しまむら店員に土下座させ携帯で撮影 強要容疑で43歳女逮捕
札幌・東署は7日、札幌市の衣料品店で購入した商品が不良品だと訴えて従業員に土下座をさせた上、自宅に来て謝罪するよう約束させたとして、強要の疑いで札幌市の介護職員の女(43)を逮捕した。土下座する様子を携帯電話のカメラで撮影していたという。
東署によると、土下座の画像は短文投稿サイト「ツイッター」に投稿され、インターネット上で話題になっていた。
逮捕容疑は9月3日午後6時ごろ、札幌市東区の衣料量販店「ファッションセンターしまむら苗穂店」で「購入したタオルケットに穴が開いていた。店に来るのに費やした交通費を返せ」などと訴え、パート従業員の女性(32)ら2人に土下座をさせ、自宅に来て謝罪をするとの念書を書かせた疑い。
容疑者は調べに「強要はしていない」と容疑を否認しているという。
苗穂店は不良品だったとして、容疑者にタオルケットの代金980円を返却したが、従業員は容疑者宅を訪れなかったという。土下座を強要された従業員が9月下旬、東署に被害届を出していた。
以前にも、
ブログで取り上げました。
これは、従業員と警察がいい仕事したね。
今回は、商品に不備があったかどうかまでは書いていませんが、返品に来させた代償として「交通費」と「時間」を返せと要求したらしい。
店側の規定で、そういった対応は出来ないこと説明すると、土下座を強要し自宅まで謝罪に来るよう念書を書かせたという。
晴れて「強要罪」で御用となったようだ。
モンペもそうだけど明らかに常識を逸脱した人間には、このくらいの対応していいと思う。
今回の「
強要罪」は、個人が行使できる法律らしい。
(強要)
第223条 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。
2 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とする。
3 前2項の罪の未遂は、罰する。
条文を読むと、何かしらの「脅迫」の事実が必要のようですね。
なかなか、発動させるには条件が厳しいように思う。
警察が親身になって対応してくれなければ、やっぱり難しかったと思う。
改めて、「札幌東署」グッジョブですね。
逆に言うと、学校や企業がこういう対応できないところに問題があると思う。
個々のモラルが崩壊しつつある現状で、「モンスター」から従業員を守ると言う行動は必要でしょう。
そういった姿勢は、組織の評価を上げ、従業員のやる気にもつながると思う。
企業側の判断は、難しいものになるかもしれませんが、波風立てない風土がこういった「モンスター」を冗長しているので、毅然とした対応をしてもらいたいと思う。
衣料品店で商品にクレームをつけ、店員に土下座をさせたとして、札幌東署は7日、札幌市白石区、介護職員、青木万利子容疑者(43)を強要容疑で逮捕した。
容疑は、9月3日午後6時ごろ、札幌市東区本町の「ファッションセンターしまむら苗穂店」で、前日に購入したタオルケットに穴が開いていたとして、店員の女性2人に土下座をさせ、携帯電話で撮影したほか、自宅に謝罪に訪れることを約束する文書を書かせていたとしている。青木容疑者は「強要はしていない」と容疑を否認している。
同署によると、青木容疑者は土下座の写真をツイッターに投稿していた。
氏名や住所、日々の生活感溢れる写真まで、ほぼリアルタイムにネットに流れ、情報が合っていたことを考えると、改めて「鬼女」と呼ばれる方々の情報収集力は侮れない。
恐ろしい。
Posted at 2013/10/08 11:21:50 | |
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