消費税がこの4月から 5% ⇒ 8% に上がる。
世間は駆け込みでの買い溜めに大騒ぎだけど、実はガソリンには別の増税も同じく4月から実施されるという話が急に聞こえ始めた。
■
毎日新聞 - 消費増税:運輸業界に悲鳴 ガソリンと温暖化税のダブルで
正直なところ、寝耳に水の印象はぬぐえず「聞いてないよ!?」という気分なのですが... そんな話がいつどのように決まって、今後どの程度自分の生活に影響するものなのか? とりあえず調べてみました。
参考)
■環境省>総合環境政策>税制のグリーン化(環境税等)>地球温暖化対策のための税の導入
- 正式名称は「地球温暖化対策のための税」
- 地球温暖化の主原因とされる、化石燃料由来の CO2(二酸化炭素) 排出量1トン当たり289円を徴収する。ガソリンなどの石油製品は760円/Klの計算。
- 課税対象は、ガソリン・灯油・ガス・石炭 などの化石燃料。燃料代金に含む形、消費者からは値上げに見える。
- 課税は3段階で行う。石油製品では以下のとおり。
2012年10月~ 250円/Kl
2014年04月~ 500円/Kl ★今回
2016年04月~ 750円/Kl
...あれ?
今回が初導入という訳ではなく、既に2年前に導入済みの(既に支払い始めている)税金のようです。
この4月の消費税増税と合わせた形で、導入時から予定されていた税率引き上げが行われるため、報道で取り上げられたということのようですね。
金額は...
KL(キロリットル)単位だから、1,000L あたりね。1L あたりになおすと、2012年10月から今まで払っていたのが 0.25円/L で、この4月から 0.5円/L に上がる... と。
0.25円/L のUp? 40L 給油した場合で 10円 の Up ですか。
消費税 3% Up 分の約 4.8円/L (40L で 192円ほど)の上昇に比べれば、微々たるもんです。
少なくとも、一般家庭で使われる自家用車については、地球温暖化対策税の影響は小さいと言って良さそうです。
個人的には、名目通りの目的に使われるのであれば、この程度の負担は是としても良いと思いますし。
バスやトラックなどの長距離移動を常とする業態ではそうも言っていられないとは思いますが、消費税増税の影響の方が極めて影響が大きいことに変わりはありません。
Posted at 2014/03/30 02:09:52 | |
トラックバック(0) |
エネルギー | 日記