ATFクーラー取り付け 141,818km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
電動ファン化にしてから、TransCheckランプが2回点灯しました。恐らく原因はATFの温度上昇。
ラジエーターコアの下部には、クーラントで冷却する純正のATFクーラーが付いていますが、クーラントの温度上昇につられてATF温度も上昇したものと思われます。
そもそも2tの車体を引っ張っているので、ATミッションには相当な負担が掛かっており、何らかの対策は必要と考えていました。
これを機にATFクーラーを取り付けます。
写真のジムニーの物を3000円程で中古購入。
コアサイズは縦12cm×横20cm程。
2
取り付けに合わせて、老朽化したホースやホースバンドも交換します。
ATFは交換時に溢れた分だけの補充ですが、2缶買いの方が安いので大人買いしました。秋頃にATF交換します。
以前使ったJDAのエンジンオイルが思いのほか良かったので、同社製のATFを使ってみます。合成油(VHVI)で2缶7000円弱。マルチグレードでDⅢにも対応しています。
3
クーラーコアはフロントのセンターメンバーに直接ネジ留めします。
丁度ナンバープレート奥になるので冷却効果は下がりますが、取り付け場所が他にないので。
4
クーラーコアを車両に取り付け。
上手い具合いに隙間に収まりました。
後はホースを繋げていきます。
19年も経過しているため、ホースバンドやホース自体が固着又は硬化しており、作業の殆どは取り外しに費やしました。最後は力づくでホースを取り外しホント疲れました。
またパイプ径が10mmなのでホース内径も10mmの物を購入しましたが、差し込みが緩い感じがしました。ホースバンドで締め付けても、手でホースを回転できます。ホースは内径9.5mmとかもあったので、そっちを選んだ方が良かったです。
クーラーコアの取り付けに関しては、キャビティテーション(気泡)抜けのため、クーラーコアのホース口は上にした方が良いらしいです。下にすると気泡が上に溜まって抜けなくなるようです。
接続構成は冷却優先で以下としました。
ATミッション
↓
純正ATFクーラー(ラジエーター)
↓
ATFクーラー(★今回取り付け★)
↓
後付けATFフィルター
↓
ATミッション
5
あとホースジョイントについてですが、後付けATFフィルターがタケノコ型ですが、タケノコ型(写真上)より、段付き型(写真下)の方が抜けにくいし漏れにくいと感じました。タケノコ型は取り付け易いが抜け易いです。
この車に関しては、純正のジョイント部は全て段付き型になっています。純正はこういったところも、ちゃんと考えてるんだな。と思った次第です。
6
取り付けの際、ホース差し込み口にはガスケットを塗り込んでからホースバンドで締め付けました。Permatexのガスケットは評判も良く間違いないです。
少し走って、漏れ確認とホースバンドを増し締めして完了。ホースバンドは3個もネジ切りが舐めてしまいました。バンドを締め付ける力加減が難しいです。
走行後のクーラーコアとホースは、手で触れない程熱くなっていたので、効果が期待できます。
これでAT系ラインは一新できました。
暫くは漏れがないかマメにチェックします。
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