2016年09月18日

ある日、
ガレージングの匠より、
車庫(ガレージ)訪問、
お泊まりBBQのお誘いをいただく。
仕事の都合で、
日帰りならばと快諾したものの
お決まりの、
平たいクルマが出動できない(⌒-⌒; )
平たいのが履いていた
謎のタイヤ、ロードマックスが
弱ってきていて
危険度もマックスなのだ。
しかし、タイヤ交換をするヒマが無く
今回は出番なし。
やむを得ず
家族のクルマで遠征する。
そのクルマは、僕が登録した
10年落ちの中古車なのだが
将来、家族の名義にする予定なので
一応、車名は伏せる。
自宅から約150km
(エアコンがあるクルマって涼しいな〜♪)
まず、大洗にある、おぬまさんの車庫を
集合したお友だちと訪問する。
おぬまさんは、この素晴らしい空間を
ガレージとは呼ばずに、車庫と言う(^^)
ランチア・デルタ・インテグラーレと
自らレースに出場されていた、ホンダ Z
良い雰囲気に流れる 、音楽と映像
小物類、作品その1 ゴミ入れ(ちょっとサビ塗装)
その2 冒頭の爆弾。これは時計なのだ。
凄いセンスだ!
常識的なワクにとらわれない
自由で楽しい作品(^^)
・・・・・
そのまま、お友だちと徒歩で買い出しをして
オートキャンプサイトへ
火おこし、焼きともに場数を踏んだ
名人が火を起こし
オトナだから、肉だけじゃなくて
キチンと野菜も焼く。
(写真の多くは名人にお借りしました)
貝も焼く(^^)
僕は日帰りなので
ノンアルコールビールなのだが、
クルマやら、ガレージやらの
こだわりの深い話に大笑いする(^^)
皆様、
それぞれの世界を
独自に生きてこられているので、
各々が突き詰めてきた、常識と思っている事の、
ギャップが、スゴく面白い。
え〜っ⁉︎ それって普通だよね?
・・・いやいや、全然普通じゃない(笑)
常識とは、18才までに身につけた
偏見のコレクションの事を言う
(アルベルト・アインシュタイン)
さらなる面白さを予感させる
キャンプ場、夜の部からに
出られないのは残念でしたが
ここで、日帰りさせていただきました。
皆様、ホント楽しい時間を
ありがとうございました(^○^)
・・・・・
そして、孤独でマヌケな事件が帰り道に・・
行きと同じ道を辿り、戻ったつもりなのに、
不思議なことに
いつまでも、高速の入り口に着かない。
もう、夜になってしまった。
少し先でカーナビの設定をしようと思う。
しばらく暗い下道を走っていると、
広大な畑の真ん中に、
幻想的にぼんやり光る
自動販売機が現れた。
引き寄せられるように、クルマを停める。
自動販売機の上には、古びた屋根がある。
昔は、風情のあるバス停だったのだろうか ⁉︎
しばらく待っていれば
たぶん トトロも現れる(^^)
これから運転が長丁場だからと、
トランクのカバンから、小銭を取り出し
缶コーヒーを買う。
そして、ナビを設定するために、クルマに戻る。
しかし、
・・・ん ⁉︎
あれっ! キーが無い・・・
そういえば、カバンから小銭を出すとき
リアのトランクに、キーを置いたまま
閉じてしまったような・・・
さらに、窓から覗くと、
スマホが車内で悲しく光っている。
これでは助けが呼べない。
はい・・・やらかしました〜(; ̄ェ ̄)
・・・・
ちなみに、
このクルマのドアには、カギ穴すらない。
電化されているのだ。
どうしたもんじゃろの〜・・・
ぼんやりと明るい畑の真ん中で
お釣りの80円を握りしめて
しばらく途方に暮れてみる。
キーとスマホの閉じ込めは、
昨年の1月にやらかした、エスプリ以来だ。
あの時は昼間で、
エンジンをかけたまま、
自宅の真ん前であった。
だから、家の電話で救援が呼べたのだ。
思い出したのは
その時のブログにいただいたコメント、
カギを閉じ込めた
ドラ猫ちゃん(さん)のお話だ。
キノコ採りに行った
夕闇迫る、ヒトの全くいない山中で
カギを閉じ込めてしまい、
リアサイドの窓ガラスを
引きちぎって帰還した、凄いお話だ。
それに比べれば、関東の平地。
寒さや、クマさんなどの危険がない分、
幸せなぐらいマシなはずだ。
少し元気をいただく(^^)
しかし、ここから自宅まで150kmはある。
見渡す限り、
ガソリンスタンドやコンビニ、
民家の灯りは見えない。
仮に民家があっても、
見知らねヒトが、
電話を貸してくれと訪ねてきたら、
迷惑な話だろう。
ひょっとして、
ガラスを外したりできないだろうか・・・
などと、様々に小一時間ほど粘ってみたが
事態は好転しなかった。
・・・・・
いかなる問題も
それを作り出した時と
同じ意識によって
解決することはできない。
ちょっとクルマが可哀想だか、やむを得ない。
デジタルや電化に対抗できるのは
時にアナログの強さだ。
僕は意を決して、掌底(しょうてい)を
一番クルマにダメージがなく、
修理も安上がりと思われ、
かつ、これから150km走っても大丈夫そうな
リアゲートのガラスに構える。
そして、頭の中に、先ほど焼きついた
おぬまさん車庫の
爆弾をイメージする。
イメージ・・・いまだ!!
ボム!! ズシャ-ン!バラバラバラ・・・
という音とともに
リアガラスはまるで
スパンコールのように
車内に向かって崩れ落ちた。
やはり、割れてしまったか・・・
まあ、結果オーライだね(^ー^)ノ
僕の手には、何のダメージもない。
今回の場合、この手は
あくまでも、
エネルギーの通り道に過ぎないからだ。
芸は身を助ける。
失われてしまったガラスは
必ず、綺麗に直してあげよう。
帰路、何故かすがすがしいのは
ピンチを切り抜けた、達成感からか、
やたらと風通しが良くなったからか(笑)
・・・
ありがとう! おぬまさん。
爆破の時に、パワーをお借りしました。
でも夜に、こんな形の時計を
コツコツと作っているところを見られて
誰かに、通報されませんよう。
また、誰がどんなに欲しがっても
宅急便などで送らないように・・・(爆)
そして、
帰ってから直面した、最大の課題は
家族の質問をかわす事だった。
ひど〜い!!
飛び石でこんなになるんだ。
保険入ってたよね?
・・・
僕がやりましたとは
なかなか言い出しづらい(⌒-⌒; )

Posted at 2016/09/18 21:43:58 | |
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