ポルシェボクスター（986）ウインドウレギュレーター交換

986BOXSTERや996（987、997もかな）はドアノブを引く際、ウィンドウガラスが瞬時に10mmほど下がるギミックが仕掛けられていますが、これが機能しなくなってしまいました。
そうなるとウィンドウガラスが窓枠に引っ掛かり、ドアの開閉に支障を来します。
これはウィンドウレギュレーターの故障が原因のようです。

レギュレーターの交換は大して難しくはありませんが、画像グレーの柔らかいシール材（モイスチャーバリヤー？）の取り外しに時間が割かれます。
再使用を企みますと、破らないようにドライヤーで接着剤を温めながら剥がさないといけません。
ちなみにこのカバー＄8.43でしたので、時間を掛けて取り外すなら新品にしても良さそうです。

画像は右側ドアのレギュレーターです。
上が取り外したレギュレーターで、品番が986.542.016.03
下が用意した新品のレギュレーターの品番996.542.076.04
です。
見た目の変化は判りませんが、品番が986から996へ変更されているので、対策部品であると願いたいです。
（実際は対策部品ではなく、986と996で統一されただけのような気がします・・・）
アメリカから取り寄せて＄248.17（77円/＄）と結構高価な部品です。

何が問題かと言いますと、画像の部分が壊れて（切断されて）います。
表現方法が良く判りませんが、ワイヤー周囲のメタルチューブが破損（破断）しています。
パーツが高価なので修繕できないかなと思いましたが、良い方法が思い付きませんので、レギュレーター自体の交換となりました。

不具合は現状で右ドアだけでしたが、左ドアも怪しかったので併せてこちらもレギュレーターを交換しました。
交換にはドアガラスの脱着も必要ですので、ガラスの建て付け調整が心配でしたが、素人でも雨漏りのチェックをすれば何とかなりそうです。
ドア内のエアバックの脱着もありますので、これの取り扱いに注意してください。