2025年07月09日
納車から一か月経過したので、一か月点検に行ってきた。
スバル認定中古車プレミアムで購入したのと、点検パックを付けているからということだと思う。
1時間くらい掛かるとのことだったので、新型フォレスターの試乗できますか?と聞いたら、1.8ターボとプレミアムの2台あるから、乗り比べてみてくださいと快く応じてもらえて、アポなしでいきなり試乗を申し込んでちょっと心苦しいなと思っていたので、そんな負い目をまったく感じさせないところ、とても良いお店だなと思った。
おすすめのコースを提案してもらって、大体20分くらいの良い感じのコースを教えてもらった。
まずはターボモデルに試乗。
Youtubeに色んなレビューがあるけれども、なんでこれみんな言わないのかな?という点を特に書いておこうと思う。
1)
走り始めてすぐに感じたことはステアリングフィールがとても良いこと。
高級感が増している。
ただ、ハンドル径なのか太さなのか、なんかちょっと乗用車チックで、もう少しSUVっぽさがあるといいんだがなぁと思いつつ。
2)
次に感じたのは、CVTプログラムが明らかに改善している!
これはとっても羨ましくて、これだけでも買い替えたいと思ったくらい。
CVTのあの下手くそな人がマニュアルで半クラッチ多用しているみたいな、回転ばかり上がって進んでない的なフィールが、SKフォレスターにはあるのだけど、これがほとんど消えている。
トルコンATのリニアな感じに近い。
これ、プログラムなんだし、同じCB18エンジンなんだし、ソフトウェア書き換えで対応してくれないかなと思った。
3)
走行していて、これはみんなが指摘していることだけれども、たしかにサスペンションは良い。
ただ、そこまで良いかって言われたら、そこまでではない。
ちょっと高級感が増した、程度。
レンジローバーとかメルセデス、BMWでさえ、これくらいはデフォルトだと思うよ。
とこんな感じで戻ってきて、次にプレミアムに試乗。
試乗担当してくれた女性社員の方のオススメで、レザーシートなのでシートベンチレーションが入ってるから、ぜひ使ってみてくださいとのことだったので、レベル3(MAX)を入れて、また、これはハーマンカードンのオーディオも入っているので、ぜひ音も楽しんでくださいとのことだったので、普段は無音で運転するのだけれど、ちょっとラジオをつけながら出発。
1)
なんか違和感。
えー?youtubeでべた褒めしてた割にはそんなでもないぞ???と。
2)
その違和感はなんなのかを考えながら走行。
ハーマンカードンの音はたしかに良かったが、思考の邪魔になるので、すぐにオフ(笑)
サスペンションもターボの方が合ってる気がする。
なんだろうな、もっさりとよく言われてるけれど、それとは違う。
サスペンションの煮詰め方が甘い気がする。
SHEVの車体構成が初めてというのもあるのか、開発陣の迷いを感じた。
なんだろうな、なんかこう一つにまとまりきれてない感があるんだよなぁ…。
3)
すぐにこれは一番のデメリットだと感じたこと。
しかし、誰も指摘していないのはなぜなんだろう???
それは、エンジンの排気音のこもり音(周波数的な)
昔、ボルボを買ってすぐに手放したのがこれ。
排気音が頭蓋骨の中で共振するというか、そういう低周波的な不快な周波数。
ロードノイズではない。
実際、EV走行になると、このこもり音は消える。
エンジンが掛かるとこもり音発生。
これはエンジン音が聞こえるという類のものではない。
それならターボモデルの方がエンジン音は聞こえる。
そうではなく、頭蓋骨の中に直接共振をしてくる排気音のこもり音(低周波)が問題なのだ。
これは常用回転数のプログラムの問題と思うが、なるべく低回転をと目指してのことだと思うが、これはすぐにでも変えないとダメだと思う。
なんで誰も指摘しないのだろうか。
このこもり音だけで、自分はSHEVはナシだなと確信した。
4)
あと、ブレーキ。
これもターボモデルと全く違うフィール。
回生ブレーキとの関係?
とにかくスポンジ―なフィールで、これはいただけない。
別に効かないわけではないけれど、とにかくスポンジ―で気持ち良くないとしか言いようがない。
とはいえ、日本車特有のONOFFスイッチ的なものも困るのだけれど、どうして日本車はこのブレーキフィーリングを欧州車レベルに引き上げられないのかが分からない。
あえてそうしているような気さえするが、それはどう考えても間違いだと思う。
5)
センターにどんと構えるモニター。
これね、良いですよ別にあっても。
だけど、モニター画面がグレアなのは絶対に間違い。
走っていて、助手席側窓から入ってくる光がモニター画面に反射して、目の角に常に眩しい反射光が入ってるのが、どうしても気に入らない。
落ち着かないし、疲れる。
なんでノングレアにしないのよ?
6)
静粛性はたしかに上がっているけれども、感動するほどではない。
ただ、静粛性自体はたしかに上がっているので、それは認める。
静粛性を担保している要因は2つあると思う。
まず、サイドウィンドウがSKに比べて1mm以上厚くなっているそうだ。
これは純粋にうらやましい。
けれど、遮熱ガラスにしてほしいなと思った。
今まで乗ってきた欧州車はどれも遮熱ガラス?で、赤外線的な暑さを感じなかったが、SKはとにかく赤外線的暑さに、ゲンナリしてる。
SLはせっかく値段も上げて、ガラスの厚みも増したのだったら、もう一歩進んで、遮熱ガラスにしてほしいと思う。
次に車体剛性かと。
実際に乗っていてそこまで感じるかと言ったら、SKだってなかなか剛性があるので、そんな感動するほど剛性感が上がった!なんて感じはしないのだけれど(それを言ったら、BMWの剛性感、なんならポルシェの剛性感の足元に及ばないわけで)、まぁ言われたら剛性感はたしかにアップはしているなとは思う。
そして、たしかにそれが静粛性に貢献しているんだろうなとは思う。
サスペンションもたしかにギャップ乗り越え時のガツンという不快な衝撃はかなり吸収するレベルになっているので、そういった複合的要因で、静粛性はまぁたしかに上がっていて、それによってたしかにちょっとだけ高級感を増してるよな、とは思った。
とまぁこんな感じで試乗を終えて、ちょっとyoutubeでみんなが凄い凄い言うもんだからかなりハードルが上がっていたのもあって、ちょっと拍子抜けしたというか、ガッカリしたというか、そんなところもあるのだけれど、とはいえ、今フォレスターがバカ売れしてるのはとても嬉しいことだなと思ってる。
乗ってみないと分からないものだなと思ったので、ぜひ皆さんも試乗してみてほしい。
おそらくどのスバルも試乗だけであっても快く対応してくれると思う。
そして、この私のレビューは皆さんにとってはどうかも批判的態度でチェックしてみてほしい。
Posted at 2025/07/09 20:35:32 | |
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