CX-30のSKYACTIV-Xエンジン搭載車が、早くも近所のディーラーに試乗車として用意されていたので乗ってきました。
まだエンジンスペックは正式にメーカーから公表されていませんが、おそらくMAZDA3と同じだと思われます。
実は昨年、SKYACTIV-G(2.0L・2WD・6MT)モデルには一度試乗しています。
乗り味を両車で比較すると、エンジン重量の差なのか駆動方式の差なのかわかりませんが、SKYACTIV-Xモデルの方が全体的にドッシリと落ち着いているように感じました。
絶対的な部分では、少々コツコツした乗り心地は多少気になるものの、今後足回りが馴染んでくれば相当上質なフィーリングに変化しそうな雰囲気がありました。
SKYACTIV-Gモデルは、重厚感からくると思われる質感ではSKYACTIV-Xモデルに一歩劣りながらも、全体的に軽快なフィーリングで、6MTも扱いやすく、これはこれでイイ感じ♪(^^)
今回の目玉のSKYACTIV-Xエンジンについては、ディーゼルとガソリンの良いトコ取り!と聞いていましたが、個人的には『うーん・・・(´・ω・`)?』という感じ。。。
ディーゼルのようなトルクフルな走りを期待していましたが、SKYACTIV-Gと比べても、街中レベルではそれほど劇的な違いは感じられず。。。
中~高回転ではSKYACTIV-G(2.0L)よりパワーは付いてくる感じですが、特別フィーリングが良いとも思えず、これなら単純にSKYACTIV-Gシリーズの上位版(2.5L)を搭載して価格差をもう少し抑えた方が良かったんじゃない?というのが正直な感想です。
(SKYACTIV-Xは燃費に有利とは言っても、ハイオクガソリンだし・・・)
ただ、SKYACTIV-Xには、組み合わされるハイブリッドシステムのおかげで、『車が停止する直前にはエンジンが止まっている&エンジン再始動の際にセルが回らない(振動が少ない)』
ことにより、パワートレインの全体的な滑らかさを感じられる部分はあります。
SKYACTIV-Xは技術的にはとても面白く、量産化の成功がメーカーの技術力のアピールになった事は間違いないと思いますが、今後の発展に期待のエンジン、というのが今回の個人的な印象でした。
両モデル(SKYACTIV-G、SKYACTIV-X)とも静粛性は抜群で、その部分において差は感じませんでした。
静粛性に定評のあるCX-8と比べても全く遜色ない点は驚きでしたが、CX-30の方はタイヤが道路の継ぎ目を超えるようなシーンでの”ポコーン!”というような空振音が(?)やけに車内に大きく聞こえてきて、そこだけは少々気になりました。
(装着タイヤの銘柄等によっても異なってくるのかもしれません。)
他にCX-30で印象に残ったのが、ノーマルオーディオの音質の良さでした。
全体的に音メリハリがあって元気がいい印象なのはオプション品のBOSEサウンドシステムですが、ノーマルでも非常にクリアで聴きやすく、とても好印象でした。
一応、BOSEは有償オプション扱いなので上級品というような位置づけですが、今回の場合は音の良し悪しではなく、完全に音の好みで選べそうな印象でした。
ノーマルでもBOSEでも、外に音が漏れにくいのも好印象です。(CX-8は結構漏れます・・・)
個人的には、実際に聴き比べて悩みつつも、BOSEの方が好みかな、という感じです。

今回の試乗車:X PROACTIVE Touring Selection (4WD・6AT)
ところで、我が家のCX-8は早くも今年の年末に初回車検を迎えます。
本来はそのタイミングでフルモデルチェンジしたMAZDA6を・・・なんて目論んでいたのですが、どうやら新型MAZDA6の発売は2021年以降に延期される様子・・・
とはいっても、CX-8は恐らく初回車検時にタイヤ(&ブレーキパッドも?)を交換しないといけなさそうで、車検を通して乗り続けるかどうかは悩ましいところです。
実はCX-30を間に挟もうか・・・とも考えていて、今回は冷やかしではなく真面目な試乗でした。
なので、真面目に見積もり依頼です( ・ㅂ・)و

今回、個人的にどうしても欲しい仕様は、
●6MT
●4WD
●BOSE
●サンルーフ
XD(ディーゼル)は6MTの設定がないので今回はパスし、SKYACTIV-GとSKYACTIV-Xで見積もりをとりました。
<グレード>
●20S L Package(4WD・6MT)
● X L Package(4WD・6MT)
<共通メーカーオプション装備>
●特別塗装色(マシーングレープレミアムメタリック)
●BOSEサウンドシステム
●360°セーフティパッケージ
●スーパーUVカット&IRカットガラス+CD/DVDプレーヤー+地デジチューナー
<共通ディーラーオプション>
●シグネチャースタイル
●オールウェザーマット
●ナンバープレートホルダー(ダーククローム)
●ナビゲーション用SDカードアドバンス
●ETC2.0車載器
●高機能エアコンフィルター
<その他>
●パックDEメンテ
●延長保証
●希望ナンバー
<Xグレードのみのメーカーオプション装備>
●電動ガラスサンルーフ
※値引額は入ってないので、参考のためそのまま見積書アップしておきます。

●20S L Package(4WD・6MT) ¥4,120,234

●X L Package(4WD・6MT) ¥4,826,834
結構。。。お高い・・・(@_@;)
・・・なんでだろう?
内容的には同じような価格帯&クラスの輸入車(BMW X2やDS3クロスバック等?)に決して引けを取らないとは思いつつも、割高という印象を持ってしまいます・・・。
マツダが目指している高級ブランド化は、まだまだ響いてきていないって事なんでしょうか(^^;)
あとは、SKYACTIV-GとSKYACTIV-Xの価格差が、乗り出し時点で約60万円強。
(サンルーフの装備差分は考慮済み)
正直なところ、今回の試乗ではこの金額差ほどの価値は見出せませんでした。
サンルーフ設定がSKYACTIV-Gにもあれば、個人的には間違いなくSKYACTIV-Gを選択。。。
だけど、サンルーフは超激烈欲しいのでSKYACTIV-Xを選ぶか・・・
(マツダの車選びでは、毎回オプション選択に泣かされます・・・(T_T))
とりあえず、まだ時間はあるのでじっくり悩みます・・・
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試乗 | クルマ
Posted at
2020/01/12 22:05:53