
6月19日(金)晴れ。
5:30分起床。お隣さんは5:00頃には、もう起きていたようだ。俺が朝食の札幌みそラーメンの湯を沸かしている間に彼は出発の準備を終わらせていた。朝は寒い。冷える。彼は「また縁があったら会いましょう」てなことを言って去って行った。がんばってください!旅人よ!自転車の人は昨日の夕方、メシを食ってから早々にして去って行った。とにかくパンとカップの札幌みそラーメンをいただいた。用を足してから見回すと、自転車とテントが張ってあった。7:30分、R220~R224、桜島へ向けて出発。有村溶岩展望所にてトイレ休息。ここのおみやげ屋で鹿児島県大全集(絵葉書)と旗と通行手形、合わせて1400円買った。こう書いている間パラパラと、火山灰が降っていた。写真を撮ってFZRの方へ戻ってみると、灰をかぶっていた。山頂からは黒煙が噴出して空にのぼってゆく。烏島埋没跡の展望所で来た道の周りの景色を1枚撮った。俺が来たときは誰もいなく、駐車場にはクレンザーのような灰色の火山灰が2cm位積もっていた。一周してみたが、けっこうキツかった。
道が広くなったり狭くなったり。鹿児島湾に面した海岸沿い(シーサイドライン)は、降っていないし積もってもいなかった。北側に行くにつれ、降ってきて道路にたまっていた。しかしそれもほんの少しなので大したことはないが、シールドを閉じていないと目や口に入るので結構火山灰を味わった。口の中でじゃりじゃりする。それとシールドの表面に積もったりもする。これから霧島のえびの高原を目指す。えびの高原に行く途中、ちょっと休息してたらすごい音がするので、何事かと思って見れば温泉の湧き出し口だった。ここで2枚撮る。その温水は道路脇の側溝に流れて、下の温泉郷へと下る。12:00頃、えびの高原レストセンターに寄り、実用ランプと通行手形と絵葉書、1650円を買う。えびの高原、日本最初の国立公園、標高1240mと書いてあった。硫黄の煙があちらこちらで吹き出していた。えびの高原で親切な工務店の人に会った。名刺をいただいた。写真も撮ってもらった。ありがとう!ここでチャルメラをいただいた。ちょうど固形燃料の1個が切れた。工務店の人たちは、旅行途中でこれから帰るところだという。彼らは唐津に住んでいるらしい。親切に硫黄で飯盒の中のチャルメラごと暖めてくれた。そのうちバンに乗って去って行った。これから鹿児島へ働き口(ハローワーク)を探しに行く。しかしこれからはちょっとキツいので3:45分頃、テントを張った。県道沿いの駐車場で、電話BOXがある。それにしても・・・暑い!ハローワークに電話してみると土日はお休みで月曜8:30分からだそうだ。今日は5:30分まで。テントを張ってしまったので今からではとても間に合いそうもない。よって、土日は池田湖と開聞岳を見聞に行くことにした。今は加治木ふか場前の駐車場にいる。ここにテントを張ったので、今夜はここで一泊しようかと思う。まだ明るいうちに色々と整理した。夕飯はご飯を2合弱炊いて、それにゴマをかけ、水前寺のりを混ぜた。おかずは長友さん夫婦からもらった赤貝炭火焼(缶詰)をいただいた。みそ汁は最後のあさげ1袋とわかめスープを混ぜていただいた。しかしこうして、まだ無事に旅を続けられるのは、本当にありがたいことだ。生きている!その目で耳で肌で体全体で人情、風景、自然、青空と緑の自然の中を生きているんだなぁと、つくづく感じる。これからの旅も楽しみだ。8時頃、えびの高原で買った実用ランプにジッポーライター用のベンジンを入れて、アメリカ軍用メスパンキット(フライパン)の中にたて、火を灯してその明かりで豊後高田でお世話になった、水江、栗本、両兄弟に葉書(佐多岬と桜島のおみやげ屋で買ったもの)を各1通書いた。ここはトイレも電話も近くにあり、大変便利だがすぐ前の県道55号が国道10号に近いので、大型車が通り、結構騒がしい。しかし、今の時間帯はほとんど通らず、意外に静かだ。まぁ、たまに通ってゆくが・・・。
Posted at 2024/09/14 02:20:47 | |
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