DS5 HV4との違い

1月末には、JAVELさんでも正式に販売開始されましたが
並行輸入でしか手に入れられないDS5ディーゼル
ハイブリッド4も増えてきているようです。


細部も含めて、正規輸入のDS5とは違いが結構あるようです。



一部これまでの復習と、今後の予習（？）を兼ねてわかる範囲で纏めてみます。


①エンブレム

　DS5“H”となります。“H”はハイブリッドのことで、濃紺の文字色になっています。



　フロントドアのサイドミラー下には、“Hybrid4”エンブレムも。



②ハイブリッドのメカニズム

　ハイブリッドを統合的にBOSHがマネジメント。




　4気筒2.0ディーゼルは専用のトルク特性を持ち、後輪を駆動するモーターは37ps・15kgf・m
　トータルでは、200ps・トルク47.9kgf・m



　時速60km/hまではモーターのみのEV走行、120km/hまでは4WD走行も可能とのこと。


　過去にも紹介していますが、DS5ディーゼルHVのPVもどうぞ。

　バッテリー＆モーターの制御が電気をためない方向、まるで有休を惜しみなく使いまくるフランス人の
　ような気前のよさなのだとか。
　市街地で50km/h以下の加速でも、モーターが積極的に介入し、バッテリー残量はどんどん減るといいます。
　結果的に巡航スピードにのせるためなら手数を惜しまない働きぶりは、日本のハイブリッドとは大きく違う点
　でしょうか。

　スポーツモードでは低いギアでモーター介入が積極的になり、後輪の蹴り上げが感じられるそうですが、
　これは乗って体感しないと。。


③パドルシフト

　セミオートマ、ステアリング裏にパドルシフトがあります。



　バッテリーが空でもオルタネーターがリアの車軸に電気を常時供給するため、発進時にモーターで
　クリープするそうです。



　加速感も滑らかで、トルコンAT慣れした身にムチ打つ変速ショックもない印象なのだとか。


④ヘッドアップディスプレイ

　エンジン稼働時は白文字（充電時も）、モーターのみは青文字で表示だったりもするようです。



　スピード・オートクルーズ設定表示に加えて、ナビの簡易表示（過去のHALKYさんブログ）もされたり。


⑤ペダル

　欧州でも国によって違いがあるようですが、アルミペダルのところも。




　MT車でもアルミだったりもする。

　見た目もそうですが、雨の時などアルミの滑り止め加工してあるのと、やっぱりいいですね。




　日本のようにラバーだったりする国も…
　UKもそうみたいですが、右ハンドルでは対応してないのか？



　このブレーキペダルの右側端下のヒレのようなものがあって、アクセルからブレーキへ踏みかえる時に
　たまに足に当たることがあります。


⑥センターコンソール

　日本仕様ではここはただの穴になっていますが、オーディオナビのコントローラーがついています。



　これを日本仕様にハメ込みもできるようです。
　もちろんダミーで、スイッチ押しても反応しませんが、イルミネーションが点灯するとか。
　シトロエン千葉のスタッフブログ
　
　モード切替スイッチは、選択モードランプも含めて若干タイムラグがあるようです。



　カーグラTVでの松任谷氏によると、「SPORT」と「AUTO」は、ハイブリッドやチャージにする時間の違い？とか。


⑦ルーフコンソール

　後方左右にあるシトロエンコール、SOSコール（警察や救急）も装備されます。
　日本仕様ではダミースイッチになっています。




⑧トランク

　ハイブリッドでなければおよそ465L容量のトランクですが、バッテリー収納のため小さくなっています。
　凸凹がありますが、フタをしてフラットにすることができます。

　


⑨パンク応急修理キット

　スペアタイヤがなく、パンク応急修理キット装備の場合も…。

　

⑩その他

　これは、オプションのようですが、

　レーン・ディパーチャー・アラート
　オートライトディッピング：ロービームとハイビームをオートチェンジする機能

　こんなところにも…




　あと、Hybridシステムの電装系とAM波が干渉して音質が保証できず、AMラジオが聞けないようです。




1年以上かけて、あらゆるシーンで走行したというJAVEL竹村社長のレポも是非どうぞ！


※画像は、サイトよりお借りしたものです。