
うちのネコはこんなふうに
ミニカーが
うっとりするほどお好きなようだが、
多くの人類にとって
クルマなんて趣味の対象ですらない。
だから、僕はあえて
クルマへの、愛やら夢のようなものを
興味のないヒトに話したりしないし、
当たり前だが、他人がハマっている
別の何かを批判したり、
軽んじたりすることもない。
できるコトなら
『他人の趣味や夢を批判したり笑ってはならない』を
国連を通じて、世界に呼びかけたいぐらいだ(笑)
僕がココロの底からそう思える原点は
実は免許のない高校生時代にさかのぼる(^^)
・・・・・
高校生になった僕は、仲間と低予算の
8ミリ映画のようなものを作り始めた。
その内容は実際に
1980年代に草むらに放置されていた
スポーツカーに関するストーリーだった。
これはイメージで、実物とは違うが
その何とも言えない姿に
何かを強く揺さぶられた気がしたのだ。
一般的に高校生にとって映画は見るもので
あまり自分で撮るものではない。
でも、僕たちは分からないなりに
何かを伝えたいと初めて思ったのだ。
そのスポーツカーと僕たちの
夢を描いたの8ミリ映画は、図らずも
極めてローカルにだが、話題となってしまい、
そちらの世界のよい大人達から
お褒めの言葉も頂戴したが、
免許もないガキ共にクルマの何が分かるのか⁉︎とか
あまりにリベラル過ぎる!とか
批判も受けたりした。
リベラルって何⁉︎とか辞書でひいたりしたが(笑)
心のままに行動したことでの
批判は悔しかった。
ど素人の作品に対して
その評論はおそらく正しいのであろう(~_~;)
でも、なぜ見た夢が
あからさまに批判されなければならないのか
僕たちにはわからなかった。
その夜、公園に集まり
やり切れない怒りでフィルムを焼いた・・
風を受けて、舞い上がった炎が
いつもより
鮮やかだったように記憶している。
自分がよい大人になった今でも
少しだけ批判的に
世の中にはクルマなんかより
面白いモノがたくさんあるよ! と
言われる事がある。
そうだ、そうかも知れない。
いや、そんな事はわかっている。
でもそれは、正しいけれど
たいしてイミのない言葉だ。
僕たちは大人になる過程で
世の中には、正しいけれど役に立たないモノが
たくさんある事を知る。
だから、他人の意見で
自分の心の火を消してはいけない。
自分の本当に大切なモノから
目をそらしてはならない。
その瞬間にそれは、
あの時のフィルムのように
失われてしまうのだろう。
対象が何であれ、自分の大切なモノを心に描き、
未来をドライブしていくのは間違っていないはずだ(^^)
・・・・・
そうそう(^.^)
エスプリに、新たな
隠しボタンが発見された!
マヌケな事に5年もの間
こんなところにボタンがあるなんて
まったく知らなかった(T . T)
このボタンは、シフトの後方、
フタのようなチョークレバーで隠されていて
誤作動させないように
ストッパーまで付いている!
これを実際に見せた
二人の、元エスプリS1オーナーは
こんなボタンは見た事ないと証言している!(◎_◎;)
スパイ映画のように
ミサイルが出たりするのだろうか⁉︎
今度、人気のない山中で試してみよう(爆)
失われたフィルムは、もう戻らないが
あの頃の未来の乗り物で
こんな、小さな夢が見られるのは
クルマ好きとしては悪くない(^.^)
あとは、どうかこれが
つまらないボタンでありませんように(笑)
Posted at 2015/05/04 21:57:12 | |
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