
個人的にはフォレスターにはSUVらしいゆったりした乗り味を期待したいと思っている。
もちろん、いやそれならフォレスターは違うよと言われるだろうけれど、ちょっと待って、もしかして可能かもよ?と密かに思っている。
とはいえ、レンジローバーの初代、2代目のような、本格的クロカンSUVの2.5トンを超えるようなラダーフレームの重量級車体を4.6LのV8エンジンで動かすような、そんな期待はもちろんしていない。
でも、一度乗ったことのあるランドローバーディスカバリー3の「あれ?これランドローバーかいな?」というカチッとした、しかししっとりした足回りの乗り味くらいにはなるだろうと思っている。
どうやって理想とする乗り味に近づけるか?
それはまずタイヤ。
XTエディションはどういうわけか18インチのホイールに、扁平率55というそれはセダンやろというツッコミ入れたくなるようなタイヤを履いているので、これをまず換える。
具体的には17インチのホイールにして、そこに65タイヤを履かせる。
外径は、ノーマルから20㎜ほど大きくなるが、車検許容内(3%以内)なので、問題はない。
銘柄は現在のところ(計画実行時はバージョンアップされている可能性もある)、TOYOタイヤのOPEN COUNTRY A/T EX一択。
ここ真鶴では雪は降らないので、とはいえ、みぞれくらいは降ることもあると思うので、オールシーズンタイヤ、かつ、スノーフレークマーク付きを選びたい。
かつ、静粛性も確保したいということで、A/T EX一択ということになる。
(ChatGPTによると、Geolanderよりも静粛性は高いとのことだった)
そして、北米仕様Wildernessの足回り移植。
10mmほどしかアップしないが、それがメインではなく、ダンパーが北米仕様になっていることがポイント。
かなり緩めと思われる。
それを補うために、スタビライザーもWildernessは特別に設計されている。
どれくらい太くなっているか分からないけれど、これによってロールを抑えるという、昔ながらの手法で設計されている。
それがWildernessの真の姿ということ。
クロスカントリーSUVの勝利の方程式を可能なレベルで導入している。
基本的に、ダンパーとスタビ(とブッシュ)の交換だけなので、大した作業ではないので、町の整備工場でも普通に出来る作業。
ただ、これをいじるとスバルの保証が切れてしまうと予想されるため、これは5年後、保証が切れてから行う作業になる。
ここは人好き好きであって、しかも日本人は異様なまでにコーナリング時のロールを嫌うので、足回りをWilderness仕様にすると、ほとんどの人はロールが…と言うだろうなとは思う。
私はむしろロールしないでコーナリングする設計思想のドイツ車と日本車みたいなのは、少なくともSUVには似合わないと思っているので、Wilderness仕様にしたいというだけの話。
納車まであと2週間ちょいあるが、こうしてあれこれ考えるのが、実に楽しい。
この納車までの楽しさについては、誰もが賛同することじゃないだろうか。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/05/11 10:20:46