電気自動車で巡る上五島<夏編>(その15)
投稿日 : 2010年08月14日
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9時40分発の
最後のフェリーに乗るべく
レンタカーを返却しようと
レンタカー会社へ電話
状況を話して
今から返却したいと告げると
「いいけど、料金は予約した時間分になるよ」
ってことだった
仕方がないなぁって思ったけど
一般的にはどうなんだろう?
「佐世保からの便も欠航かねぇ」
なんて言ってたから
これからキャンセルされる分を見越して
しっかり取られたって気がしないでもないが
フェリーターミナルまで来てくれるってことで
ターミナル前の駐車場で引渡し
2日分の料金¥14700を支払った
ターミナルの中へ入ると
丁度9時40分発のフェリーの
乗船受付を開始したところで
窓口に20人ほどの列が有る
クルマを乗せたい人は
乗れるかどうか心配している風だけど
人だけ乗る分には問題無い
9時40分のフェリーを運航する会社は
有川⇔佐世保の運賃¥1800と
最も安い運賃
台風接近前最後の運行便が
最も運賃の安い会社ってのが
企業努力と安全基準の
バランスを如実に表している
ってことがなければいいんだけど
2
9時40分発予定のフェリーが
港に姿を見せたのは9時30分頃
乗船後すぐに
カーペット敷きの客室は満杯
というか
地元の人は例によって
さっさと横になって寝に入ってしまって
混んでいるから詰めようなんて意識は
さらさらなくて
よそ者の観光客が足を踏み込む
余地は無い
まぁ
夏場であれば
外の甲板で風に吹かれながら
島々の風景を見ていれば良いし
この日も台風接近中とはいえ
雨は殆ど降っていなかったから
冷房が効きすぎた船室よりも
甲板の方が気持ち良い感じだった
3
出港してしばらくすると
船が大きく揺れ出す
白波は立っていないけど
うねりが有る
水平線がこれくらい傾く
4
この方が分かりやすいか?
おそらくフェリーの欠航基準は
船そのものの安全基準というよりは
積荷のクルマが荷くずれしないかどうか
ってことなんじゃないかな
船的にはまだまだ全然大丈夫って
感じだけど車両の固定は
結構厳しそうな感じ
従って
甲板にいても殆ど不安感は無いんだけど
この傾きが右にばかり傾くってのが
ちょっと不安
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既に欠航を決めて
佐世保の湾内に停泊中の
五島航路のフェリー
6
こちらは海上自衛隊の
イージス艦
7
こちらは
五島へ向う時に撮影したもの
おそらくアメリカ海軍の
小型空母だと思うんだけど
艦番号2番って何だろう??
背景に見える3本の塔は
第二次大戦の遺産
「針尾の無線塔」
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こちらは自衛艦
日章旗の整列
ということで
無事に佐世保港へ帰還
この後
台風の接近により
五島航路は丸2日欠航が続いた
今回は
美しい海を今ひとつ味わえなかったけれど
最初から最後まで
プチ冒険気分が味わえて
面白い旅でした
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