昨年、E39M5に試乗する機会を得ましたので、若干忘れぎみですが、記録を残します。
ご存じの通り、その圧倒的と思われる動力性能と、当時珍しかった4本マフラー・専用エアロの地味派手なスタイルが発表当初から魅力的でした。
500キロほど走って感じたのは、○噂に違わず回転数があまり関係無い太いトルクとフルスロットルの凄まじい加速、○ファン!ファン!と右足の動きに忠実な回転上げの鋭いレスポンス、○V8のドロドロ感が若干ありつつもギュオーッと詰まった精緻なエンジンフィール、○許容範囲の乗り心地、×ハンドルもクラッチも車体もやっぱり重い!ということでした。
特に、都内の渋滞におけるクラッチの重さには参りました。あのトルクをつなぎとめるのだから重いのは当然と頭で分かっていても、二時間ピストン運動した左足は疲れ果てて、貴重なエムファイブ体験の印象が、非日常的な運動性能よりも、日常的な重量級クラッチに染められてしまったのでした。そのせいか、クルマの重さもなんだか重すぎるように感じられました。
とはいえ、ツアラーながら6MT、普通のクラッチと非電スロで、ダイレクトにMユニットと上等なシャーシを操れるこのクルマ、一庶民には語るのもおこがましいくらい良いモノでした。
このクルマを維持できる甲斐性と、重い車重とクラッチを凌駕する趣味性をあわせ持つ渋い方が、本当にうらやましい!
Posted at 2014/03/20 01:15:20 | |
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