
「夏休みは輪島に行きたい!」と妻の囁きがきっかけとなり、新婚(20数年前)の頃FFジェミニで金沢に行って以来の北陸へのロングドライブに行ってきました。
今回は3月に購入した、スズキラパンと3泊4日を共に過ごし、1,200kmの旅でした♪
最新の軽自動車は快適でした・・特にオートライトの機能はいいなあーと思いました。トンネルでの安全確保と、消し忘れ・バッテリーあがりの心配が無縁というのは、忘れがちな?年頃に差し掛かった私たち年代にとっては有難く感じました。
気になるガソリン消費量は、20km/Lくらいでした。メータ内で運転を採点されるのですが、一般道では80~90点、高速道では66点でした(涙) ←妻は通勤では98点とかです!
反面・・高速道登り坂での追い越しでは、十分な車間距離の空きを確認した上で右側追い越しレーンに入るのですが、NAなのでどうしても加速が思い通りにならず、何台かの普通車に煽られてしまい、迷惑をかけてしまいました・・ときどき遅いクルマがいらっしゃるので、その時は仕方なくなのですがね(^^ゞ
何はともあれ・・660ccの車体は、安全に快適に我々を運んでくれました・・感謝です。
では、旅路の想い出を・・(^_^
台風11号が気になりながらも、8月10日に埼玉を出発。
関越道は前のクルマしか見えないくらい、激しい雨が・・でも上信越道を走っていると雨はだんだん小振りに。長野県に入り小布施の手前で高速道を降り、白馬経由で新潟県糸魚川に向かいました。
途中、道の駅"小谷(おたり)"で遅い昼食を・・信州なのでお蕎麦でも食べようかと・・
日本酒3種飲み比べがあったので思わずチョイス(^^ゞ原酒が美味しかったなぁ・・ここからは妻に運転をお願いしました。
糸魚川ICから宿泊先である富山駅近くのホテルを目指しますが、時折小雨の降る北陸道は左手に山々が見え、右手には海が見え、久しぶりに日本海側に来たなぁーという実感と喜びを感じました♪
翌11日は台風11号の影響もあり、富山市内は曇りでした。
国道8号経由で能越自動車道を氷見ICでおり、タイトル画像にある"石川県"の看板を見た時は「よく軽自動車でここまで来たなぁー」と思いました(^_^)v
その後は"のと里山海道"を北上し、輪島を目指します・・
途中晴れ間が見えたり、強い風と雨を受けたりしながら、無料化された道を走りました。途中SAの展望台から見た能登島や富山湾は綺麗でした。遠くの立山連峰は残念ながら雨雲で見れませんでしたが、気持ちよい風を体で感じている瞬間は最高な気分でした。
能登空港ICから輪島は結構近くて、道の駅輪島にラパンを停めて、海辺まで妻と散歩を楽しみました。足湯で地元の方の裏話を聞いたり、漆器屋さんでイロハを教わったり・・私は大満足なヒトトキを過ごすことが出来ました。
そのまま埠頭まで歩き、気付いたら晴れ渡っている日本海の景色に大満足な一日となりました♪
翌12日は、世界遺産である岐阜県"白川郷"に向かいました。
富山市内から北陸&東海北陸道で1時間半の場所に、合掌作りの家々が佇んでいました。
近くの川は茶色な濁流となり・・富山方面に帰る道に・・と思っていた下道は通行止めになっていました。
少し傘を開きましたが、薄日が差す中を、トキが止まったような空間を妻と散策し、何とも言えない気持ちを味わえました。
散策中、前面に大きなガラス窓のあるCafeを見つけたので・・珈琲を飲みながら、席にあるノートに景色を描き、非日常の世界をゆるーく体験してきました♪
お昼前には駐車場待ちのお客さんを横目に、宿のある長野県"戸隠"に向かいました。
戸隠(とがくし)の地名は、山とスキーが大好きだった職場の同僚から聞いていましたが、緑が深くて空気が綺麗なところでした。
宿泊先のペンションでの夜のお茶会で、戸隠神社のことを知りました。もうじき49になりますが、まだまだ世の中広いなぁーと実感しました。というか、世間知らずな自分に反省ですね(^^ゞ
翌13日朝のラパンは、白い水蒸気を発していました。
気付きませんでしたが写真に虹?が写っています・・(^_^)
戸隠はすごく涼しくて、久しぶりにエアコンなしで眠ることが出来ました。
ペンションを8amに出発し戸隠神社奥社に向かいました・・参道は半里(約2km)、中ほどに茅葦の赤い随神門があり、その先の杉の巨木は圧巻でした。
坂道を登ってお参りし、40分掛けてゆっくりと歩き降りてきました。
「パワースポットと称されるこの地は、生き続けることの大切さを自然が教えてくれているんだね」と妻が話していました。私もそう感じました・・
参道入口のお蕎麦屋さん、帰りにちょっと早いお昼として頂きましたが、"ぼっち"単位でお蕎麦をザルにのせて提供してくれます。新潟で食べた"へぎ蕎麦"を想い出しました。味と舌心地は皆さんご自身で味わってみてください・・(^_^
参道脇の清水に、普段見かけない綺麗な花が咲いていました。
長期休みをいかして普段いけない場所を訪ね、日本の伝統や文化を肌で感じる事が出来、味わい深い夏(暦の上では立秋を過ぎましたが)を過ごすことが出来ました。
現地で声を掛けて頂いた方々に感謝です。人は支え合っているなぁーって感じた旅でした♪
P.S.
えーっと、「輪島に行きたい!」と言っていた妻が、実は漆器に興味が無かった!・・と、現地で知らされたのは、ここだけの秘密です。