整備に夢中(VOL.1クラッチOH)
投稿日 : 2013年01月13日
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2009年11月時 クラッチOH作業の様子です。
狭いガレージ、ピットなし、一人でやる、の3悪条件の下、3日がかり
でした。以前アップしましたが、画像データ(当時の紙焼き写真)が一部見つかりましたので改版掲載します。前の掲載をご覧になられて、直接電話をいただきましたSさん、一人で行うミッション篏合における工夫の部分を特に解説を厚くしました。
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写真はクラッチディスクの交換用の新品(右側)、外した物(左側)。
これ以外にプレッシャープレート(クラッチカバー)、レリーズベアリングを交換しました。
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右側が摩耗したレリーズベアリング、左側が新品です。
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クラッチセンター出しツールは10mmのボックスにガムテープで
太らせて使用しました。
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ついでにミッションケースも掃除しておきました。
きれいにすると気分がいいです。
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おろしたミッションをエンジン側より見る。円周上左側の欠落部分は三日月形状のビーピングホールカバーが10mmのボルト×3でとまっています。上部の丸い穴はスターターがはまっていたところ14mm×2。これらとシフトレバーを外しておろしています。ビーピングホールカバーは忘れがちですが、これがついたままですとフライホイールのリングギヤにひっかかってミッションが分離できません。内部は見事の真っ黒。フラッシュにレリーズベアリングだけが光ります。
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1時間かけてここまで清掃。メーン・ドライブ・シャフト先端、クラッチレリーズベアリング、シフトフォークはこのように配置されています。レリーズベアリング・スプリングは隠れて見えづらくなっています。
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上記3点をはずし、清掃したところ。オイルポンプカバー上部の筒状の中をメーンドライブ・シャフトが通っています。この筒状の部分をレリーズベアリングがレリーズフォークのテコ作用により前後にスライドします。筒状部分の段付き摩耗等はOKでした。本来はこのカバーをはずし、ポンプシャフトやローター(ポンプ用)の摩耗も点検するのですが、一度やっているのでパスしました。
→以降は整備手帳VOL.2 クラッチOHに続きます。
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