「慰安婦問題で日本は謝罪・賠償すべき」 宮崎駿監督のインタビュー記事が物議
新作アニメ映画「風立ちぬ」公開を控えた宮崎駿監督(72)が、「慰安婦問題で日本は謝罪して賠償すべきだ」などとインタビュー記事で発言し、物議を醸している。
この記事は、事務所のスタジオジブリが2013年7月10日から全国の書店で配布した無料の小冊子「熱風」7月号に載せられている。
冊子がほしいと要望が多いため、ジブリが18日にホームページ上でPDFにして緊急配信したところ、ネット上で、大きな話題になった。
7月号は、「憲法改正」特集を組んでおり、宮崎駿監督は「憲法を変えるなどもってのほか」と題した記事で談話を載せている。
そこで、宮崎監督は、日本は戦争中に近隣諸国に酷いことをしており、戦争放棄をうたった憲法第9条などを変えることには反対だと訴えた。そして、「選挙をやれば得票率も投票率も低い、そういう政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほか」と切り捨てた。
さらに、宮崎監督は、韓国や中国を想定しているらしく、慰安婦や領土についても、踏み込んだ発言をした。
「慰安婦の問題も、それぞれの民族の誇りの問題だから、きちんと謝罪してちゃんと賠償すべきです。領土問題は、半分に分けるか、あるいは『両方で管理しましょう』という提案をする。この問題はどんなに揉めても、国際司法裁判所に提訴しても収まるはずがありません」
また、宮崎監督は、「こんな原発だらけの国で戦争なんかできっこない」として、日本は、衣食住などを自ら賄うよう産業構造を変えていくことの方が大事だと主張した。そうすると、人口は3分の1ぐらいが適正で、アニメ産業も今後は成り立たなくなると自虐的な予測をしている。
こうした主張に対し、ネット上では、「私もそう思う」「正直でいいじゃん」などと肯定的に受け止める向きもある。
しかし、宮崎駿監督への異論は多く、「日韓基本条約は無視ですか(*^^*)」「全く現実的じゃない」「左翼系によくみられる思想だな」といった書き込みが相次いでいる。
ネット上で異論も多いことについて、ジブリの広報担当者は、「『熱風』に書かれていることがすべてです」と取材にコメントした。そうしたのは、取材が多くて事務所では対応しきれなくなったため、取材を受けないことになったからだと説明した。
事務所などにどのくらい意見が来ているかも答えられないという。
ただ、今回なぜ「憲法改正」特集にしたのかについては、東京新聞の2013年7月19日付記事にあった通りだとした。記事によると、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さん(64)が、21日投開票の参院選を前に旗色を鮮明にしようと発案した。実際、鈴木さんも、「9条 世界に伝えよう」という談話を寄せている。記事では、ジブリ出版部が「参院選の投票日前に読んでほしい」と呼びかけていた。
鈴木さんは談話で、「風立ちぬ」は戦争に関わる映画ではあるものの、「戦闘シーンは出て来ません」と強調している。これに対し、映画が20日に公開されることから、ネット上では、「熱風」の特集は話題作りではないのかとの憶測も出ていた。
もし、映画に合わせた政治的メッセージなら引かれてしまうことにならないのか。
この点について、ジブリの広報担当者は、「映画とは関係なく特集を組んでおり、結びつくものではありません」と説明した。映画公開が参院選前日であることについては、「数年前から計画しており、参院選に合わせたものではありません。それは、まったくの偶然です」と言っている。
『熱風』2013年7月号特集「憲法改正」
読ませてもらいました。
空襲も、屍にも、もちろん戦争は対岸の火事でしか無い、私の世代では感じ取れない何かがあるのでしょうかね?
自民党の改正素案を改めて見てみました。
国家安全保障基本法案 (概要)
これには、確かに自衛権等の自衛隊の活動強化は確かにうたわれている。
でも、やり過ぎないように十分な足かせもしてある。
第10条 (国際連合憲章に定められた自衛権の行使)
第2条第2項第4号の基本方針に基づき、我が国が自衛権を行使する場合には、以下の事項を遵守しなければならない。
一 我が国、あるいは我が国と密接な関係にある他国に対する、外部からの武力攻撃が発生した事態であること。
二 自衛権行使に当たって採った措置を、直ちに国際連合安全保障理事会に報告すること。
三 この措置は、国際連合安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置が講じられたときに終了すること。
四 一号に定める「我が国と密接な関係にある他国」に対する武力攻撃については、その国に対する攻撃が我が国に対する攻撃とみなしうるに足る関係性があること。
五 一号に定める「我が国と密接な関係にある他国」に対する武力攻撃については、当該被害国から我が国の支援についての要請があること。
六 自衛権行使は、我が国の安全を守るため必要やむを得ない限度とし、かつ当該武力攻撃との均衡を失しないこと。
六番に書かれているとおり、相手の武力以上の攻撃をしないと明記している。
やられたら、同程度やり返す事を明記してるだけですよね。
これで戦争なんか出来るわけが無いです。
あくまでも自衛を目的とした内容以外に解釈しようが無い。
ほかの解釈があるなら、説明してほしいものです。
というか、こんな当たり前の自衛を行使する法律を戦後50年以上たって明記してる事自体異常ではないですか?
友好国の船や航空機が、日本の領海・領空で攻撃されているのに助けに行くことも異常ですか?
アメリカさんだって、いい加減自分の身は自分で守れって言いたくなりますよね。
キリスト見たく、右の頬を打たれたら、左に頬も差し出しなさいと言いたいのだろうか?
個人の美学で語るならそれも有りでしょうが、国単位でそれは無いでしょう。
人間は、1人で出来なくても集団になると出来てしまう動物で、大きくて残虐なものの最たる例が「戦争」。
個人の綺麗ごとなんて簡単に吹き飛ぶ。
もちろん、戦争を防ぐのが「政治」の仕事ですが、自衛権は抑止力で政治が仕事したことにならないでしょうか?
なんでこの内容でかつての大日本帝国日本になってしまうと騒ぐのだろうか?
こういう議論って「死刑」賛否論にも通じますよね。
命は大切と綺麗ごとを言いながら、命を踏みにじった異常者を擁護する人。
自分の身内が被害にあってもいえるのだろうか?
キリストのような聖人にでもなったつもりなのでしょうが、聖書は「命には命をもって償う」と言う項目があるのはご存じないのでしょうかね?
攻撃を仕掛ける異常状態の国に、左の頬を差し出すということは蹂躙されるの当たり前。
特に近隣の国々は、生まれた時から日本を憎むように洗脳している異常な国。
国の体を保つのに「反日」が大きな鍵となっている国相手に、無防備でいるというのは本当に自殺行為以外の何ものでもない。
戦争はいけないことなのは確かですが、力を放棄したら戦争は無くなるって言うのは幻想です。
Posted at 2013/07/21 15:57:27 | |
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