GW前半、4日間かけて中国・四国方面に愛車のラストドライブに行ってきました。
渋滞につかまることなく、お天気にも恵まれた総走行距離2004キロにおよぶ最高のラストランとなりました。無事故無違反無故障も達成。というか、愛車はこれまでで一番調子がよく、一番気持ちよく走れました。こんな素晴らしいクルマを手放すのはもったいない…と思ってしまったのは内緒ですが(笑)、最後の最後まで、ほんと手のかからない素晴らしいクルマでした。
◆Day 1
この日はもっぱら移動日。
圏央道-東名-伊勢湾岸道路-新名阪-中国道-山陽道-神戸淡路鳴門高速-高松道とぶっ飛ばし、愛車の顔を虫だらけにしながら(笑)、宿のある高松に到着。
繁華街・瓦町のホテルにチェックイン。
寝るだけの激安ビジネスホテルでしたが、部屋番号が318という、我々にしかわからないと思われるサプライズもありました。
高松市の中心部はキレイに手入れされていて驚いた。都市の規模のわりに飲食店が異様に多い印象。東京の吉祥寺クラスのアーケードや路地を思い浮かべるといいかもしれない。
圧倒的に安くてうまい讃岐うどんも最高でした!!
◆Day 2
早朝からやってるうどん屋でさっそく朝うどん。
その後、高松港からフェリーで40分ほどのところにある、男木島へ。
猫が大量に住み着いている島として、猫好きには有名な男木島。
港に到着すると、すぐに何匹かの猫がお出迎えしてくれた。期待を胸にわれわれはもっとたくさんの猫が集まっているスポットへ。
そこでは、20匹はいるんじゃないかと思われる猫たちがのんびりと過ごしていて、人間がきたとわかると餌をねだりにぞろぞろとやってきてくれた。猫好きの妻にとっては夢のような時間だったようで、何度も昇天していた笑
島自体は非常にコンパクトで、半日あれば主な見どころを回れる。食事処やカフェもすくなく、同じ観光客と別の店でまた会うといった感じ笑
また、店を訪ねても店のおばばは昼寝に忙しかったり(!)、やってるはずのお店もやっていなかったり、まぁゆるい時間が流れていましたよ。我々の住む湘南も首都圏のなかではずいぶんゆったりしてるほうですが、やはりこの島のリズムに慣れるにはちょっと時間が必要な感じでしたね。
瀬戸内海の島々は近年アートとコラボした島づくりがテーマになっているようで、この島も随所にアーティストの作品が設置されていた。
もともとコジンマリした静かな島の雰囲気に調和している…とは最初は思えなかったが、島のアクセントとして、ある程度島民たちに受け入れられているようにも感じた。割烹着をきたばあちゃんが、斬新なアート作品の建物でコーヒーを売っていたりして、実は雇用を生み出していたりするのかな。
僕個人としては変にアートアートしなくても、こういう静かな雰囲気をきれいにきちんと守ってくれることが貴重だと思うけどね。↓写真:男木島の白浜
◆Day 3
高松→高知経由で四国カルストへ向かいます。
ハイペースクルージングな四国ドライバーについていき、あっとういうまに太平洋へ出てしまう。
須崎道の駅でかつおのたたきで昼飯。新鮮なかつおを目の前でさばき、藁焼きで調理してくれます。
昼食後は、下道で愛媛との県境にある四国カルストへの山登りを開始。
なんの予備知識もなくナビにまかせて走らせていたら、かの有名な酷道439号をけっこう走らされシクハクするも、随所に片側1車線の快適快走路も多かった。僕は酷道マニアではないけども、あとで調べたら徳島側が本当の難所が多いようです。
途中、我が家の古いナビが道順をロストし、439の同じ道を2回走らされw、ヘトヘトになりながらようやくカルストへ到着。そこには雄大なカルスト地形と穏やかな時間が流れていました。今回のドライブのハイライトとして、とても記憶に残る時間でした。
その後、本日の宿泊地、倉敷へ向けて西条市方面へ抜けて、しまなみ海道へ。
日没前にルートインしたかったけど、オシッコやなんやで15分ほどロスして、ちょっと間に合わなかった。。。写真にはあまり残せなかったけど、ほのかにライトアップされた橋や、薄く夜景をたたえた島の町並みはとても美しかった。
◆Day 4
この日は、昼過ぎまで倉敷の美観地区を観光。
東日本の人間からすると、倉敷といっても印象が薄いかもしれない。
が、ここの美観地区はぜひ一度足を運んでみてほしい。
古い町並みがキレイに保たれ、白のなまこ壁がカラッと明るく人の数もそれほど多くなく、落ち着いた京都の祇園とでもいった趣。若い人たちがモダンな店づくりをしていて、徒歩圏内に見どころを凝縮していて、観光するにはとてもコンパクトでよいと感じた。これなら、京都でわざわざ人にもみくちゃにされなくても、十分楽しめると感じたもんです。いやほんと、地方都市の観光エリアでここまでコンパクトにまとまって満足度が高いのもレアですよ。倉敷市民はもっとPRしていいと思う。
そんなこんなで、昼過ぎに湘南へ向けて帰宅開始。
これまで思う存分走りこんだので、クルマを壊さないことだけを念頭に、帰路はずーっと第1車線で静かに帰りました。
◆そして
旅の翌々日。
国内をあちこちめぐった記憶を引きずりだし、いいクルマだったなぁという思いを改めてかみしめながら、ドロドロのクルマをキレイに洗車し、車内の残留物を撤去し、その時を待った。
約束の時間ぴったりに業者さんはやってきて、開口一番、とてもキレイにされてますねとお褒めの言葉をいただいた。あっさりとフタケタの査定額を提示。その太っ腹ぶりに、僕もふたつ返事で快諾。
ものの30分で愛車は次のオーナーのもとへ旅立っていった。
◆
こうしてブログをつけていると、たかが道具のクルマとは思えない感情が沸き起こってくる。
初めて運転席に乗り込んだときのこと、試乗したときのことを今でも鮮明に覚えている。
夏の暑い日の午後、試乗しにいった中古車ディーラーでこの車に乗り込んだ時、そのタイトな運転席とハンドルの重み、そして運転したときの最初のカーブで感じた普通のクルマとは思えないフィーリング。括目とはこのことか。。今回のラストランにおいても、そのカーブのフィーリングには終始ニンマリしていたものだ。
エンジンは抑えのきいた4気筒で、早いクルマとは言えないけど、仮に早く走らせようとしても「4気筒のクルマ」とは思えない安定感とレスポンスがあった。それこそがBMWを評価すべきポイントと思う。
まぁ、あんまり書きすぎてもキリがないから、このへんにしといたほうがいいかなw
…
現時点ではクルマの無い生活となりました。今後はモペッド一台でまったりやっていこうと思っていますが、更新頻度は減ると思います。まぁとはいえ、またクルマライフをスタートさせることもあると思います。そのときはぜひ、相手してやってくださいね~^^
長文におつきあいいただきありがとうございました。