エンジンヘッドカバー交換

塗装剥げが気になっていて再塗装も考えたのですが、
ヘッドを開けて放置しておける環境がないため、新品交換にしました。
ついでにヘッドカバー周りの部品類も。

ヘッドカバー新品は袋のなかに脱酸素剤も入っています。
内側には「23.10.25」と押されているのですが、製造日でしょうか。

用意した部品は、以下のとおり。
ヘッドカバー本体(12310-PCX-010)
ヘッドカバーパッキン(12040-PCX-305)
ボルト(90013-PCX-000) 5個
オイルレベルゲージ(15650-PCX-006)
PCVバルブ(17130-PCX-003)
PCVバルブのワッシャー(94109-14000)
ブリーザーパイプに繋がるチューブ(95005-120-7010)
TDCセンサー(37510-PCX-003) 2個
TDCセンサーのボルト(95701-06020-07) 2個
TDCセンサーのOリング(91333-PCX-003) 2個


プラグチューブのシールは、新品ヘッドカバーにはあらかじめ装着されているため用意しませんでした。
また、TDCセンサーのOリングも新品センサーにはあらかじめ装着されているため不要(になるはず)でした。

なお、写真には同日に作業したカムチェーンテンショナー(14510-PCX-005)も写っています。

交換前。

レベルゲージ付近は、車両購入時から剥げており、
納車時からこのように塗られていました。
しかし最近、フィラーキャップやコイル周りがパリパリと剥がれ、
整備の度に破片が中に入り込まないかヒヤヒヤしていました。

付いている部品をさくさく取り外してご開帳。

ヘッドカバーは古いパッキンで多少固かったですが、
四隅をゆっくり丁寧に持ち上げていき無事、外れました。

TDCセンサーのカプラーのツメは割れました。
エンジン周りのツメは最近どれも割れるので、やっぱりかという感じです。


ついでにバルブクリアランス調整もしたいとこでしたが、
F20Cの調整値に合うシックネスゲージが手に入らず断念。
(もっとも、同時にやるとこれまた大変でしょうし。)

18万キロの裏側。
汚いですね。。
これは距離相応というのか、どうなのでしょうか。。

交換後。

サービスマニュアルに従って、
プラグチューブシールへオイルを塗布し、
真ん中から左右均等にボルトを締めていきます。
締め付けトルク：12N•m

TDCセンサーの挿入が固く、
ボルトで締め込んで取り付けたのですが、
これは失敗でした。
若干隙間が残ってるな、と外してみたらOリングが断裂…。
不要と思っていたOリング単品を使うことに。
こちらもオイルを塗布してから挿入してやるのが正解でした。

無事、新品の赤ヘッドとなり大満足！

5馬力は上がった気がしますね！

ちなみに、レベルゲージは驚くほどしっかり嵌るようになりました。

ODO：181,803km