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2025年06月03日

SKフォレスター STiドロースティフナー検討

ドロースティフナーの評判がいいので、実装しようかなと検討を始めて、動画なども研究したのだけれど、なんかこう直感が働かなかった。

なんだろうなと思って、そういえば…と思ったのが、COXボディダンパー(ヤマハ)。

で、この2点をgeminiに比較検討したいと投げた結果、返ってきた回答は。

結論)

スバルのドロースティフナーとCOXボディダンパーは、どちらも車の走行性能と快適性向上を目的としたパーツですが、そのアプローチとメカニズムは大きく異なります。まさに「似て非なるもの」という表現がぴったりです。


ドロースティフナー(STI フレキシブルドロースティフナー)

仕組み:
車体の特定の部位(サブフレームとボディなど)を、スプリングを内蔵したロッドで連結し、常に一定の「引っ張り力(プリロード)」をかけることで、ボディ全体の剛性を均一化し、力の伝達をスムーズにする。
ガチガチに固めるのではなく、あえてしなやかさを残すことで、微細な入力にもリニアに反応するように設計されています。
「ボディ補強」というよりは「ボディのしつけ」に近いイメージです。

効果:
ステアリングレスポンスの向上: 操舵に対する車の反応が機敏になり、切り始めからリニアな感覚が得られます。
旋回性能の向上: コーナリング中の安定性が増し、より意図通りのラインをトレースしやすくなります。
後輪の落ち着き感: 特にリア用は、路面からの入力による後輪のドタバタ感を抑制し、落ち着いた挙動に貢献します。
路面接地性の向上: 4輪の路面追従性が高まり、安定した走行に寄与します。
運転の楽しさの向上: 車との一体感が増し、よりスポーティな走りを楽しむことができます。

優れている点/より期待できる点:
よりダイレクトな操舵感とリニアな車両応答を求める場合に効果的です。
STIがスバル車のために開発した純正オプションであり、車両とのマッチングが非常に考慮されています。
走行中に発生するボディの「たわみ」を能動的に制御することで、より高精度な車両挙動を引き出します。
特に、スポーツ走行やワインディングでの一体感を重視するドライバーに適しています。


COXボディダンパー(ヤマハ パフォーマンスダンパー)

仕組み:
車体の特定の部位(前後バンパー裏やフレームなど)に、振動を吸収するダンパー(減衰機構)を取り付け、走行中に発生する車体の微細な変形や振動を熱エネルギーに変換して吸収・抑制します。
建物でいう「制震ダンパー」の考え方に近く、ボディ自体の剛性を上げるのではなく、不要な動きを抑制する受動的なアプローチです。
微小な動きでも減衰効果を発揮するように設計されています。

効果:
乗り心地の向上: 路面からの突き上げ感や不快な微振動を大幅に軽減し、フラットで上質な乗り味を実現します。
走行安定性の向上: 高速走行時の直進安定性やレーンチェンジ時の安定性が向上し、安心して運転できます。
静粛性の向上: ボディの共振が抑えられることで、ロードノイズやこもり音が低減されることがあります。
疲労感の軽減: 運転中の不快な振動が減ることで、長距離ドライブでのドライバーや同乗者の疲労が軽減されます。
車酔いの軽減: 車の揺れが収まることで、車酔いしにくい環境を作り出します。
オーディオ音質の向上: ボディの不要な振動が抑えられることで、クリアな音質に貢献するとも言われています。

優れている点/より期待できる点:
快適性の向上に大きな効果を発揮します。
「ワンランク上の乗り心地」を求める場合に特に有効です。
日常使いでの快適性や、長距離移動での疲労軽減を重視するドライバーや同乗者がいる場合に非常にメリットが大きいです。
車両のキャラクターを大きく変えることなく、質の高い乗り味を実現したい場合に適しています。


まとめ:

どちらが「良い」か、または「優れている」かは、ドライバーが何を最も重視するかによって変わります。

ドロースティフナーは、「走りの質」、特に操縦応答性や一体感を高めたい場合にその真価を発揮します。ステアリングを切り始めたときのレスポンスの良さや、コーナーでの路面追従性の向上を求めるのであれば、こちらがより期待できるでしょう。車との対話をより深く楽しみたい方におすすめです。

COXボディダンパーは、「快適性」、特に上質な乗り心地や静粛性、長距離移動での疲労軽減を求める場合に絶大な効果を発揮します。乗り心地が硬いと感じる、路面からの不快な振動が気になる、同乗者の快適性を重視したいという方には、こちらがより期待できるでしょう。


======================================

これだこれ。

直感的にドロースティフナーに心が動かなかったのはまさにここで指摘していることをなんとなく感じたからだろう。

自分としては、フォレスターはSUVであって、SUVはかつて所有して気に入っていたレンジローバーP38のあの優雅でゆったりのんびりした乗り心地が、フォレスターにも欲しかった。
(もちろんP38はエアサスだから根本的に異なるけれど)

そして、このgeminiの答え。

心は決まった。

自分はCOXボディダンパーを実装しようと思う。



もちろん、この足回り?計画は、このボディダンパーに終わらず、この後、アルミテープチューン、ホイール&タイヤ、サスペンション&スタビライザーとまだまだ予定は山積みだけれど、まずはボディダンパーから始めようと決めた。


おそらく計画実行は夏になると思うのだけど、その時は、ブログで乗り心地などのレビューと整備手帳にも詳細を書こうと思う。






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Posted at 2025/06/03 15:25:18

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