
今晩は大学の部活のマネージャーの結婚式の二次会でした。
元マネージャーもキレイでしたし、旦那さんもカッコよくてピースフルなムードでした!
・・・ただ、ちょこっと思うところもあるんですな。コレが。
まぁ、ちょっと気になっていた時期があったのです、ハイ。
隠さず言えば、好きになりかけでしたね。
・・・話は遡る事6~7年前、僕はまだハタチでした。
マネージャー志望で入ってきたその子と僕はバレーボール部の部員とマネージャーという関係でした。
ある日の練習後、この日は近年稀に見る大雪の日でした。
丘陵地帯にあった僕らの大学までは市バスはスリップして来ることができないと守衛さんから聞き、部員みんなで1km近く先にあるバス停まで歩くことになりました。
そんな雪の中みんなで歩く中、頭に真っ白に雪を積もらせても笑顔でキャッキャしながら歩く彼女。
『おいおい、頭真っ白だぞ○○氏!』と言って頭に積もった雪を払う私。
この頃お互い韓国語の講座を受講していたので、お互いに名前の後に『氏』を付けて呼んでいたのです。この『氏』の感じはあくまで当て字で、本当は韓国語の『シ(=~さん)』から来ています。
『○○氏はやさしいね~。』と別のマネージャーが言いました。
・・・今だから言えますけど、やっぱりちょっと気になっていたんですよね。この頃。
・・・その後、先輩マネージャーとの人間関係に悩み、マネージャーとその別のマネージャーは我が部活を去りました。
それでも皆仲良しだったタメ同士、部員・現役&元マネージャーでキャンパス内でワイワイしたり、時々飲み会なんかもやってましたね。
・・・そのまま特に何もなく大学を卒業。
動きがあったのは(起こしたのは)2010年でした。
たまたま、なんとなく岐阜は笠松の『桜ラーメン』に行きたくなり、一人休日を満喫しながら81で岐阜を満喫した帰り道(そういえば、この桜ラーメンを目指した理由は大好きな場所、笠松周辺のグルメスポットをみんカラの『おすすめスポット』で調べたからでした)。
ふと連絡をとってみたくなって、メールしてみたのです。
そのマネージャーはちょうど僕の帰り道にあるK南市に住んでいたので。
間もなくして『今週末国家試験で勉強追い込み中なんだ~!』との返信。
『お~ひさしぶりやな!
時間あったら遊ぼうかと思ったけど、受験近いならまた今度にしよっか!』
と言う私に、
『でもせっかく来てくれてるんでしょ?ちょっとぐらい大丈夫だよ!』
という返事。
時は丁度今ぐらいの季節。
街のスーパーやコンビニには受験生応援のお菓子(受カール、キット受カット)があるはず!と思い、真っ暗なK牧市内を81で爆走。
スーパーマーケットを探すものの、21:00近くではスーパーマーケットは大半が閉店。
近場のコンビニを何軒かはしごしてありったけの受験生応援お菓子を山の様に買い込んで、その子の家の近くまで行きました。
予想外のサプライズとなったのか、とても喜んでくれたマネージャーは
『まだ時間あるの?ちょっとわがままに付き合ってよ!』と言いました。
そして、ドライブがしたいという彼女の道案内のままに、すいとぴあK南~犬山場が見える木曽川の対岸(岐阜側)までドライブしました。
寒い中、家着のまま飛び出してきた彼女は無邪気に車外に飛び出し、
『ここが私の好きな場所なんだ~!』と言いました。
『おい、そんなんじゃ寒いだろ!これ着とけ!』とジャケットを投げた私。
『○○氏はやさしいね』と言う彼女。
さすがに寒くなり、車内に戻ってドライブも帰り道へ。
彼女の家の最寄のスギ薬局の駐車場まで送っていったものの、結局その後3時間も81の車内で喋ってましたね(笑)。
その中で、未だに時折思い出す言葉を彼女は口にしました。
『○○氏、私たち・・・付き合っちゃおっか?』
いたずらっ子みたいに彼女は言いました。
そのふざけと照れと冗談が混じったような言葉に、今以上に子供だった私は冗談返しに、
『え~!?!?!?』と笑って誤魔化してしまいました。
・・・後々女友達に、
『バカだなー。なんでOKしなかったのさ。いくらなんでも女は好きでもない男に冗談でもそんな事は言わないよ』と言われたのは、少し経っての事でした。。。
今でもやっぱり思わないといえばウソになります。
あの時のリアクション一つで、人生の歯車は違う方向に動いていたのかもなぁ・・・と。
少し時が経ち春頃のこと。
後々になって惜しいことをした、と思った私は彼女を何度も遊びに誘いますが、前と違って応じてもらえませんでした。
『ごめん、もう2人では会えないんだ。』との返事でした。
・・・そして時は流れ・・・。
今日の二次会に時を戻しましょう。
『付き合っちゃおっか!』の後に追いかけるも、応じてもらえなかったあの頃。
今日の二人の馴れ初めムービーを見てなんとなく答え合わせができた気がします。
そう、きっと今の旦那様と付き合い始めたのがその頃みたいだったのです。
そしてチクっとまでは行かないものの、『なんと・・・』と思った出来事がもう一つ。
二人の記念日やエピソードを題材にしたゲームの中での一問。
Q:二人が初めてキスをしたのはどこでしょうか?
A:3択
①犬山城が見える駐車場の車の中
②金華山の頂上
③新婦の部屋
・・・一瞬ドキっとしましたね。そして
十中八九①だなと(笑)。
絶対そうだと思いますわな、そりゃwもちのロンで正解!
・・・そして盛況の中、二次会はお開き、そして今は家のPCの前と言うわけです。
一応出会いがあったら逃しちゃいかんのでオールのつもりで行きましたが、如何せん大学の友達では、地元勢主体の三次会まではありませんでしたね(苦笑)。。。
今の心境を表しますと、時の流れに圧倒された感に満ちていますね。
別にその子にどうこう、ではなく。今さらどうこう、というものでもないですし。
働き始めてから特に、時間の流れはまさに超速スピードギア4.2:1並みですw
ただただ思うのは、人生を決めるのは一瞬なんだな、と。
極論ですが、一瞬が人の生死を決めることもあれば、一瞬が一生涯の名声と永劫をもたらすことも、奪い去ることもあるでしょう。
僕が前職に就職していなければ。
あの時桜ラーメンを食べに行かなければ。
あの時メールを送っていなければ。
そしてあの時『付き合っちゃおっか!』をはぐらかしていなければ・・・・・
・・・もしかしたら、違う人生があったのかもしれませんね。
最後に、長(超?)文を最後まで読んでくれた方へ。
別に偉そうに教訓なんて言えません。ただ、迷い抱く方々の参考にしていただければと思いまして、〆に一言残します。
『人生を分かつのは一瞬。今できる事があれば、今やれ!』
ご拝読、ありがとうございました☆★