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先日12ヶ月点検を受けたのですが、点検をお願いしたプジョーのサービスポイントでは納車準備中のカクタスが大量にありました。
パッと見ただけで6台あったので、日本で正式に発売される200台のうち3%を目撃したことになります。多いような少ないような。



改めて見ると個性が強いように感じますが、周りがプジョーとシトロエンばかりなので、意外と普通のような気がします。街中で見かけるとまた違った印象になるかもしれませんが。



こちらは整備中のカクタスです。このボディーカラーは良いですね。明るい色ですが、赤や黄色に比べると落ち着いてみえます。
この後ろにもコーティング中でピカピカのカクタスがいました。

どの車にもルームミラーのところに特急の札がかかっていたので、納車準備に大わらわといった感じです。

昨日は車の12ヶ月点検やらクリスマスのための買出しやらで会社を休んで1人ブラブラしてまいました。普段は子供たちがいて1人になることはないので、たまにはこういう時間が持てるとリフレッシュできます。

さて、昨日は色々やること&やりたいことがありましたが、一番の目的は映画「この世界の片隅に」を観ることです。もともと原作者のこうの史代さんは好きな漫画家の1人で気になる映画でした。ネットで見てると評判がすこぶる高く、しかも映画館で観るのが絶対お勧めという話があり、これは是非行かねばという訳で観に行ったのでした。

ネタバレになるので内容については触れませんが、結論から言うと期待以上の素晴らしい映画でした。私がこれまで観た映画の中でダントツの一番です。感動という一言では表せません。ただただ心がゆり動かされ、締め付けられ、涙が止まらなくなります。私は涙もろい方なので尚更です。

悲しくてやりきれない話ですが、「火垂るの墓」ほどの悲壮感はなく、こうの史代さん特有のクスッと笑ってしまうエピソードもあって見終わった後の後味も悪くありません。むしろ希望を感じます。
テレビで流すには厳しい場面もありますが、この映画は是非テレビでも放送して多くの人に見て欲しいです。これほど戦時中の生活についてリアルに感じさせてくれる映画はないのではと思います。

ちなみに、私は冒頭の歌でいきなり泣きそうになってしまいました。オープニングに思いがけず私が好きだった歌が流れだし、その歌詞がまさにこれから始まる話を表していたのです。原作を読んだことがあり、あらすじを知っていたのでイキナリやられました。

戦争を題材にした映画ということもあってか観に来ていたのは年配の方が多かったですが、子供たちがもう少し大きくなったら是非見せたいですね。でも、その時は映画館で観れないのが残念です。
この映画の臨場感は映画館でないと味わえないと思います。空襲の恐怖感、特に音については映画館ならではものがあります。なので、この作品に興味がある方は是非映画館へ足を運んで観ることをお勧めします。