
先週の13日から15日にかけて、故郷・実家の福岡市に帰省してお墓参りをしてきました。妻や私の都合と娘たちの大学の都合等を色々と日程調整してこの日取りとなりました。
九州の入り口である壇之浦パーキングエリア。
サービスエリアのような大きな規模ではないパーキングエリアですが、今まで新幹線や飛行機やバス等ではなく、自家用車で自分たちで運転して帰省する時は必ず寄っていた(寄る)パーキングエリアです。
久しぶりの車での帰省なので、ここもしばらくぶりに寄ったのですが、売店等の建物も綺麗に整備されており、建物の上にはとても広い屋上展望デッキが造られていました。久しぶりなので綺麗に様変わりしていて驚きました。
関門橋を走っているところを後部座席から撮った写真です。
なお、車は家族用の車というか普段は妻が乗っている車で、スバルのアウトバックです。とてもいい車です。みんカラの愛車一覧にまだ掲載していないので、いずれまた掲載しようと思います。
博多駅に展示されていた山笠と別の所にあった山笠です。圧巻です。祭りの時は担いでいる方々等に思いっきり水を掛けるのです。
右下の写真は博多駅に展示されていた山笠の片側を撮影したものですが、人気漫画のワンピースをモチーフにしています。
ただ生憎、この帰省時はずっと雨でした。せっかく帰省した時ですから暑くてもいいから晴れてほしかったのですけどね。
自宅に帰る前に九州国立博物館に寄ってきました。日本に4つしかない「国立の博物館」のうちのひとつですから、さすがに素晴らしい施設でした。
桃山志野の茶碗 銘 「若宮」です。古志野好きにはたまらない、有名な茶碗です。写真にある橋文と裏側には社文が力強く描かれています。
また、古志野では、やはり国宝である「卯花墻(うのはながき)」(東京都、三井記念美術館蔵)をぜひとも観てみたいです。
〇写真左上は南宋~元時代の灰被天目(はいつぎてんもく)茶碗です。虹天目の名がついています。
時期によって油滴天目茶碗が展示されていたりしますが、今回は展示されていませんでした。てっきり展示されていると思っていて楽しみにしていたのですが…
〇右上は色鍋島の見事な大皿。ここの写真にはありませんが他にも鍋島の素晴らしい皿が沢山展示されていました。
〇左下の掛け軸は十王図と地蔵菩薩像。十王とは、亡者の罪業の審判者として冥界にいる閻魔王等の十人の王のことです。
〇右下は国内有数の古伊万里コレクションです。(小郡カンツリー俱楽部寄贈品)
〇上の写真は出土された埴輪の数々。奥に見える大きな筒状のものは、埴輪円筒棺です。前方後円墳出土品として唯一の極めて珍しい出土品です。
〇下は大宰府政庁跡出土品の鬼瓦です。(遣唐使の時代、奈良時代 8世紀)
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ここに掲載した写真はもちろん極一部です。他にも沢山の貴重で見ごたえのあるお品が目白押しです。
さらに、基本的にほとんどのお品が撮影OKです! 様々な美術館や美術展覧会等では撮影は一切禁止の所が多い(というかほとんど。大阪市立東洋陶磁美術館はOKでした)ですが、ここはそのような制限はほぼないです!驚きました。
もし福岡に来た際には是非訪れてください。
また、時期により展示されているお品も少し変わったりしますので来館予定の方はホームページ等で確認をされてください。
※この後、広島の原爆ドームを見学しました。その写真等は後ほどご報告しようと思います。
Posted at 2024/07/21 23:35:08 | |
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美術鑑賞 | 日記