話し込んだそうです。
・25年たっても飽きることのない原理原則に基づいたデザイン
・だれもが幸せになれるクルマ
・守るもの
・ドライバーを中心に
・視界が広くて運転が楽しい
よく考えてみると、僕はすでに手にしているのかもしれない。濃密な時間も、ロードスターという幸せなクルマも。
いや、していますね。
MAZDA THANKS DAY in JAPAN 2nd の会場で、パワートレインの方に、
「お客様のNCは私にとっても我が子のようなものです。お客様が質問されたご自身のNCのことをけなして(買い替えを迷っているので背中を押しての意で)ということは出来ませんが、NDの良いところは、たくさんあります。」
実際にトランスミッションの形状が丸くツルツルなったのは、リブがなくなったのではなく、内側に肉厚が波打ったように違えて製造されていることや、リヤサスペンションのストラット頂点をNCは鉄板でボディ側でつないであるが、NDは必要がない。など、いろんな質問に対して答えていただきました。
技術的なことは、正直あまり詳しくないので、すごいです!!と感じるだけなのですが、
「今、お客様がお持ちのNCも、私も開発から携わっています!そのNCにもっと永く乗っていただきたいです。そしてもういいや、と乗りつぶしたときにNDをご購入いただければ嬉しく思います。私たちはその準備はしていきます。そして、そのNCは後で購入される若い方が喜んで使われるのですから。」
パワートレイン開発、設計の方からいただいた、この言葉は響きました。
新しく開発されたクルマはイイに違いありません。
余裕があれば増車もできますでしょう。でも、その考えに行く前に、今日の出来事で感じました。
今のロードスターともっと深く過ごしてみる。
いつか、共に暮らしている。と言えるように。
まだまだ乗り始めて3年のひよっこですが、確実にクルマと仲間との楽しみは積み重なっています。