EG掛から無いとの事で一度見た車。
あまりに乗らずガソリンが腐ってしまったのが原因だった。
幸、残量が少なかったので希釈して掛かるようになったので様子を見ることに。
それから1ヶ月やはり乗らないので手放すとのこと。
オーナーが変わる前にメンテナンス。
タンクは無事なので配管とインジェクターは清掃、ポンプとセンダゲージは交換する事にした。
古いガソリンは廃油と違い処分が大変なので使いきってしまおうとEG掛けアイドリングで一日放置。
この判断が面倒を起こすとはこの時は露知れず。
翌日まだ少し残っているようなので掛けておこうとキーを回すとカキンッと金属音。
何?スターターがいったかなと思い助手席のイスを外した状態でもう一度。
カキンッ❗
スターターとは関係無いEG内部の様子・・・最悪です。
タイミングベルトの駒が飛んだのか切れたのか、それともカムが折れた?
おっかなびっくりクランクを手でゆっくり回すが異音や引っ掛かりなど無い。
取り敢えずタイミングカバーを外して点検するも異常なし。
ロッカーカバー外してクランクを手で回すと面白いことに。
1、2番のインテークバルブが一本づつ押された後戻ってこないと言うかスローモーションの様に非常にゆっくり戻ってくる(笑)
何らかの原因でバルブの動きが悪いためスターターで回すと戻りきってないバルブを突いてしまう様。
仕方ないのでヘッドをばらして確認。
バルブに接着剤の様なネバネバした変質したガソリンが大量に付着。
ステムもガイドもネバネバ・・・原因は古いガソリンをアイドリングでちょっとずつ燃やしたためかな。
横着しないで古いガソリンは素直に捨てましょう(笑)
一通り清掃、バルブの曲がりも無かったのでシートと軽く擦り合わせ程度で済んだ。
Posted at 2018/06/14 00:45:32 | |
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