
323i Mスポーツエディションは、ニーズに合ってないと、ちょっとどうなのかな?という印象。
やたら乗り心地が堅い。
直進性とかエンジンのパワフルさとかは全く文句がないのだけど、乗り心地が堅いせいで、長距離運転で疲れるし、極軽い一時的なむち打ちになるのか頭痛もする。
タイヤの交換時期が来たら、ランフラットからレグノに絶対に替えようと、一日乗っただけで思った。
(みんからさんには323iグレードが選択肢にないってのはどうよ?ってこと)
【1か月経過してのレビュー】
本日、湘南ー成田間を往復しました。
横横道路ー首都高湾岸線ー東関道が主なルート。
あーこれがBMWのコンセプトか、と改めて感心しました。
高速での快適性、ハンドリングの正確性、それに伴う安全性、そうしたすべてが高次元でバランスさせてドライバーのファントゥドライブに直結してる。
かつて'74 2002tiiをずっと乗っていたのだけれど、その時のずっと忘れていた感覚を思い出した。
あーそうだ、これはベンツとは方向性が明らかに違うんだ、乗っていて楽しい、スポーツドライビングとはこういうものなんだ、と心から思えた。
当初感じていたサスの硬さは「不満な点」に記述した。
サスはたしかに普段使いの用途では硬い印象なのだけれど、人間とは不思議なもので、それも慣れてしまった。
頭の振動というか頸椎への負担は、つまりは、カーブにおいて車体がゆさっと揺れずに路面をピタッと捉えて走ることによる横Gが原因だったのだと思う。いつの間にか頸椎周りの筋肉が鍛えられたのか、それはもう感じない。
また、高速の巡航速度もベンツ(C200ワゴン)とは雲泥の差だということも判明。
巡行90で60くらいの感覚。巡行100で鼻唄まじりの快適走行。120でベンツの90レベル。140でちょいイキって飛ばしてる程度。という感覚。
しかも、抜群の直進性の良さと、曖昧さをかなり排除したハンドリング、そして高速走行をターゲットにしたかのようなサスセッティングが高度にバランスしているので、走行している間の疲労度が全くと言っていいほど無い。ベンツの時は気を張って高速走行しないと、カーブの時など怖くて仕方なかったが、E90は全然怖くない。本当にドライバーの意志通りに走れるのだ。驚くくらいに疲れない。
これは楽しい車だわ・・・なんど呟いたか分からない。
この感覚が分かった今、ベンツに戻りたいという気持ちは一切なくなった。
E90Msportsは最高のスポーツセダンだ。
これは将来的に故障が出ても、お金を掛けて修理して修理して乗り込みたいと思った。それくらいに惚れてしまった。