太田哲也のドライビングレッスンにて、学んでまいりました。

袖ヶ浦フォレストレースウェイにて行われる、太田哲也のエンジョイ＆セーフティー　ドライビングレッスンに申し込んでいたのですが、当日はあいにくの雨からスタートでした。

太田さんがKEEP ON RACINGを立ち上げたころに、積極的に応援していたのですが公私ともに忙しくなり、しばらくクルマからも離れておりましたので、今回の参加はとても楽しみにしており、当時のサイン入りTシャツを着こんで意気揚々とサーキットに向かいました♪



アルファロメオとマセラッティの試乗車がすでに用意されており、その中でももっとも興味のあるアルファロメオ4Cを間近に見ることができ興奮してきました！(≧◇≦)



4Cの排気音は、1.75Lの割に図太く、ややお下品な感じに聞こえましたが、TEZZOのデモカー（ガンメタ）にはマフラーやブレーキパッドを開発中の様子で、サウンドも軽めの乾いた音に調律しており元アルファ乗りとしては、断然こちらの方が魅力的に感じました！



さてさて、今回の楽しみの体験試乗会ですが、抽選で見事にアルファ4CをGETしました！



早く順番が来ないかなと列に並んでおりましたが、みなさんドライビングシューズなのに自分だけが長靴で、アルファの4Cを舐めてんのか！とおしかりを受けそうで恥ずかしかったです。(汗）



やってきました4Cです！、乗降性はエリーゼよりも楽に感じましたが、室内の広さは同じぐらいかやや広く質感は数段上ですね。
出足は少しアクセルをグイッと踏まないと加速しない感じですが、スムーズにパワーが出てきます。
広場にパイロンを並べて、スラロームで左右にステアリングを切り返しますが安定方向にしつけられている感じがして特にクイックではなかったです。
とにかく短い時間ですので、よく分かりませんでしたが良いクルマでしたよ。



午前中は、1部、2部と講義が組まれており、太田校長から安全運転のお話、桂伸一講師からは袖ヶ浦攻略法等々を学びましたが、その中で太田さんから「皆さんは良い車に乗っていて街中でも目立つ存在なので、誰よりも安全に気を付けて模範となる運転をしてもらいたい」と聞かされ、警察で同じ事を言われても右から左に言葉が抜けていきますが、今回は何故か考えさせられました。



講義が終わるとお弁当が配られて、近くに座っている方々と楽しくお話をしながら昼食を頂きました。
そうこうしていると、今回のスペシャルゲスト　ケン・オクヤマ（奥山 清行）と太田さんのトークショーが始まり、フェラーリ・エンツォ開発の話から新幹線のデザインまで、生でしか聞けない話でアッというまに時間終了でした。



午後は実技編という事で、ビギナー、アドバンス、スパタイ（タイムトライアル）に分かれて走り出します。
私はアドバンスクラスで並んでいると、なんと前のお車は奥山さんの愛車アストンマーチンV12ヴァンテージではないですか！



走行までの待ち時間にお話をさせて頂きましたが、とても気さくな方で大のクルマ好きなんですね。
このウエットの中で、570ｐｓの車で走るのかと少し躊躇しておりましたが、談笑の中で「ロータスのシフトフィーリングはどう？、自社で開発したロータスシャーシ流用のCODE9は何回調整してもシフトフィーリングが良くならなくてね」などと話しかけてきて、「エンジン・マウントを強化するとフィーリングが良くなるらしいですよ」などと、世界のケン・オクヤマにアドバイスしている自分が怖いです。(#^^#)



走行1本目は雨も上がり、インラップが終わって「さあ、これからだ！」と思ったら赤旗終了でした。
可哀想でしたが、2台が絡んだのか同じ場所でガードレールを凹ませて停まっておりました。

2本目は水たまりも減ってきましたが、４輪がそれぞれ路面のミューが違うのでとても難しく、昨年土砂降りの中で走った経験もあるので、なんとか最後まで走り切りました。

珍しい上品なカラーのエリーゼさんは、2コーナーで振られてスピンしたとのことで、コース外に飛び出てホイールの内側に泥がたくさん詰まっておりましたが、大きな外傷も無くよかったです。



最後に受講終了証なるものを頂いて、終了しました。



予定には無い「緊急アドバイス」と称して、何度かピット前に招集されコンディションの悪い時の走り方やメンタル面の重要性などをアドバイスされましたが、１日を通して太田さんが何度も口にしていたのが、「タイムよりも安全に走ること」、「速さよりも運転が上手になること」大切なことを気づかせてもらったと思いました。

雨の中で、一生懸命に頑張ってくれて楽しい時間を作ってくれた主催者スタッフに感謝します！