ひろロドのブログ一覧

三連休の最終日にいつものごとく、ご飯を食べに行きながらの温泉。

あらたまの湯です。


連休の〆ともあってか、お客さんでいっぱいです！




動きそうな目玉のヘッドランプ。




浴場では色んな地域からお客さんが来ているのか、イントネーションや言葉が少しづつ違います。
第二東名もつながって、アクセスしやすくなったのでしょうかね(^^♪


低温の方に浸かっていると、おじいちゃんと高校生くらいのお孫さんが仲良く入ってきました。
おじいちゃん　「ちょっと温泉に浸かっていると、かゆくてな、背中。」
孫　　　　　　　「どこ、背中、ちょっと赤こなってるわ。後でクリーム塗ってあげるわ。」
西の方から来られたのかな？
おじいちゃん　「いま、なんじや？」
孫　　　　　　　「３時４０分、集合は４時１５分やからもうちょっとで出なな。」



温もってきたから露天風呂行ってみよ～～～


外も人でいっぱい。

ここの露天風呂は４っつあって、源泉かけ流しの低温が人気で中々空きません。

幅３メートルくらいのところに５人ぐらいで肩を寄せ合い、あ、すみません。
と声かけながら入る感じです。


一人分のスペースが空いたので、ちょっとすみません、と言いながら低温の方に浸かります。



仕事がらというとヤなんですけど、見るもの聞くものずーっと記憶していくんですよね。

左側で３人さまのおじいちゃんたちが、
「最近はサイド発進はやるのか？」
って話題になって、あ～～サイドブレーキを使った坂道発進ね。と
納得したり。
「マニュアルの方が免許賃高いらしいぞ。」
あ～～、オートマ限定の方が安いんだね♪
ってなったり。聞き耳を立てているわけじゃないんですが、温泉に浸かって何も考えずにぼーっとしとこって思うのですが、
外の杉の木を、１、２、３、、、と数え始めたり。

気が休まらないのかな？


もう、眼をつぶって温泉に集中！！



って思っても、顔の汗をぬぐう時に、タオルを取ろうとして横を見たら、
高温の方に頭にタオルを乗せて、真剣な表情で文庫本を見つめている中年発見！


本！？

ってなりましたが、本人は真剣です。


濡れたらどうすんだろ？


って思いながらチラっと見ていると、その人と僕の間のおじいちゃんもそう思ったんでしょうね、

「それ、普通の紙？」

って発しました。




「・・・・・・・・・・・・・」




え？無視？

さ、どうするおじいちゃん。



「それ、普通の紙？？」

いいぞ、意思強い！！


中年は一瞬、邪魔すんなよ的な空気を出しましたが、おじいちゃんの真っ直ぐな２回目の質問に活字から目を離さずに。


「そう、普通の紙。」

不本意にも中年は答えてしまいました。

おじいちゃんがほんとに聞きたいことは紙の材質のことじゃ、ないんだよねぇ。





自分が集中しているときに、誰かに話しかけられたりすると、
そのことが邪魔のような雰囲気を出したりすること、自分もあるよな。


ほんの数秒、数分のことで会話は済むのに妙に急いだふりをしたり。


と自戒の念。





人が発する言葉にはすべて意味があるんだよね。

と教えられた出来事でした。





あ、集合時間の４時１５分まであと３分。
関係ないけど～～～









風呂上がりに見上げたら月。


変わらず、まん丸でした～～～～

＼(^o^)／