
紅葉を見に行ったという皆様のブログを拝見すると、何となく見に行きたくなるのが人情というものでしょう。
私の家のまわりでは紅葉の気配すらないのですが、巷ではイチョウが色づいてきているとか、北の方では紅葉はおしまいだとか、そんな情報が焦りを誘います。
春の桜と同じように、時期を逃すと来年まで見ることが出来なくなるので、出かけるのは、仕事が休みの日と見頃の時期のタイミングが問題になります。
予定が空いた10月26日、満を持して日塩もみじラインへドライブに行って参りました。
最近は日が短くなってきておりますので、グズグズはしておられません。しかし朝寝坊なため、出発は午後の1時過ぎ(笑)

東北道を、ナビの表示より20分ほど速いペースで北上します。
矢板を過ぎると那須の山々が見えますが、遠目では紅葉しているのかどうか?はっきりしません。
平地の木々は、まだ青々しております。

西那須野塩原ICに午後3時到着。
この辺まで来ると、街路樹も色づき始めていました。
山から下ってくる車が多く、対向車線は渋滞気味になっています。
まだ3時だというのに、もはや夕方のような日差しになっています。
影が長くなっているのに秋の深まりを感じます。

もみじ谷大吊橋に到着。
あたり一帯は日没で、すでに日陰になっておりました。
遠くの山々には、まだ日が差しており、幻想的な美しさです。
白アウディ・ツーリングワゴンのみん友さんは一人しかいませんが、こんなところで会うことはないでしょう(笑)

この橋は何のために造ったのか不明です。。
生活道路ではないし、車も通れないし。。
観光のためだけなのかなぁ。。
案の定、お金取られました( ̄▽ ̄;)

周囲の山々は美しく色づいておりました。
しかし、雲ひとつない秋晴れで、もう少し早い時間帯に来るべきだったと後悔。(笑)

光のあたり具合で、ダム湖の色がエメラルドグリーンとコバルトグリーンに変化して見えました。

日没が近いので、日塩もみじラインへの道を急ぎます。

そう思いながらも、ちょっとしたところで車を停めて撮影します(笑)
モミジとカエデとイロハモミジとヤマモミジの違いに関する話は、ショウブとアヤメとカキツバタとハナショウブの違い位にめんどくさくて、覚える気がないせいか何度調べてもすぐ忘れてしまいます(笑)

塩原温泉を通りすぎて日塩もみじラインに入りましたが、もうそろそろ紅葉もおしまいなのでしょうか。。。枯れ木も目立ちます。

それでも、所々で美しいスポットが有り、車を停めて紅葉を愛でます。
木々の上の方だけに夕日が当たり、黄金色に輝いていました。

日陰では気温が低く、寒いぐらいです。
午後4時過ぎになると、車の往来もほとんどなくなります。
ちなみに、午後8時過ぎには通行料金徴収もなくなります(笑)
ライトを持って観楓会なんて洒落ていますが、このへんはクマも出ます。

白滝のある峰の茶屋駐車場にて。
周囲はすこし暗くなってきております。
調度良い所に、素晴らしい燃えるような鮮やかなカエデがありました。

車を走らせてきて、本日一番きれいな紅葉に出会えました。
日塩もみじラインは鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ、全長28.5kmの有料道路です。標高1000mを超える沿道にはモミジが多く、名前のとおり紅葉の季節は綺麗な紅葉が楽しめますが、今年は終わりかけという状況でした。
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その後、友人のT氏宅を訪問しました。
T氏は、私がC63とD5との2台体制になることに、多大な影響を及ぼした悪い友人です(笑)
欧州車所有が趣味と言っても良いぐらい数々の車を乗り継ぎ、現在もびっくりな台数を所有しています。
玄関に、目新しいこんなキーが転がっています、、。(゚∀゚)アヒャ---
それじゃぁ。せっかくだからと落ちている鍵を拾い、ニヤニヤして一人試乗に出かけました。

確か昨年は、695アバルト・トリビュート・マセラティが停まっていた場所ですが、いつの間にかギブリに置き換わっている(笑)
イタリア軍戦闘機が2機とは、、恐れいりました(゚д゚)!。。
ギブリの試乗レポ?
見ての通り、グランツーリズモSより、少しずんぐりむっくりしています。
一口で言うと、でかい(笑)
パドルも何となくでかい。
ちょい乗りの上に、暗かったので内装はよく見ていません。
パネル前面に椅子のマークいっぱい出る(゚∀゚)
小一時間、そこいらを走り回ってきました。
V型6気筒 3000cc直噴ツインターボで8速AT。
最高出力243kW(330PS)、最大トルク500Nm(51.0kgm)。最高速は263km/h、0-100km/h加速は5.6秒です。
試乗インプレなんか書けるほどのクルマの知識がないのに加え、半日C63に乗った後にこのスペックの車から受ける印象ですから、やや重い走りの車だという程度しか感じなかったのは仕方ないことでしょう。
しかし、決して鈍重ではなく、2トンを超える車としては、多分軽快な方なのではないかと思います。
人の感覚なんて、絶対的なものではなく、常に他のものと比較することが自分でも納得しやすく、他人も理解しやすいものなのだと思います。
車幅はミラーを入れるとほぼ2mですが、ハンドルは比較的軽く、曲がるのに何の困難も感じません。
ギブリにはオプションでバックモニターの設定が付いたので、バックするのは楽になりました。
この車体の大きさで、このフォルムにバックモニターがつかないと、日本の駐車事情では絶望的に面倒くさい車です。
踏むとやる気になる音を轟かせますが、グランツーリズモSほどの官能的な排気音でもなく、圧倒的な加速感もありません。。
オサレな伊達男が乗るような車ではなく、大人しい可もなく不可もない、家族受けのする廉価版マセラティというところなのかなぁと思いました( ̄▽ ̄;)
オーナーT氏の感想は、、、「クアトロポルテのほうが良いよ。」。。
・・・・お大尽様、、あのぉそりゃ、お値段が違いますです(汗)
「乗って帰る?」って言われましたけど、うちの近くの細い道を気を遣いながら走るの嫌なので、辞退申し上げました(^^ゞ