構想から4年、ついに乗車定員5名化が完了しました~。
良かったよかった(^_^;)
事の発端はズバリ、嫁の3人目の妊娠でした。
内心、「まずいなぁ~、乗り換えかぁ!? ミニバンしかないのか~??」
なんて考えながら、RB1(オデッセイ)のエンジンがK24Aなことに目を付け、MTミッションに載せ替えてぇ~、何て構想も本気で考えましたwww
ただ、タイプRだけ4名定員で、他のグレードは5名定員。
いったい何が違うのかを探っていくうちに、もしかしたら5名定員に変更できるんじゃない??って感じで、試行錯誤が始まります。
道路運送車両法、保安基準、諸々の細則・・・・・いろいろ調べていくと、

タイプRの背もたれのみに存在するセンタークッションの張り出し(青○部分)。これがあるために、保安基準に定められた座面長400mmを確保することができず、センター部分には乗車できないのです。
●ホールド性を高めた専用開発のリアシート。
センター部を大きく盛り上げ、両サイド部の張り出しも大きくし、サポート性を高めたリアシート。後席乗員もスポーツ走行が存分に楽しめる安心感と快適さを提供する。表皮はフロント同様、ラックス スェード®を採用。(後席定員は2名)
と、当時の車種別HPには載っていたわけですが、だれがリアシートに人乗せてスポーツ走行するんじゃい!! っと今さらツッコみを入れたくなります。
さて、ノーマルグレードとタイプR、部分的なハイテン材への置き換えや接着剤の増量、パフォーマンスバーの追加などの違いはありますが、基本的な骨格の作りは共通していますので、他のグレードからの部品の移植は問題なくできるわけです。
シートベルト、バックルの移植記事はコチラを
http://feed.carview.co.jp/tb.aspx?t=blog&i=31005650&h=5b0ae
次に、乗車定員の変更について、
車内をドンガラにして 4→2人のように人数を減らす場合は、乗車定員変更
今回の例のように 4→5人のように増やす場合は、構造変更検査
となります。
まぁ、FD2シビックに関しては、他のグレードとフレームが共通なので構造変更も何もないわけですが、本来ないものを付ける、増やすということはそれなりに大変だということも、今回大変お勉強になりました。
されに言えば、同じFD2と呼ぶシビックでも、
2.0GLグレードは、DBA-FD2
タイプR は、ABA-FD2
となり、型式においては全く違う車になっちゃうんですねぇ。ああややこしい・・・・・。
で、先述した通り、ネックになるのが座席センター部分の前後長。
全国でも何名か5名公認にチャレンジされておりまして、400mmの前後長を確保するための様々なアプローチがあります。
例をご紹介させていただくと、
いろいろと情報交換をさせていただいたキジシロさんの場合

センターのクッション部分を削ってフラットにして座面の前後長を確保されています。シート表皮はそのままですので、タイプRに興味のない方はその変化に気づくこともないはずです。
そして、私がとった方法、背もたれの他グレードからの流用です。

たまたま某オクに出品されていたFD3(シビックハイブリッド)背もたれをそのまま移植しました。FD1やFD2‐GLグレードは6:4分割の可倒式シートになり重量や部品点数が増えるところ、ハイブリッドは背もたれとトランクの間にバッテリーなどのシステムが収まるためにトランクスルーにはならず、タイプR同様シンプルなクッションであることが決め手でした。
本音を言えば、特別仕様車のアルカンターラバージョンが良かったんですが、絶対的なタマ数がないばかりか、そんなに都合よくオークションに出るわけもなく、また、写真で写せば一目瞭然ですが、ドアを閉めてしまえば気づく人は皆無、一度だけ奥〇摩湖の駐車場で、初めてお会いするタイプR乗りの方に「あれ、ヘッドレストが3つ・・・???」と、ガン見されたくらいですwww
と、いうわけで、無事に5名公認となったわけですが、すべての陸運局で一律構造変更を認める、と言ったわけではなく、また説明の仕方によっても「加工」ということが少しでもあると、強度証明書みたいなものが必要だ、と言われてしまうことも考えられます。
ここでご紹介したものはあくまで例の一つであり、必ず成功するものではないことを最後に書かせていただきます。
私の場合は、何としてでもタイプRに乗り続けたくて、リセールバリューなんてものは全く考慮に入れず行っております。その点ご了承のうえ、ご一読くださいね。
Posted at 2017/01/15 21:30:01 | |
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