
みんカラで、「車間距離不保持」に警察に止められたってブログを見た。
その中には、警官が車間距離を答えられなくて無知な警官と締めくくってましたが、実際はどうなのかまで調べるのがドライバーの責務と思い調べてみました。
詳しくはこちら「
車間距離不保持」を見てください。
一般道路の車間距離については、時速30~60キロメートルの場合は、速度から15を引いた数値(時速60キロメートルであれば、60-15=45メートル)以上の距離をとるのが適切とされています。
これは、おおむね右図の停止距離と一致していますから、これを安全な車間距離の目安とするのがよいでしょう。
一般道路の路面のレーンマークは、白線が5メートル、白線の間隔が5メートルで、1セット10メートルとなりますから、これを参考に車間距離をチェックしましょう。
まあ、図のような目安になるようです。
時速20kmで9mってほとんどの車が違反していることになりますね(汗
思っていたより厳しいですね。
法定速度50kmのところでも、車一台が入れるか入れないか位の車間で走ってるのが一般的な状況ですからね。
人は、1秒近くかかって「認知・判断・操作」を経て、そこから車が制動し始めるので安全に止まれる距離はこのくらい必要だってことですね。
まあ、相手が同じ方向に進んでいる車ならもう少し短くてもいいのでしょうけど、制動能力は路面や車の性能で変わってしまうので誰でも安全に運転するにはこのくらいになるのでしょうね。
あおり運転による重大事故 ※ウィキより転載
2002年12月7日 兵庫県伊丹市の国道171号において、隣の車線から割り込んだ走行中の車を車間距離2.5m前後で、時速60~70kmで約400mに渡ってあおり、前を低速で走るトラックに気付くのが遅れたため追突。3人を死傷させる事故が発生。あおり運転をした被告人は危険運転致死傷罪に問われ、神戸地裁により懲役4年の判決を言い渡された。
2002年12月15日 大阪府泉大津市の国道26号において、原動機付自転車を二人乗りしていた少年達に対し、被疑者が幅寄せをし少年達が乗ったバイクは路肩の縁石に接触し転倒した。当初、少年二人はヘルメットを被っておらず、無免許運転であり、また、二人とも頭を強く打っており記憶喪失(一人が脳挫傷、一人が脳機能に障害が残る)状態であった。また業務上過失致死傷罪で逮捕された被疑者も事実を否認したため、不起訴処分となったが、家族や世論による署名活動により、2006年に危険運転致傷及び道路交通法(ひき逃げ)違反被疑で再逮捕された。
2005年9月7日 静岡県藤枝市の県道において、前を走る車が割り込んできた事に腹を立てた被告人が時速120~130km(法定速度40kmの道)で前の車を猛追、車間距離は約6mだったとされる。追われた運転手も加速し交差点に進入し、対向車線を右折しようとしていたトラックと衝突、トラックを運転していた女性が死亡するなど3名が死傷する事件が発生。あおり運転をした被告人は危険運転致死傷罪に問われ、静岡地裁により懲役4年6月の判決を言い渡された。
2006年6月30日 大阪府堺市南区の府道において、前を走行中のバイクを約2kmに及び追跡したのちに、時速130kmでバイクに併走し幅寄せなど、あおり運転を行った末、追突。バイクを運転していた少年が死亡する事故が発生。当初被告人は自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕されたが、故意に車をぶつけた事が判明。殺人被疑に切り替え捜査。その後、危険運転致死傷罪に問われ、大阪地裁堺支部により懲役6年の判決を言い渡された。
2007年1月21日 栃木県大田原市の国道4号(片側一車線)において、被告人が前を走行中の車を追い抜こうとした際、驚いた前の運転手が警笛を鳴らした事に腹を立て、後ろから回り込み、時速約100km(法定速度60kmの道)で猛追、パッシングや警笛を鳴らすなどして約2.5kmにわたり、執拗にあおり、路肩のガードレールに衝突させ、2人を死傷させる事故が発生。あおり運転をした被告人は無免許運転であり当初道路交通法違反で逮捕、のちに危険運転致死傷罪で宇都宮地裁に起訴され、懲役9年の判決を言い渡された。
2012年9月11日栃木県矢板市の国道461号において、容疑者が前を走行中の車を執拗に追跡したのち、前の車は女子大学生を引いてしまう。現在も、女子大学生は、意識不明の重体で、煽られた車に乗っていた二人が軽傷を負う事故を起こさせた。栃木県警は、2013年3月7日、現場に残されていた車体の破片により、少年と煽られてひき逃げ事故を起こした少女を逮捕した。少年は、「少し驚かせてやろうと思った」と供述している。二人は、元恋人同士であった。
警官も確かにちゃんとした回答ができない勉強不足を攻められても仕方がありませんが、そこまで警官を目の敵にしなくてもと感じます。
その警官の感覚では危険と判断され、ましてや県外の地理感のない方の後ろを走っている自覚があるのならば、なおさら車間を開けるくらいの心に余裕を持たないといけないということでしょう。
縛りがきつくなるのは、それなりの事例があるからであって、警官に食って掛かっても何の解決にもならない。
このような悲劇を起こさないように、一人一人真摯に注意を受けてゆとりを持って安全運転すればいいだけと思います。
Posted at 2013/08/17 18:12:31 | |
トラックバック(0) | 日記