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世界遺産の井戸を見た後にパタンという旧市街を通り抜けているとき、右側にとても古そうな建物を発見。


ちょ、クルマ、ストップ！！

タクシードライバーにお願いして道路脇に停めてもらった。

クルマやバイクの往来が多くて、中々反対側に渡れない。






路地からもバイクや自転車が出てきたり入ったりしている。




なんの建物だろう？




建物の前で話をしているおじさんに二人に聞いてみた。


ナマステェと挨拶して、建物を指差して話しかけてみるけど、通じてるのか通じてないのか、ニコニコしてしきりに話しかけて来てくれる。


中に入れ。


みたいなことを言ってるみたい。




半分だけ開いた鉄の扉を抜けて入ってみる。





屋根まで吹き抜けている


タクシーから見たときに、ディズニーランドのナイトメアビフォークリスマスのジャックの屋敷を想像したけど、中に入ると正にそれ。
夜には絶対入れない。



またヒンディー語で話してくれるけど、よくわからない。

「ダンスホーー」

え？いまダンスホールって言った？


ダンスホール？って聞くと、ハー、とイエスの意味のヒンディ語で返してくれる。
二階三階の上を指差して腰を左右に動かしてダンスダンスと言っている。


150年くらい前の話らしい

中央のホールは約四畳半。そこで踊っていたのか、演奏していたのかよくわからないけど、ここでその昔人々が楽しんでいたことは確かのようだ。


外に出て、こっちへこい。と案内された



ホース、ホースと言ってる。

ここに馬をつないでいたと言ってるみたい。




陽気なトゥクトゥクのドライバー2人でした。





映画のセットに迷い込んだような、不思議な感覚を覚えたパタンの町でした。