あゆちーこのブログ一覧

数日前に「岐路に立つ歳に」と題したブログを書きました。

前回のブログでは概ね良い話とのコメントをいただき私自身も感動さえ
覚えたほどです。

今日は「突然の別れ」と題したブログを書きたいと思います。
本当は書くかどうか迷ったのですが、あえて書き残すべきと判断しました。

私は今年５０歳を迎え、会社にとっては早期退職対象になる年代です。
今年のコロナによって会社業績も落ち込み、より利益創出のための人員抑制
が必要となる年になっています。

人員抑制と言っても言い方を変えれば「リストラ」ですね。
会社の中では、そういった場合に誰を対象にするとかリストラに対する順位
付けをしなくてはなりません。

そういった場合は誰に負担が一番掛かるのか？　社長、役員、部長？
私の会社だと製造などの職場を指揮している工場長が悩むことが大きいです。
立場上、上からも下からも板挟みにあい心労もその分多くなります。

今まで一緒にやってきた仲間を配置換えやリストラの順位付けをすることが
どれほど辛いことでしょう。

先週、私の勤める会社のある工場長が突然連絡もなく来なくなりました。
もちろん家にも帰ってきていないようで、家族も心配して警察に捜索願いを
だすなどしたのですが。見つからず。

皆が心配している中、それでも会社は毎日動きます。

そして先週土曜日の夜に
突然亡くなったとの訃報連絡がありました。
５２歳でした・・・

つらいですね。

状況は不明ですが、自死の可能性が大とのこと。
自動車についているＧＰＳ機能で位置を特定して探し発見されたようです。

今まで頑張ってきた同年代の人達がこうして去っていくのはどうなんでしょう？
あまりにも最後が。。家族がかわいそうです（泣）

あとになって出てくるのは、異変に気付いていた人がいたということ。

「会社を辞めたい」

今年で５０歳を迎える私。
プライベートでも仕事でも、様々な部分で岐路に立つ歳になってきた事を
最近実感しております。

プライベートでは昨年、心筋梗塞を患ったこともあり健康に注意しなくては
いけないような歳になったと。

そして仕事面ではどうしても若手には敵わなくなってきたなと思うことが
多くなってきたと思うように。。

そしてなによりも会社の早期退職制度の始まる５０歳になったということ
でしょうか。うちの会社に限らず他の会社もそうかとは思いますが、そういう
歳になってきたんだな～　と最近、気持ちが沈むこともしばしば。

同年代の人達が配置換えになったり、早期退職制度を活用して会社を辞めて
いったりと、若いときに思っていた５０代とは掛け離れた現実が訪れるのか
と日々思っています。

昨日も６０歳で定年退職後に再雇用で働いていた良き先輩が体調不良で
契約を満了することなく会社を去っていきました。先輩は約１か月前から
休んでいたのですが、体調が思わしくなくやめる決断をしたそうです。

最終日に会社に事務手続きで来ていて偶然出会い、最後なので昼食を誘い
その場で快諾いただき美味しい蕎麦をご馳走しました。

いろいろ昔ばなしやら楽しい話、つらかった話もお聞きしました。
本来なら昼休みの時間はとっくに過ぎていたのですが、そんなことはお構い
無しに時間の許す限り話をしたのは言うまでもありません。

楽しい時間も過ぎ、車に乗り別れる時に先輩はこんな言葉を最後に言いました。