ひろロドのブログ一覧

ロードスターのドアを開けて、まだ暗いうちに出発します。
隣家の方が目を覚まさないように細心の注意を払って、シャッターを開けます。
スターターを回して始動した瞬間、首をすくめる思いです。

バイパスまで出ると、温まったエンジンで、ロードスターは快適に走り、段々と空も白くなってきます。



片道２００キロのソロツー。


目的地はサクラサク湖のほとり。

目的は、みんなに会いに行く。








高速道路では巻き込む冷たい風を感じて、屋根も閉められるクルマさ、と言い聞かせる。





山頂の東側に照り付ける朝日で雲ができる。



















ロードスターは二人乗り。
二人ならではの楽しみもあります。けれど、一人で運転しているときの「個」な感じも好きです。

複数台で走るツーリングの楽しみも格別で、このクルマに出逢って良かったとも思えるのです。たまに一人で目的地に向かうソロツーも、また気ままで楽しいものです。





気になる景色があれば、路肩に停めて。





ロードスターを降りて周りの景色を見まわしてみる。







行き止まりの道だって、その時自分に用意されたような気分に陥り。





静けさにおどおどする。




駅があれば近寄っていき。
汽車が来ないことをあきらめたりもできる。







いざ、目的地に定めたミーティング会場に着けば。





西から。




東から。




集まるクルマ好きな仲間。





普段、仕事での頑張りや、緊張感をこぼすこともなく、久しぶりなだけに感激をする。






ただ同じ車種を並べ。






明日の話をする。







ロードスターに乗っているという共通点は。




久しぶりに会うためのチケットとなる。



集団の中の一人だけど、一人がいないと皆にはならない。




目的地が、みんなが集まっているところ。というのも贅沢なことなんですね。







そこから自分に戻る道を探す時間も。





みんなと一緒に走る時間も。





この道を走っているから味わえることなのですね。











目に映るものを留め、記憶のどっかに押し込んで。





どこかで遇った景色に深呼吸をする。



忘れないように。








ロードスターに乗って帰ろう。

にやけて帰ろう。

明日は今日より楽しくなっているから。