クラッチ スカスカ現象修理

クラッチが半クラッチ状態
しばらく走るとドッカン💨と繋がる

コリャ、レリーズシリンダーかマスターシリンダーお陀仏か？

とりあえずバラす

レリーズシリンダーを疑う
赤枠の場所に付いてます

外すと、黒い汚泥がドロッと
中のオイルを抜くと、茶色いオイルがデロデロッと

シリンダーの内部洗浄しました

さてと、汚泥の犯人探しです

クラッチオイル、ブレーキオイルの類は攻撃性が非常に高く、コンクリートに落ちたオイルとか楽勝で分解して洗剤で洗えば跡形なく消えます

そんなオイル

オイル交換しても、ホース内のオイルは抜け切れず、シリコン樹脂部のホース内を少しずつ攻撃して、ササクレ ササクレが剥げ逆止弁状態に

犯人は、レリーズシリンダーに繋がる油圧ホースでした

シリンダーへ入る油圧は通すが、戻りのオイルを通さない

内部で、剥離が発生し一方通行状態です

レリーズシリンダーのお仕事を復習しましょう

油圧式クラッチ回路には、マスターシリンダーとクラッチレリーズシリンダーがある。
クラッチレリーズシリンダーは別名、オペレーティングシリンダー、またはスレーブシリンダーと呼ばれている。
レリーズシリンダーは、クラッチレリーズフォーク側にあり、マスターシリンダーで発生した油圧をクラッチレリーズフォークのストロークに変換する。
油圧をストロークに変えるピストン、シリンダー、カップ、それとエア抜きをするためのエアブリーダーなどから構成されている。
クラッチディスクが摩耗した場合、自動的にストローク調整するリターンスプリング付きもある。

ホースが欲しいが、そんじょそこらにゴロゴロ転がってるシロモノでも無く、ネット通販で注文、国内在庫有りって事で、来週以降の仕事に続きます

アッ！ そうそう
ポロッとエンブレムが外れた

パリッとしたエンブレムを、ホワイトデーにプレゼントしますかねー

足廻り
ブーツ系 ほころび交換しました
ゴム類は、消耗品
定期交換が必要ですね