8月24日(土)、みんからのこぴすけさん主催の山形・寒河江オフに行きました。
場所は、道の駅寒河江チェリーランドです。
山形への旅行はリーフで何回か行きましたが、夏になってからの高速走行の感覚が漠然としかしていなかったので、
山登りにも等しい山形道の勾配を視野に入れてデータ化(と、詳しくまでとはいきませんが)してみたいと思いました。
当日、朝9時に、早朝勤務を終え、相馬市の自宅をスタートします。
●自宅満充電・D航続163㌔ 温度6セグメント エアコンON 23℃ 外気温・32度(相馬市での測定)
まず、東北自動車道・宮城県の村田ICを目指します。
ここまでの道のりは、緩やかですが山に囲まれた宮城県伊具郡丸森町を経て、柴田郡大河原町に出ます。
そこから北に走り、村田ICまでおよそ45km。
村田IC通過時は、D残航行136㌔でした(写真撮り忘れました)
この区間で実質、下道走行の間に、18㎞ぶん稼いだことになります。
気温にもよりますが、猛暑だったのでエアコンをフルに使っていたにもかかわらず、山道を経ても航続距離を伸ばしていたことに驚きです。
このようにリーフは、一定速走行の一般道向けということがうかがえます。
村田ICより、東北自動車道にのぼり、すぐに村田JCTを経て山形道へ入っていきます。
残距離数がよほど残っているので、ずいぶん安心して走行していきましたが、ふと見ると航続がみるみるうちに減っていきます。
山形道は、自動車道ですからもちろん道幅もあるし景色も雄大なので、とても心地よく走れてしまいますが、
気づかないうちにゆるやかな勾配になっていて、いつのまにか車は坂道をのぼっています。
山間を縫っていますがやはり、山登りと同じです。ただ、走る環境が快適なだけでリーフはずいぶん頑張っていたようです。
途中、ここの一般道には、笹谷峠がある国道286号があり、宮城・山形の人間ならだれもが知るであろう、恐ろしい山道が存在します。
冬場は通行止めになるようですが現在はどうかはわかりません。というのも、地図で見るとすごくグニャグニャしていて、過去初心者マークのときにここを通ったことがありますが、二度と峠はとおらない、と決めてからはずっと、
山形に向かうたびにこの峠越えのみ、高速に乗ったりしていたほどです。
ここは、山形道上ではずっとトンネルになっています。このトンネルの中で、宮城と山形の境を迎えます。
県境をトンネルで迎えるのも、なかなかオツなので、私はこのトンネルが古く、長いですが大好きです。
このトンネル内で、リーフは、残航行36kmという数字まで落ちます。おそらくここが、山形道ののぼりのてっぺんかなと思います。
なぜかというと、このトンネルを抜けるあたりから、大規模な起死回生走行が始まるからです。
長い下り坂をゆっくりと、時にはecoモードで切り替えながら、感覚で一番回生力のある手ごたえを探しながら一気に坂を下ります。
肌にも感じるような車の傾斜を、増えてゆく距離数とともにワクワクして感じているうちに、山形道からはひらけた市内の街並みが見えてきます。
だいぶ回生し、75㌔まで増えていました。なんとか40㌔も取り戻しましたので、時間も押しており、当初予定の市内での充電はせずに直接向かうことにしました。
寒河江ICまでは走行が続きましたので、そこから20㌔ぐらい走行のために使いました。
寒河江ICを降りてからは、すぐにチェリーランドに着きました。とても大きくて、道の駅というよりもテーマパークのように感じました。
チェリーランドだから、さくらんぼのテーマパークってとこかな。
●目的地到着 11時30分 残距離40㌔でした。
ここではさまざまなソフトクリームがあり、行く前に知人から勧められていましたが、とても暑くて(おしゃべりしていて気温を確認していなかったのですが)ばにらたんのおちょぼぐちでは(苦笑)アイスクリームが溶ける速度に食べる速度が追いつきそうになかったので、残念でしたが食べませんでした。
広さんのさくらんぼアイスが、とってもおいしそうでした・・・。涼しくなったら、もう一度ゆっくり行きたい。
店先のおうどんは食べました。店員さんが簡単そうに作っていた割には、とてもおいしいうどんでした。うまいの早いの、安いの~って、キン肉マンの歌みたい(知ってる人いるのか?)
チェリーランドの急速充電は、有料制のようでしたが、強制的にお金を入れないと動かないとか、そういうものではなかったみたいです。
納金箱があり、そこに自主的にお金を入れてから利用する、のようです。
有料充電器も増えつつありますが、自動販売機みたいにお金を感知するシステムを普及するにも、最初から有料じゃなかったりすると簡単にいかなかったりするのでしょうね。
利用者の理解も、必要になってきますから…。別段カメラや監視員がいるわけでもありませんから、しかしはたして、正しくお金を入れてから利用する人がどれだけいるのかです。いずれはこういった場所でも
登録や係員の管理下になるなど、もっとEVさんが増えれば、ある程度の態勢が敷かれるかもしれません。
そこで、なんだかんだで4時間は過ぎました。
夕方になり日が少し穏やかになって、広い道の駅の裏の河川敷でみんなとの写真を撮りました。
とても立派でさわやかな川でしたが、あれは寒河江川だったのですね。下の子がはりきって遊んで、ズボン濡らしちゃってノーパンで帰りました(笑)
ばにら家族はそこでお別れしました。
芋煮会のお手伝いもできず、大した情報ももたらせず、申し訳ありませんでした。
山形道へ向かう途中、「日産プリンス山形寒河江店」に寄り、80%急速充電しました。
土曜日だったので店頭イベントをしていたようで、子供たちにもとっても親切にしてくださいました。
女子トイレがとっても立派で、驚きました。
女子トイレを見る機会のないであろう男性諸君に、どこが良かったか知ってほしくて写真を撮ってみました。
洗面台に、女性へのこまやかなアメニティがずらり。
ハンドクリームや油取り紙や、コットン・・・紙コップは、何のためだろう?水を飲む?歯磨き?
そんなかんじで、シティホテルの洗面台みたい。
しかし暑い…。本当に暑い。なのにばにらは、なぜか梅昆布茶を注文してしまった。
暑いのに、お茶、しかも梅。飲み終わった後、すぐにまた、のどが渇いた…。
充電が終わり、外に出た時に、店先のイベントテントのなかで、ビニールプールに浮いた水ヨーヨーや缶ジュースを見てつばをゴクリ。
「すみません・・・帰りの車でのどが渇いた時のために、そのジュース、下さい…」
と。おねだりしてしまったのだ。(そのときのばにら・進撃の巨人のサシャ・ブラウスを知っている人は、そのキャラが乗り移ったと思ってくれればいいぐらいのハングリー精神だった)
快く、イケメンで背の高いスタッフさんが、笑顔でどうぞ、とぬるいプールからサイダーを・・・冷えてなかったけど、神様!?だった。
●日産プリンス山形寒河江店 80%充電 航続136㌔ 外気温はめっちゃ高い。(写真を撮り忘れたほどばにらの精神は暑さに負けていた)
いよいよ本格的に帰途に就く。
寒河江ICから山形道に入り、先ほど下ってきた道を今度は登っていきます。
例の、登頂笹谷峠トンネル内で、航続55㌔まで減ったところで、例のごとく下りにどんどん回生しました。
のぼりとくだり、若干なり勾配条件がちがうのかしら。
村田ICに着いた時には、残距離数63㌔でした。
往路の山形道では、村田IC→寒河江IC間60㎞区間を、回生を含め90㌔ぶん使って走行しました。高速と山道、空調利用によるおよそ30㌔のロスです。
復路の山形道では、寒河江IC→村田IC間60㎞区間を、回生を含め70㌔ぶんしか使いません。ロス分は10㌔です。
ここで条件の違いですが、往路の速度は95~100㌔速度、復路の速度は90㌔~95㌔です。
行きと帰りのロスの差があるのは、
5㌔強差の速度(クルコン使用なので数値は平均的)
地形形状(寒河江と村田の高低差)
気温(夕方には日も弱くなった)など、様々な要因が伴うとは思います。
・・・ばにらの割には久々に頭を使ったような気がしますが、リーフのように「見える電費」だとこういった計算や推測もまた、面白いと思います。
もともとばにらは「妄想族」らしいので、さまざまな条件や仮説をたてることが、大好きだからかもしれません。
(いつもその癖が災いして、暴走し巨人化して、夫に怒られたりしますが)
帰りに、宮城県柴田郡の「ザ・ビッグ柴田店」でばにら家一週間分の食料を買い込み、そのまま自宅に帰りました。
山形寒河江オフ会参加者の皆様、大変お世話になりました。
ここまで読んで下さったみなさま、ありがとうございます。