
本日は保険の切り替えでレクサスのディーラーまで行ってきました。
GSの周りには人が沢山いて、賑やかでした。
先日のGSのエンジンはがっかりきたところありますが、内装はその他ドイツ車よりも質感高いものを選んでいますね。
大体日本車は初期型が一番コストを掛けます。
開発は掛けて許される環境にあるんです。やりたいことは少々無理してでも商品化して、市場の反応をみます。
発売1年過ぎてくると社内からもコスト削減を大きく要求されてきますので、年次改良毎にどんどん原価を下げていきます。
日本車は開発期間は少ないですが、テスト時間は欧州車よりも多くとりますから、不具合は初期型でも多くでません。そんな部品しか使わないのですが、年次改良ごとに見えない部分も耐久性も含めて見直されてコストを下げていきます。日本車は後期やモデル末期の方が品質が安定しません。
欧州車はその逆です。もともとテストも多く出来ない上商品化しますから、初期型は不具合のかたまりみたいなものです。それをやむなしとする欧州のメーカーの姿勢があります。そのかわりモデルイヤー毎に改善していきます。不具合もどんどん減っていきます。時間を掛けて良くしていきますし、それに掛ける人員も多く配置します。
そんな文化なんです。はじめから完璧は誰も求めていないんです。
日本は完璧を求めて初期型で完成形を披露して、その後は短いサイクルの次モデルの為に人も時間も費やします。
このGSは相当な時間を費やし、コストを掛けながら開発をしてきたモデルです。
評価される如何は別の話ですが、レクサスとして初めてのモデルチェンジ車です。
今後の動向が楽しみです。
やるなら初心忘れることなく、モデル毎の改善をしていって欲しい。典型的なトヨタの慣例で来年からのコストダウンの波に飲み込まれてほしくない。そう思いながら新型車を眺めていました。
どうなることやら...
Posted at 2012/02/12 14:52:29 | |
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