
昨年からの新型コロナウイルスの猛威も収まらず、本当は趣味どころでは無いのですが、開放感のあるサーキットに居ることが何よりのストレス発散でした。
さて、昨年の春は出来る限り外出を控えていたこともあり、レーシングシュミレーター(ゲーム)を導入して経験の少ない富士スピードウェイを走りこんでおりました。
特にコカコーラコーナーから100Rにかけて、あれこれ考えながら試してます。
秋にはVR(仮想現実)も導入して、ゲームとは言えよりリアルに近づいてきたようです。
今シーズン最後の富士は、昨日の雨により湿った路面が難しく、無理なラインどりをするとスピン・コースアウトしてしまう状況でしたが、逆にそれが効率よく車を前に進めるための走りを教えてくれた気がします。
例えばこれまでの300Rは距離優先でインベタに近いラインで走っておりましたが、それではスピンしてしまうために、舵を逃がしながらコース中央よりも外側に膨らんでいくラインに変えたところ、抵抗が減るのかダンロップコーナーまでの車速が伸びたような気がします。
ズルズル滑りながらも、いつもと同じ2分フラット位で走ってます。
2本目は路面もだいぶ乾き、目標でした2分切りは無事達成できました。(^^)/
カメラの手振れ補正がONになっており、熱暴走したのかフリーズしてしまい映像は無いです。
タラレバで58秒台は条件が良ければ出るだろうとは思っておりましたが、1分57秒595は嬉しい誤算でした。(^^♪
1位の方はスリックタイヤの完全レーシングカー エキシージGT4です。
そしてタイムアタックの聖地 筑波サーキットは、冬はいつでも混んでおります。
今年は走り方を少し変えてみました。
これまでは良く耳にする、「加速・減速・コーナリングを分ける」「ブレーキを残さない」
「ボトムスピードで大舵を入れる」など参考にしながら走り、V時に近いラインで2秒台後半はコンスタントに出るようになったのですが、そこから足踏み状態が続きました。
ここから先に進むために考えました。 何が悪いのか?
うちの車の弱点は、細い中間トルクでコーナーの立ち上がりが遅いことが前から分かっており、そこを何とかしたいなと考えました。
ECUを書き換えて燃調濃くしてトルクアップすれば問題解決なのですが、そこは貧乏人?なりに努力でなんとかしたいところです。
6千回転以下はトルクが細いのでボトムスピードを上げて回転数を稼ぎたいところですが、それも限界があります。
なので、ボトム前後の加減速を緩やかにしたU字ラインで走ってみることにします。
「進入でブレーキを残す」「ボトムでの空走時間を作らない、アクセル早開け」「加速しながら曲げる」などなど・・・
そしたら、なんだかイイ感じ (^^♪
ベスト更新の1分2秒28でした!
ダンロップ下でアウトに膨らみすぎて80Rの全開が遅れたり、2ヘアでシフトミスしたりと運転手の技量不足はあるものの、11周目でタイヤもタレ、吸気温度も上昇している中で、車は吸排気変えただけの8万キロ走ったノーマルエンジンですが良く頑張ってくれました。(^^)
さてさて、袖ケ浦フォレストレースウェイも走ったのですが、2年前の1分12秒9から大幅ダウンで、“もっと頑張りましょう”となりました。(+_+)
冬場しか走らないと、半年も経つと走り方も忘れて勘も鈍くなります。
3歩進んで2歩下がるような事を毎年やっておりますが、今の自分には丁度良いペースです。
今の車に乗り始めて6年目になりますが、最初のころは仲間と一緒にみんなで運転がうまくなろうよと太田哲也のドライビングスクールに通い、運転技術だけでなくアマチュアドライバーとしての考え方なども教えていただきました。
しかし最近サーキットを走っていて、自分が嫌になることがあります。
スポーツ走行では、速い車も遅い車も同時にコースを走ります。
徐々に速く走れるようになると、もっとタイムアップしたいと思う欲求が強くなります。
すると他の車が邪魔に思えてきたりして、自分の中の醜い心が顔を出します。(; ・`д・´)
同じお金を払って同じコースを共有する仲間として、相手をリスペクトする気持ちは大切ですし、それを忘れたらきっと大きな事故を起こしてしまうかもしれません。
還暦までカウントダウンが始まっており、身体能力的には右肩下がりなのは間違いありません。
今更タイムを追い求めても若い人にかなうはずもなく、無理をすれば痛い目に合うのも分かっております。
このまま細く長くスポーツ走行が続けられると良いなと最近は思ってます。(^^)
最後にコロナ禍でもスタッフ一同で、我々が走る場を提供してくれるサーキット関係者にも感謝ですし、サーキットで一緒に楽しいひと時を過ごす仲間たちにも感謝です。
ありがとうございました。(^^)
Posted at 2021/03/19 18:41:07 | |
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