発想の逆転の逆転。銚子電鉄の「ぬれてない」
煎餅はぱりぱりなモノだ。しけた煎餅は基本的には不味い。そのために袋には乾燥剤だって入っている。
その既成概念を180°転換して生まれたぬれ煎餅は、銚子電鉄の沿線にある醤油工場の醤油を使って、しっとりとやわらかい煎餅を発売し、全国的な知名度を得た商品だ。
しかし、この商品はぬれてない。これでは普通の煎餅だ。ガッツさんのよく言う360°の発想の転換だ。しかも勢いをつけすぎて375°くらい回ってしまって、元の軸からずれた気もする。
私はこういう手段のために目的を忘れちゃうようなモノには愛すら感じてしまう。是非食べてみたい。そして普通の煎餅だなと感じてみたい。
Posted at 2005/03/15 14:56:42 | |
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それでも地球は回っている | 日記